catch-img

問題13:スケジュール短縮の要望【PMP(R)試験対策問題 一問一答】

トレノケートオリジナルのPMP(R)試験対策問題を一部公開しています。
新傾向問題を踏まえた内容にしていますので、試験対策にぜひご活用ください。
【PMP(R)試験対策問題 一問一答】一覧はこちら

※この【PMP(R)試験対策問題 一問一答】シリーズは、5問のみの限定公開とさせていただいております。各記事は一定期間を過ぎると非公開になりますので、ご注意ください。


問題

あなたは、あるプロジェクトのプロジェクト・マネジャーです。
プロジェクトマネジメント計画書を作成し、関係者の承認を得てプロジェクトに着手しています。計画では開始から12か月後にプロジェクトを完了することになっていました。ところが、プロジェクトの開始から4か月後の時点で、顧客から、市場の状況の変化に対応するために、12か月を10か月に短縮してほしいとの要望が出されました。あなたが行うべき最適な行動はどれですか。

  • A.当初のプロジェクトの目標を達成するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。目標の変更であるスケジュール短縮はお断りする。
  • B.顧客の要望を実現するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。スケジュール短縮できるように、メンバーに残業を指示する。
  • C.市場の状況に対応するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。スケジュール短縮できるように、メンバーの増員を申請する
  • D.プロジェクトを成功させるのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。市場の状況の変化を踏まえ、最適な対応策を顧客と相談する。

正解を見る











正解

  • D.プロジェクトを成功させるのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。市場の状況の変化を踏まえ、最適な対応策を顧客と相談する。

解説

プロジェクト・マネジャーはプロジェクトの成功の責任を負います。
​​​​​​​成功の中身として、目標の達成、顧客要望の達成、市場状況への対応が含まれるのは当然です。しかし、相互に矛盾することもありますし、要員・スキルの制約、コストの制約、技術の制約なども考慮しなければなりません。関連する要因をすべて見た上で最適な策を講じる必要があります。その結果として、「短縮はお断りする」「残業」「増員」もあり得るかもしれませんが、まずは総合的な検討が必要です。

​​​​​​​

【オンライン受講が可能】PMP(R)資格取得対応研修

トレノケートはPMI(R)の認定教育機関である ATP Premierとして認定されています。
2021年1月より開始となったPMI(R)の認定教材を使用した試験対策講座は、ATPとして認定された機関・インストラクターのみからしか受講できません。
トレノケートはその中でも上位のATP Premierとして認定されており、また所属インストラクターも認定を取得しています。

PMP(R) BOOT CAMP ~新試験対応版~
5日間の集中トレーニングで、PMP(R)資格取得に必要な知識を網羅的に学習します。
・PMI(R)が作成した教材を使用:試験対策として高い精度が期待されます。
・200問のクローン問題:ATP Premierにのみ、PMI(R)よりクローン問題が提供されています。トレノケートではさらに、弊社独自の解説集をご提供しています。

コース詳細・日程はこちら

横山 昇(よこやま のぼる)

横山 昇(よこやま のぼる)

トレノケート株式会社 講師。PMI®認定PMP® (Project Management Professional)。大手物流企業の社内SEを皮切りに、大手SIer、ITベンチャー企業数社を経て、現職に至る。 現在は、若手向けのプロジェクト入門コースから、プロジェクトマネジメントの基礎コース、応用コースまで対応。 「楽しくなければ、身につくはずのものも身につかない」をモットーに、日々明るく楽しい研修になるよう心掛けている。 趣味は旅行。「きれいな景色と温泉とトレッキングとローカル線」を求める渋い旅が好き。
   

PMP試験対策一問一答

PMの心得

人気記事

Banner image by Freepik
 

© Trainocate Japan, Ltd. 2008-2023