catch-img

【PMBOK®ガイド入門】第26回:スコープ・マネジメント計画プロセス

【PMBOKⓇガイド入門】では、グローバルナレッジの講師が「PMP® BOOT CAMP(弊社のPMP®試験対策講座)」の中でお話ししている内容を、少しずつご紹介してまいります。


PMP®試験対策、PMBOK®ガイドに関する知識の修得、プロジェクトの現場でご活用頂けますと幸いです。

 

スコープ・マネジメント計画プロセス

今回から、計画プロセス群 x プロジェクト・スコープ・マネジメント知識エリアの説明に入ります。ここには、4つのプロセスがあります。最初は「スコープ・マネジメント計画プロセス」になります。

 

プロセスをどのように進めていくのかを明確にする

このプロセスでは「スコープをどのように定義し、どのように確認し、どのように管理するか」を明確にします。もう少し具体的に申しますと、「プロジェクト・スコープ・マネジメント知識エリアにおける、それ以降のプロセスをどのように進めていくのか」を明確にします。


このプロセスの後に、「要求事項収集プロセス」「スコープ定義プロセス」「WBS作成プロセス」という3つのプロセスが続きます。これらをどう進めていくかを、この段階で決めておくわけです。

 

  • どのようにして要求事項を収集するのか?
  • インタビューするのか?アンケートを取るのか?
  • スコープをどのように定義するのか?
  •  関係者全員が同じ成果物イメージを描けるようになるために、どのような進め方が有効なのか?
  • WBSはどのように作成するのが良いのか?
  • 過去に作ったWBSを参考に作れば良いのか?
  • あるいは1から作る必要があるのか?



さらには、

  • 成果物の受け入れをどのように進めるか?(スコープ妥当性確認プロセス)
  • スコープが際限なく広がってしまうのをどのように防ぐか?(スコープ・コントロール・プロセス)

といった点まで明確にしておきます。



これらを計画の初期段階で明確にしておくことが、後々プロジェクトをスムーズに進めていくための一助になります。

 

 

 

 

Top image Designed by Freepik

 

横山 昇(よこやま のぼる)

トレノケート株式会社 講師。PMI®認定PMP® (Project Management Professional)。大手物流企業の社内SEを皮切りに、大手SIer、ITベンチャー企業数社を経て、現職に至る。 現在は、若手向けのプロジェクト入門コースから、プロジェクトマネジメントの基礎コース、応用コースまで対応。 「楽しくなければ、身につくはずのものも身につかない」をモットーに、日々明るく楽しい研修になるよう心掛けている。 趣味は旅行。「きれいな景色と温泉とトレッキングとローカル線」を求める渋い旅が好き。

無料ダウンロード

オススメコンテンツ

オススメ記事

プロジェクトマネジメント PMP AWS ビジネススキル 田中淳子 Microsoft PMBOKⓇ IT資格 人材育成 山下光洋 AMA Azure コミュニケーション 人材開発用語集 PMBOK®ガイド入門 クラウド ITスキル 人材育成応援ラジオ 新入社員 横山哲也 DX re:Invent セキュリティ PMP試験問題に挑戦 AI(人工知能) Cisco PMBOKⓇガイド 第6版 試験体験記 イベント・セミナー PMBOK®ガイド第6版の変更点 人材開発 CCIE CCNA AI人材 DX人材育成 テレワーク ネットワーク リモートワーク 生成AI 研修 GCP PMP(R)試験問題 第6版対応 PMP合格体験記 Windows Server リーダーシップ AWS_Q&A Active Directory IT人材 IT資格解説 アセスメント キャリア デジタルビジネス ヒューマンスキル 人気コースランキング 大喜利 部下の育成 PMの心得 グローバル人材 新入社員研修といえば IoT OJT reinvent2022 リスキリング CCNP Security Windows PowerShell クリエイティビティ プログラミング 人材トレンド Google Cloud PMP試験対策一問一答 コーチング プロジェクト プロトタイプビルダー 試験対策問題 1on1 AWS_DiscoveryDay AWSトレーニングイベント GCP無料セミナー Google Cloud Platform G検定 ITインフラ oVice voicy アワード クリティカルシンキング サンプル問題 ステークホルダー ダイバーシティ ディープラーニング ワーケーション 自律 試験Tips Linux PMI Power Platform Python Teams Web会議 cybozudays