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一発合格!AWS認定試験 AWS Certified Machine Learning - Specialty|唯一の勉強法と試験攻略法

こんにちは!好きなラーメンは二郎系!
AWS認定講師の久保玉井です。

今回もAWS認定試験の「一発合格シリーズ」ということで、「AWS Certified Machine Learning - Specialty」合格のための勉強法についてご紹介します。ちなみに一発合格シリーズのブログ記事は今回で4回目です。過去記事もご参考いただければ幸いです。

それでは、今回の「AWS Certified Machine Learning - Specialty」攻略法、行ってみましょう!

目次

AWS Certified Machine Learning - Specialtyとは?

こちらでは、AWSの機械学習系の上級資格である、AWS Certified Machine Learning - Specialtyについてご紹介します。

まず、AWS公式サイトでは以下のように紹介されています。

AWS Certified Machine Learning - Specialty は、AWS クラウドでの機械学習ソリューションの構築とデプロイに関する専門知識を実証します。この資格認定は、AWS ベストプラクティスに従って機械学習/深層学習ワークロードを設計し、モデルトレーニングを最適化して、本番環境対応の機械学習システムを実装できることを雇用主に実証します。 

 

試験の基本情報は以下の内容となっています

  • 試験時間:180分
  • 問題数:65問
  • 形式:選択式(複数選択あり)
  • 対象者AWSクラウドで機械学習または深層学習ワークロードを開発、設計、実行した2年以上の経験を有している方

参考:AWS Certified Machine Learning - Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS

 

AWS Certified Machine Learning - Specialty:どんな試験なのか?

ではAWS Certified Machine Learning - Specialtyとは、どんな試験なのでしょうか。

機械学習系の認定試験ですが、有名なところだと以下の2つを思い浮かべるのではないでしょうか?

今回のAWS Certified Machine Learning - Specialtyは、上記の認定資格試験と同様に、機械学習の知識に加えて「AWSの各種機械学習のサービスを理解し、設計、実装、構築、運用できること」まで求められると感じました。

具体的にピックアップすると…

- 基本的な機械学習アルゴリズムの種類と選定する判断能力
- 機械学習アルゴリズムのハイパーパラメーターの最適化に関する知識
- 機械学習によるモデルトレーニングとモデルデプロイのベストプラクティスに従う能力
- 上記の専門的な知識をAWSサービスで実現するための実務経験および知識

つまり、「AWSでの機械学習サービスを知ってる」だけでは足りず、「機械学習の基礎を理解して、それをAWSでどう実現するか?」まで問われる試験なんですね。

 

新認定資格発表と同時に廃止の案内

ここで一つ注意点です。

本試験であるAWS Certified Machine Learning - Specialty は2026年3月31日で廃止するとAWS公式ブログにて発表されています。

参考:AWS expands AI certification portfolio and updates security certification

新規に、AWS Certified Generative AI Developer - Professionalという試験が新設されるという発表と同時に、Machine Learning - Specialtyが廃止ということでしたので、今後AIやML関係の試験分野もより細やかになっていくんでしょうね。

AIがIT技術の中心的役割を担うのをひしひしと感じますね。

※2026年3月末で終了予定ですが、それまでは正式な有効な認定ですし、既存のMLスキルを証明したい方にはまだ十分価値があります。今から準備しても遅くないです。

 

 

AWS Certified Machine Learning - Specialty の勉強方法

では、AWS Certified Machine Learning - Specialtyの勉強方法をどうするかという点です。

ちなみに今回の受験は、2022年11月に合格し3年経過しての更新受験です。

よって基本的な機械学習系アルゴリズムの勉強はほとんどせずに、オフィシャル教材のみを使って勉強しました。

王道のAWS Skill Builderの学習プランで学ぶ

やはりですね。王道となる AWS公式の eラーニングプラットフォーム「AWS Skill Builder」の活用です。
 
AWS Skill Builder では Machine Learning - Specialty 試験の対策コースがリリースされており、その中には全部で13のデジタル教材がまとまった学習プランがあります!

参考:Exam Prep Plan: AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS-C01 - 日本語)

 

今回もそれを受講しました。もうSkill Builderしか勝たんですよ!

序盤に模擬試験を受けて現時点での理解度を測り、次に各分野ごとの解説という流れになっていたのが良かったです。特にちゃんと試験分野の4区分をしっかり押さえていたのが嬉しいですね。

  • 第一分野:データエンジニアリング
  • 第二分野:探索的データ分析
  • 第三分野:モデリング
  • 第四分野:機械学習の実装とその運用

特にデータエンジニアリングの部分は、データ分析となる知識が必要なので、データ分析のAWS試験、AWS Certified Data Engineer - Associateの学習とも親和性が高いと感じました。

AWS Skill Builderの学習プランで学ぶ:ワンポイントアドバイス

AWS Skill Builderの「学習プラン」では学習に必要なおおよその時間も明記されていますので、試験日から逆算して進捗管理もできます。そのため、計画的に学習ができると思います!
 
AWS Skill Builderについては、弊社のAWS認定講師がおすすめの使い方を解説しております。ぜひご覧ください。
 
 

触るのが一番大事! AWS Cloud Questで遊びながら学ぶ

座学だけで学習するのは理解が深まらないので私はいつも触って学ぶことも大事にしてます。
 
今回はAWS Cloud Questを使って遊びながら学びました。
 
ちなみにAWS Skill Builderのログインアカウントが変わった兼ね合いで、AWS Cloud Questのレベルも1からスタートだったのですが・・・
 
勉強前
 
試験受験直前にはレベルが19になってました。
 
ドラゴンクエストみたいな感じで少しずつレベルが上がっていくのが面白いですね。
 

無料学習の次は、体系的なスキルアップへ

AWS Skill Builder や AWS Cloud Quest で基礎を学んだあとは、
学んだ知識を実務で活かすための“体系的なトレーニング”へ進むのがおすすめです。

トレノケートは AWS 認定トレーニングパートナーとして、クラウドの基礎からアーキテクチャ設計、セキュリティ、生成AI活用まで、多様なレベル・職種に合わせたコースを提供しています。

実践演習を通して、ハンズオンで確実にスキルを定着させましょう!

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AWS Certified Machine Learning - Specialtyに一発合格してわかった!試験のポイントと感想

ここまで学習できたら、あとはいつもの“ルーティン”です。私は試験前にラーメンを食べるようにしています。
 

受験後の感想を以下に記載します。

あれ?3年前と違うぞ!

3年前に受験した際には、「あれ?これってAWSの試験?なんか機械学習専門の試験では?」と感じました。事実たくさん機械学習の知識が問われた覚えです。

 

 

しかし2025年に受験した際には、上記の機械学習の知識とAWSのサービスの両方がバランスよく問われて問題を解いている際には「あぁ!3年前と違う!」どちらかといえば、AWS Certified Machine Learning Engineer - Associateに近い印象でした。

そういう意味で、今後勉強するのであればAWS Certified Machine Learning Engineerの勉強対策方法も役立つと思います。

【一発合格】AWS認定試験 AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate の勉強法のコツ3選

 

データの準備が本当に大事なんだと実感

機械学習において「モデル」と呼ばれる学習結果を作成するためには、その学習データが必要です。
 
AWSでもデータ分析を行うためのさまざまなサービスが存在するのですが、それらの特性や利点などをしっかり理解しておくと機械学習の知識に役立つので良いと思います。
 
幸いにも私はお仕事柄、データ分析関係のトレーニングコースも担当しているので、今回のAWS Certified Machine Learning - Specialty試験にも知識が役立てました。
 
Building Modern Data Analytics Solutions on AWS
AWSのデータサービスを活用し、データレイクからストリーミング分析までを体系的に学べる4日間集中コース。
データエンジニアやソリューションアーキテクトを目指す方に最適な実践的トレーニングです。
 
Building Modern Data Analytics Solutions on AWS (バウチャ付) 
資格試験に挑戦する方におすすめ!
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結果は当日夜に発表

さて、AWS認定試験の受験が終わり、結果発表を待つのですが今回も受験日当日の夜に発表されました。    
おかげさまで無事に合格です。
 
 
 
弊社にはAWS認定インストラクターが複数いますが、それぞれ勉強方法が異なっていて面白いんですよね。私の場合には「勉強の仕方も説明する」というのが目的にあるので、ちゃんと時間を確保して前もって勉強して試験に挑むというスタイルでやってます。
 
ちなみにノー勉で受験して合格するツワモノも沢山いるので、本当に尊敬します。

しっかり事前学習し、今回もAWS Certified Machine Learning - Specialty を一発合格できて良きでした!
 
 

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久保玉井 純

トレノケート株式会社 日本最南端社員
AWS & OCI 認定インストラクター
2025/2024/2023 Japan AWS All Certifications Engineer
好きなラーメンは二郎系です。 https://maijun.net/

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