【PMP®試験問題に挑戦!】問題102:プロジェクト憲章
【PMP®試験問題に挑戦!】はPMBOK®Guide第5版、2013年1月1日に出版された試験内容に対応しています。 |
【PMP®試験問題に挑戦!】では、[ASP]PMP(R)試験対策問題集から毎回1問をご紹介します。
問題
プロジェクト憲章に記述すべき内容として、正しいものを1つ選びなさい。
A. プロジェクトの目的、スケジュールと実績、品質評価基準と品質評価結果
B. 任命されたプロジェクト・マネジャーの名前、そのプロジェクトに稼働実績を残した全メンバーの名前
C. プロジェクトの目的、要約マイルストーン・スケジュール、ハイレベルのリスク、要約予算
D. プロジェクトの目的、特定した全ステークホルダーの一覧
正解
C. プロジェクトの目的、要約マイルストーン・スケジュール、ハイレベルのリスク、要約予算
解説
プロジェクト憲章は、プロジェクトのビジネス・ニーズや顧客のニーズについてのプロジェクトないしフェーズ立上げ時における理解等を文書化したものです。プロジェクトの実行に伴って生成される情報は記載されません。
また、ステークホルダーの一覧は、ステークホルダー登録簿と呼ばれる文書にまとめます。
プロジェクト憲章には、一般的には次のような内容が含まれます。
- プロジェクトの目的や妥当性
- 測定可能なプロジェクト目標や関連する成功基準
- ハイレベルの要求事項
- ハイレベルのプロジェクト記述
- ハイレベルのリスク、要約マイルストーン・スケジュール
- 要約予算、プロジェクトの承認要件
- 任命されたプロジェクト・マネジャーやその責任、権限のレベル
- スポンサーやその他のプロジェクト憲章を認可する人の名前や地位
< PMBOK®Guide第5版 4.1.3.1参照>
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中村 正明(なかむら まさあき)
トレノケート株式会社 / ラーニングサービス本部