
【PMP®試験問題に挑戦!】問題100:パラメトリック見積り
【PMP®試験問題に挑戦!】では、[ASP]PMP(R)試験対策問題集から毎回1問をご紹介します。
問題
パラメトリック見積りの例として、正しいものを1つ選びなさい。
A. 新薬開発プロジェクトで、所要期間の楽観値、最可能値、悲観値を見積った上で算出する
B. 建設プロジェクトにおける設計作業で、設計作業を要素分解し、分解した作業単位に見積り、積算する
C. ケーブル敷設で、過去の類似事例から今回の所要期間を見積もる
D. ペンキ塗り作業で、ペンキ塗りする総面積に1平方メートルあたりの作業単価を掛けることでコストを見積もる
正解
D. ペンキ塗り作業で、ペンキ塗りする総面積に1平方メートルあたりの作業単価を掛けることでコストを見積もる
解説
パラメトリック見積りとは、過去のデータと変数との間の統計的関係を用いて行う見積り技法のことです。
なお、その他の選択肢の見積もり技法はそれぞれ次の通りです。
A - 3点見積り
B - ボトムアップ見積り
C - 類推見積り
< PMBOK®Guide第5版 6.5.2.3参照>
見積りを適正に実施し、コントロールをきっちり実施すれば、プロジェクトは見積り通りに完了します。しかし、進捗管理・コスト管理にも様々な落し穴が潜んでいます。
「【現場体験型】進捗会議のツボ(PMC0119G)」では、落し穴に陥らないために何をすればいいのかを学びます。
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