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PowerAppsで何ができるの?5つの特徴と必要知識


はじめまして! この春からトレノケートにJoinした Office 365 おじさん こと、目代昌幸(もくだい まさゆき)です。
Office 365 周辺のコースを担当しています。よろしくお願いします。


そして、このたび私のやりたかった新コース「PowerAppsで実践する業務アプリのローコード開発ハンズオン」を立ち上げました。
トレノケート Advent Calendar 2018 の 6日目を担当を兼ねて、PowerAppsの説明とコースの紹介をさせていただきます。


目次[非表示]

  1. 1.PowerAppsとは
  2. 2.PowerAppsの特徴5つ
    1. 2.1.1.開発環境はWebブラウザで完結(MacでもOK!)
    2. 2.2.2.アプリケーション利用時のユーザー認証はOffice 365 にお任せ
    3. 2.3.3.データは色々選択可能
    4. 2.4.4.各種データベースと接続でき、既存のレポーティングシステムを利用可能
    5. 2.5.5.基本的にはAccess のフォームを作るように、Excel の関数を扱うようにアプリを作成
  3. 3.本当に簡単なの?必要な前提知識やスキル
  4. 4.自分たちでアプリを作れる
  5. 5.PowerApps で何を作るべきか?
  6. 6.コースの紹介~1日でPowerAppsアプリの概要を学ぶ~
  7. 7.おわりに

PowerAppsとは


PowerApps は Office 365 や Microsoft 365 を契約することで利用可能(単体契約も、もちろん可能)な、Webアプリ作成プラットフォームサービスです。

マイクロソフトのメッセージを引用すると「PowerApps は、カスタム ソフトウェア開発に時間やコストをかけることなく、データに接続し、Web とモバイル全体で動作するカスタム ビジネス アプリを構築および使用するためのサービスです。」となります。

マイクロソフトは「Power Platform」というキーワードで業務アプリケーション開発のプラットフォームを提供しています。このひとつが PowerApps です。


PowerAppsの特徴5つ


1.開発環境はWebブラウザで完結(MacでもOK!)

最新のブラウザであれば、EdgeじゃなくてもChromeでもFirefox でも問題ありません。

2.アプリケーション利用時のユーザー認証はOffice 365 にお任せ

シングルサインオン(SSO)の構築は不要

3.データは色々選択可能

OneDriveに置いたExcelやCSVファイル、SharePointリスト、AzureのDBはもちろん、DB2 や Oracle などの3rdパーティ製データとも接続可能

4.各種データベースと接続でき、既存のレポーティングシステムを利用可能

個人的おススメはPowerBIです!

5.基本的にはAccess のフォームを作るように、Excel の関数を扱うようにアプリを作成

なので、プログラミング言語を新たに習得するよりは学習コストがかかりません。

開発環境はWebブラウザで完結ですし、高度なプログラミング知識も不要です。

Office 365、Microsoft 365 を契約している組織であればすぐに始められます。

お試しをしてみるには、無料で利用できる コミュニティプランをお勧めします。

コミュニティプラン

マイクロソフト社のページにジャンプします。
https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/communityplan/


本当に簡単なの?必要な前提知識やスキル


普段の業務で感じている「ちょっとした手間を解決するツールを自分たちで作れる」と考えるとワクワクしてきますよね。

簡単に始められるから PowerApps は誰でもアプリケーション開発ができる素晴らしい環境ですが、「誰でも開発ができる」と言うと少し語弊があるかもしれません。

必要な前提条件として考えられるのは、

    • 実現したい業務プロセスに対する理解

    • 扱うデータの連携についての知識

    • 多少のOffice ソフトウェアの操作知識

となるでしょう。

特定のプログラム言語に精通する必要は無いですが、実際にはアプリケーション開発、業務設計、データ定義などのプログラミング的思考はある程度必要となります。

コースタイトルにある「ローコーディング」というキーワードは、ここでは「ソースコードを書かない」という意図でタイトルに使用しました。

ソースコードは書かなくても立派なアプリケーションを作れる環境を提供するものと考えてください。


自分たちでアプリを作れる


少しハードルを上げましたが、それでも簡単にチャレンジできることは確かです。

自分たちでアプリを作れるとしたらどうでしょうか?ベンダーに発注する手間や費用が浮きます!(その分自分たちの残業が増えないように注意してください)

ベンダーに発注しなくても、ユーザー部門が主体となって自分たちが必要なツールを必要と思ったときにとりあえず作ってみることができる。それが PowerApps の魅力です。

ひとつ注意すべき点としては自分たちで作れるからと言って、IT部門に相談なしに作るのはお勧めしません。

むしろ作ろうと思っていることを相談すべきです。IT部門は業務アプリケーションのプロです。自分たちが思ってもいなかった問題点を指摘してくれるでしょうし、社内にあるもっと良いツールを教えてくれるかもしれません。

少なくともひと言「こういうアプリを作ろうと思っているんだ」と相談して組織全体でどんなツールがあるのか把握できる環境を整えましょう。


PowerApps で何を作るべきか?


ユーザー部門の「ちょっとしたツール」作りから始めるのが良いでしょう。

重厚長大なアプリケーション開発もできなくはないでしょうが、むしろ業務の隙間を埋める、現場でちょっとの手間を解決するアプリを「現場の人間が」直接解決する手法として活用するのが良いでしょう。

例えば・・・

    •  紙に記入して、本部へFAXやメール添付していた書類を、スマホ入力してリアルタイムに集計まで終わらせる。

    • 事務所に戻らないとできなかった報告処理をスマホで入力する画面を作って、直帰する。

など、最初は小さなところから作ってみるのをお勧めします。


コースの紹介~1日でPowerAppsアプリの概要を学ぶ~


環境が無料で手に入り、ブラウザのみで始められるといっても、何から始めればよいか分かりませんよね。

そこで当社ではマイクロソフト社のご協力のもと、1日でPowerAppsアプリの概要を学習するコースを新設しました。

本コース「PowerAppsで実践する業務アプリのローコード開発ハンズオン」は、下記内容を1日で体験していただくハンズオンラボです。

    • キャンパスアプリの作成、デザイン

    • Common Data Service の利用

    • PowerApps モデル駆動型アプリ の作成

    • Microsoft Flow の作成

「業務用PCを各メーカーから、従業員が好きなものを選んで発注する」というストーリーに沿って演習をすすめます。

スペックで比較して好きなPCを上司に申請、上司が承認したらIT部門にメールが届き、到着予定を申請者に連絡するまでの各処理を PowerApps、Common Data Service、 Flow を使って実現します。

1日ですべてを体験するには、少々ボリュームが大きいのですが、終日みっちりPowerApps、Flowを体験できる機会ですので是非お申し込みください


おわりに


PowerAppsの魅力をお伝えしようと思ったらずいぶん長いブログになってしまいました。FlowやPowerBIについてもっともっと語りたいことがありますので、機会があればまた改めて投稿したいと思います。

PowerAppsはまだ始まったばかりのサービスで企業においては様子見、情報収集のフェーズかもしれません。実際、PowerAppsやMicrosoft Flow、PowerBIなどのMicrosoft 365 関連サービスは日々進歩し、機能の追加や画面の変更なども頻繁に起きています。

ですがこの進歩が数年たてば鈍化して「枯れる」サービスになるということはクラウドサービスではありえないでしょう。日々進化するためには自分たちも情報を日々キャッチアップする必要があります。

まだサービスが始まった今のタイミングであれば覚えることもあまり多くなくてすみます。

この機会にPowerAppsなどのMicrosoft 365 サービスに触れて、将来のアップデートにぜひ備えてください。


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目代 昌幸(もくだい まさゆき)

目代 昌幸(もくだい まさゆき)

トレノケート株式会社 講師。Microsoft MVP for Office Apps & Services / Microsoft Certified Trainer / MCSA: Office 365 - Certified 2018。Office 365 を中心としたマイクロソフト技術の構築、導入後の利活用コンサルティングを長年に渡って経験。 日本で最初に Office 365 ユーザーコミュニティを立ち上げ、現在も継続中。これらの活動を米マイクロソフトに認められ、2014年から Microsoft MVP for Office Apps & Services として活動し続けている。トレノケートではOffice 365、PowerApps の研修を担当。 また講師としてだけでなく、社内の Office 365 活用促進にも貢献している。

   

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