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re:Onsen(re:Invent2021オンライン参加温泉合宿記録) Day3 Adam Selipsky Keynote

AWS re:Invent 2021にオンラインで参加した3日目の記録です。
re:Onsenが何かというのは初日のレポート「re:Onsen(re:Invent2021オンライン参加温泉合宿記録) Day1 Global Partner Summit キーノート」をご参照ください。
アイキャッチの写真は宿泊していた旅館の目の前の柴山潟の大噴水です。
ラスベガスはベラージオの噴水にもひけを取らない噴水でした。

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ラスベガス現地開催の様子を映しているBird Viewには、展示会場の様子がリアルタイムで配信されていました。

3日目はキーノートが2つありました。

 

Swami Sivasubramanianさんのキーノート

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キーノート開始待ちはDJタイムでした。

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データを収集して、分析して可視化して、予測する。
re:Invent2021は例年に比べてデータ活用のテーマが一貫して強く出ているように思いました。
「Let's begin with modernize」というキーワードがあったのですが、これは新しい技術や機能、サービスが使えるようになったのだから有効に利用していきましょう、というメッセージと捉えました。

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通常の運用パターンとはレイテンシーの増加やエラー発生率などを特定してダッシュボードやアラートを提供するAmazon DevOps GuruのRDS向け機能のAmazon DevOps Guru for RDSが発表されました。
DBの潜在的問題を診断して自動で検出します。
ホストリソースの過剰利用や、ボトルネック、SQLクエリの誤動作などを検出してDevOps Guruに統合するようです。
データベースエンジニアの運用を助ける機能です。
DevOps Guruも他レイヤー(ネットワークなど)にもどんどん増えていきそうですね。

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2021年10月に発表されていたRDS Custom for Oracleに続いて、RDS Custom for SQL Serverも発表されました。
データベースに対して特権アクセスを必要とするサードパーティ製品との統合などOSやデータベース環境のカスタマイズが必要な場合に使用できます。
RDS Custom for SQL ServerはWindowsサーバーにRDPかセッションマネージャのPowerShellで操作できます。

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プライムデー 2021 – トップチャートの 2 日間の記事にも記載されているDynamoDBのピークリクエストは1秒あたり8,920万件の話がありました。

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そしてそのピークとは逆に、アクセスが少ないテーブル向けに低頻度アクセステーブルが発表されました。
DynamoDBの料金は主にストレージの保存料金と書き込み読み込み料金です。
このストレージ料金が下がって書き込み読み込み料金があがるテーブルクラスです。
S3の低頻度アクセスストレージクラスと同じような考え方です。

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AWS DMS Fleet Advisorがプレビューで発表されました。
移行のための分析を自動的に行って移行計画の自動サポートをしてくれるようです。
これは試してみないとやってくれる範囲がわからないですね。

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データ分析でもPurpose-builtがキーワードに出てきました。
データベースサービスでよく出てくるキーワードですが、「目的のために作られた」だから目的以外の使い方を無理やりしたら使いづらい、そんなことをしなくても最適な目的のためのサービスがあるからそれをよりよい使い方で使いましょう、というメッセージですね。

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DeepRacer Student Leagueという学生向けのDeepRacerリーグも発表されました。
今は日本国内ではリアルレースができないのが残念ですね。
2020年に開催されなかったAPNリーグが来年実現できたらいいですね。

AI、ML、データ分析を中心としたSwamiさんのキーノートでした。

 

Peter DeSantisさんのキーノート

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そして、日本時間の朝からPeter DeSantisさんのキーノートが始まりました。
S3のストレージの話でたくさんのマイクロサービスからS3というサービスが構成されていることがイメージできます。

Shield AdvancedでDDoS攻撃を自動緩和する機能が発表されました。
DDoSイベントに対応してWAFルールが作成されるそうです。
とりあえずカウントモードでモニタリングできるみたいですね。

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なんだかすごく当たり前なんですが、どこの企業もデータ活用に全力を注いでますね。
データを効率的にいかに高速に計算できるかでアーキテクチャを判断しているとの事例でした。
不動産業では推論モデルによって公平な地価計算、顧客へのレコメンドのための営業戦略も計算されている。

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前日のキーノートで発表された、Trn1ファミリーとInf1ファミリーなどが紹介されました。

そして、さらっとDirect Connect SiteLinkというDXロケーション間を直接接続する機能も発表されました。
Direct Connect Gatewayが使用されるようです。

 

橋立漁港

今日もラスベガス現地同様に、勉強のあとは現地ディナー(日本時間ではランチ)です。
せっかくなので旅館からタクシーで20分の漁港付近に行ってみました。

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加能ガニ(加賀温泉、能登半島だからでしょうか)というズワイガニのブランド蟹です。
これを買ってそのまま調理していただけるそうです。
ご飯で35,000円は旅先とはいえ、我々のような庶民にはとてもではありませんが手が届きません。

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とぼとぼと歩いていると地元の定食屋さんがありました。
新鮮なやわらかいのどぐろを堪能しました。
日本海を満喫しました。

 

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山下 光洋(やました みつひろ)

トレノケート株式会社 講師。AWS Authorized Instructor Champion / AWS認定インストラクター(AAI) / AWS 認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル /AWS認定DevOpsエンジニア - プロフェッショナル / AWS 認定デベロッパー - アソシエイト / AWS 認定 SysOps アドミニストレーター - アソシエイト / AWS 認定クラウドプラクティショナー / kintone認定 カスタマイズスペシャリスト他。AWS認定インストラクターとしてAWS認定コースを実施。毎年1,500名以上に受講いただいている。AWS 認定インストラクターアワード2018, 2019を日本で唯一受賞。著書『AWSではじめるLinux入門ガイド』(マイナビ出版社)。共著書『AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー』(SBクリエイティブ社)。前職では2016年にAWS Summitにパネラーとして参加。その前はLotus Technical Award 2009 for Best Architectとして表彰されている。また、各コミュニティの運営にも個人的に関わり、勉強会にてスピーカーや参加をしている。

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