【月間AWS】2024年10月号~AWS認定講師が厳選。先月の気になるニュース~
AWS 認定インストラクターの小池です。
ようやく夏が開け過ごしやすい気温となってまいりました。今月もAWS のニュースをAWSブログから独断と偏見でピックアップしてお伝えしていきます。
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AWS × AI 認定資格登場
2024 年 8 月13 日にAWS から新たな認定として、「AWS Certified AI Practitioner」と「AWS Certified Machine Learning Engineer(MLA)」の2種がリリースされました。
試験に関しては、弊社のAWS認定インストラクターである久保玉井が以下の記事にて解説しております。
よろしければご覧ください。
▼2024年8月にリリースした
AWSの新認定試験に一発合格した記事を読む
【一発合格】AWSの新認定試験 AWS Certified AI Practitioner 勉強法のコツ3選
テストセンターでの受験は 8 月末から可能となりました。早速私も 9 月に両資格の取得を行いました。
AWS はAI 分野に注力しており、9 月も AI ・生成 AI に関する AWS サービスのアップデート等のニュースがございました。
- Amazon SageMaker Inference のスティッキーセッションルーティングについてのお知らせ
- Amazon Bedrock ナレッジベースがクロスリージョン推論のサポートを開始
- Amazon Redshift 用 Amazon Q 生成 SQL の一般提供開始を発表
- Amazon Q と Bedrock を使った SAP 生産性向上ユースケース
- NFL とアマゾン ウェブ サービス、アメリカンフットボールの未来に向けて、パートナーシップを拡大
AWS × AI を学ぶ
Developing Generative AI Applications on AWS
生成 AI の基礎知識から Amazon Bedrock を利用した生成 AI アプリケーションの開発やプロジェクト計画など、生成 AI を AWS で活用してインタラクティブなアプリケーションを開発したいエンジニアの方にオススメのコースです。
Practical Data Science with Amazon SageMaker
AI の基礎知識から Amazon SageMaker を利用した機械学習モデルの開発を行います。
AI を始めて学ぶという方にもおすすめの講座です。これから AI プロジェクトに関わるビジネス層やエンジニア層の方など幅広い方にご受講いただけます。AWS Certified AI Practitioner に関わる内容も多く取り扱います。
Oracle 社と Amazon Web Services 社、戦略的パートナーシップを発表
2024 年 9 月 9 日、Oracle 社と AWS 社との協業が発表されました。
これまでも AWS は Oracle DB のマネージドサービス「Amazon RDS for Oracle」を提供していましたが、費用の問題やOracle DB 独自のクラスタリング機能が使用できないなどの課題がありました。
今回の協業によってRDS for Oracleに存在していたこれらの制約を解消することとなりました。
Oracle 社は「Oracle Autonomous Database」や「Oracle Exadata Database Service」といった Oracle DB のクラウドサービスを AWS で利用できるようになる「Oracle Database@AWS」が2025年より本格的に提供されると発表しました。
- オラクルと Amazon Web Services、戦略的パートナーシップを発表
- オラクルの分散クラウド ※英語記事
- Oracle database services、Oracle Autonomous Database、Oracle Exadata Database Service、Oracle Base Database Service ※英語記事
- Oracle Applications on AWS
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Amazon RDS for Oracle
AWS × DB について学ぶ
Planning and Designing Databases on AWS
AWS 上に DB を移行する際の考慮事項や各データベースサービス(Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、Amazon Aurora、Amazon Redshift などのリレーショナルデータベースサービスと、Amazon DocumentDB、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache、Amazon Neptune、Amazon QLDB など)について学びます。AWS への DB の移行を検討している方や DB に関わる仕事をされている方におすすめのトレーニングです。
その他、AWS 認定トレーニングも充実
AWS 認定トレーニングも充実しています。
▼AWS初心者の方は、 AWS Cloud Practitioner Essentialsから!
座学中心の研修で、AWSを初めて学ぶ方や、営業などで提案に関わる方におすすめです。
「AWS Certified Cloud Practitioner」資格取得を目指す方の基礎知識修得にも最適です。
→ 詳細・日程はこちらから
▼より良いアーキテクチャ設計を学ぶなら、Architecting on AWS で !
コンピューティング、ネットワークやストレージ、データベースといったシステム基盤から、ハイブリッドネットワークやセキュリティ、災害復旧まであらゆるレイヤーに掛けて AWS Well Architecting Framework に沿ったベストプラクティスなアーキテクチャ設計を座学と演習を通じて各サービスの特徴を学びたい方におすすめのAWS研修です。
→ 詳細・日程はこちらから
その他
AWS re:Invent 2024 まで 3ヶ月
AWS re:Invent 2024 への登録が開始されました。ラスベガスで開催される 5 日間のエキサイティングなイベントです。基調講演、分科会セッション、チョークトークなど様々なイベントが実施されます。
前年の模様は以下をご確認ください。トレノケート講師も参加予定ですのでお気軽にお声がけ、人材育成のお悩み等ご相談ください。
Amazon RDS for MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合が一般公開され、ほぼリアルタイムの分析が可能に
完全マネージド型でノーコードのほぼリアルタイムのソリューションが実現し、データが Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for MySQL に書き込まれてから数秒以内に Amazon Redshift でペタバイト規模のトランザクションデータを利用できるようになりました。
フィルタリング機能なども追加されているため、複雑でリアルタイムなETL パイプラインの構築を行うことなくDWH への統合が可能となりました。
Amazon Prime Day 2024 のブログ
個人的に毎年楽しみにしている記事が公開されていました。
毎年行われる Amazon Prime Day においてアプリケーションを支える AWS の各サービスが処理をしたデータやリクエスト数、その他性能などをまとめている記事です。
2016 年から毎年記事になっており、AWS のサービスの変化や性能の変化を見ることができます。
既に来年はどのような記録が発表されるのか楽しみです。