
【PMBOK®ガイド入門】第27回:要求事項収集プロセス
【PMBOKⓇガイド入門】では、グローバルナレッジの講師が「PMP® BOOT CAMP(弊社のPMP®試験対策講座)」の中でお話ししている内容を、少しずつご紹介してまいります。
PMP®試験対策、PMBOK®ガイドに関する知識の修得、プロジェクトの現場でご活用頂けますと幸いです。
要求事項収集プロセス
前回のコラムで「スコープ・マネジメント計画プロセス」の内容をお伝えしました。このプロセスで、「どのように要求事項を収集するのか?」を明確にしているはずですので、それに従って要求事項を収集するのが、今回ご紹介する「要求事項収集プロセス」です。
【PMBOK®ガイド入門】第26回:スコープ・マネジメント計画プロセスはこちら
要求事項を収集する方法
要求事項を収集する方法はいくつもあります。一般的な方法としては「インタビューをする」「アンケートを取る」といったものが挙げられます。
収集した情整を理する方法
そうして収集した情報は、いつでも取り出したり、参照したりすることができるよう、整理しておく必要があります。整理するやり方の一つとして、このプロセスのアウトプットの一つである「要求事項トレーサビリティ・マトリックス」があります。トレーサビリティとは、トレースとアビリティが合わさった単語なので、言うなれば「要求事項を追跡することができるようにするための表」ということになります。
もう少し具体的に言うと、要求事項の起点から、要求事項を満たす成果物に至るまでを結び付ける表のことです。たとえば、WEBのショッピングサイトを構築するプロジェクトで、「24時間365日オープンとする」という要求事項があったとします。それが設計書やインフラ設備にそれがきちんと反映されているかを、要求事項トレーサビリティ・マトリックスを使って確認する、という使い方をします。
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