まるわかりシスコ継続教育プログラム

2022-05-02 石田桃子（いしだももこ） ITスキル

大切なアップデート（2024年1月17日追記）

2023年11月28日より、CEポータルの自動化にともないトレーニング受講後のCEクレジット申請が不要となりました。
2024年1月現在の「シスコ継続教育プログラム」の詳細や再認定の手順についてはこちらのページをご確認ください。
https://www.trainocate.co.jp/reference/cisco/ce-program.html

初期のシスコ継続教育プログラムがローンチして間もなく5年が経過します。

最近、本プログラムは徐々に認知され、シスコ技術者認定の更新方法として活用する方が増えてきました。
今後シスコ技術者認定の取得を検討されている方、現在シスコ技術者認定を保有されている方、シスコ技術者認定の有効期限が近付いている方向けに改めてシスコ継続教育プログラムについてまとめました。

目次[非表示]

1. シスコ継続教育プログラムのはじまり
2. シスコ継続教育プログラムの拡大
3. クレジット獲得方法
4. トレノケート独自の取り組み
5. クレジット申請について
6. クレジット申請方法

6.1. トレノケートのコースを受講した場合
6.2. トレノケートのコースでENCORを受講しクレジット申請する場合
6.3. Cisco Digital Learning (E-learning)でクレジット申請をする場合

7. TIPS: シスコアカウントを２つ保有されている場合
8. TIPS: 保有しているシスコアカウントの登録情報を確認したい場合
9. 最後に......
10. 参考サイト

シスコ継続教育プログラムのはじまり

2017年6月6日にエキスパートレベルのCCIE、CCDE保有者を対象にシスコ継続教育プログラムはスタートしました。当時は、プログラム参加費用に$300また更新に必要なCE*クレジット数（以下クレジット）は100でした。
*CE：Continuing Education

シスコ継続教育プログラムの拡大

2020年2月24日にシスコ技術者認定は有効期限が3年に、さらに、すべてのシスコ技術者認定に対し、シスコ継続教育プログラムが適応となりました。またプログラム参加費用は無償化され、各シスコ技術者認定に必要なクレジット数は以下に設定されました。

シスコ技術者認定の更新方法は、アソシエイトとスペシャリストは試験または継続教育プログラム、プロフェッショナルとエキスパートは試験、継続教育プログラム、試験＆継続教育プログラムと、更新方法の選択肢が柔軟になりました。

シスコ技術者認定	必要CEクレジット数
アソシエイト	30
スペシャリスト	40
プロフェッショナル	80
エキスパート	120

クレジット獲得方法

クレジット獲得方法にはいくつか種類があります。

シスコ認定ラーニングパートナーでトレーニングを受講
シスコE-learningを購入しトレーニングの修了証を取得
シスコ技術者認定の試験開発へ参加し、アイテムが承認された場合
シスコLiveのプログラムに参加

トレノケート独自の取り組み

トレノケートでは日本で唯一、シスコオリジナルコース以外に自社で開発したコンテンツをシスコから承認を得て、DW（デリバティブワークス）コースとして提供しています。
シスコ継続教育プログラムのクレジット対象コースとしても認められている、DW（デリバリティワークス）コースの場合、シスコ継続教育プログラムのクレジットを獲得することができます！

新しいテクノロジー領域の学習、すでに習得されている技術のアップデート、上位のシスコ技術者認定試験の準備に向けた特定テクノロジーの深い技術の習得、様々なハンズオン演習を通じて技術のブラッシュアップなど、ご自身のゴールにあったコースを受講しながら、シスコ技術者認定プログラムのクレジットを獲得し、保有されているシスコ技術者認定を更新することが可能です。

各コースのクレジット数はこちらから確認ください。

クレジット申請について

クレジットはCEポータルサイトから申請します。

ログインで使用するシスコアカウント：
トレーニング受講またはE-learning学習時、テキストにアクセスするために使用したシスコアカウント
申請期限：トレーニング受講後、90日以内
シスコ技術者認定の更新：
クレジット申請後、所定のクレジットを達成すると自動で保有しているシスコ技術者認定が更新され、Cisco Tracking Systemに登録しているメールアドレス宛にシスコより通知

クレジット申請方法

トレノケートのコースを受講した場合

https://ce.cisco.comへシスコアカウントでログイン、Submit Itemsのタブをクリック
Item Nameで受講したコース名を入力し選択
Select Item TypeでInstructor Led training (集合研修)または、Derivative Works（デリバティブワークス）のいずれかを選択
＊CCNA, ENARSI, ENSLD, DCACI, DEVASCなどはInstructor Led training
＊速習コース、High End Lab Boot Campt1&2などはDerivative Works
どちらのコースにカテゴライズされるのかはこちらから確認できます。
Select ProviderでTrainocate Japan, Ltd.を選択
受講開始日(Start Date)と受講終了日（Completion Date）を選択
最後にCiscoのAgreementを確認の上、チェックを入れ、Submitをクリック

トレノケートのコースでENCORを受講しクレジット申請する場合

https://ce.cisco.comへシスコアカウントでログイン、Submit Itemsのタブをクリック
Item Nameで"ENCOR 1.0 Japanese - **Japanese** Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies"を選択
Select Item Typeで"Derivative Works"を選択
Select Providerで"Trainocate Japan, Ltd."を選択
受講開始日(Start Date)と受講終了日（Completion Date）を選択
最後にCiscoのAgreementを確認の上、チェックを入れ、Submitをクリック

Cisco Digital Learning (E-learning)でクレジット申請をする場合

https://ce.cisco.comへシスコアカウントでログイン、Submit Itemsのタブをクリック
Item Nameで受講したコース名を入力または選択
Select Item TypeでCisco Direct Deliveryを選択
Select ProviderでCisco Digital Learningを選択
受講開始日(Start Date)と受講終了日（Completion Date）を選択
シスコ発行のコース修了証の添付及び修了証に記載されたCertificate IDを入力
最後にCiscoのAgreementを確認の上、チェックを入れ、Submitをクリック

TIPS: シスコアカウントを２つ保有されている場合

シスコアカウントを２つ（個人用、会社用）所有し、Cisco Tracking Systemsの登録に個人用のシスコアカウントを使用、トレーニング受講に会社用のシスコアカウントを使用した場合は、シスコ技術者認定 - オンラインサポート Learning@Cisco Centralized Supportからケース（日本語可）をあげ、トレーニングで使用した会社用のシスコアカウントをCisco Tracking Systemsに追加登録依頼をすることが必要になります。

シスコ技術者認定 - オンラインサポート Learning@Cisco Centralized Supportにログイン
右上の”私のケース”をクリック
私のケースの右斜め下に表示される”ケースを開く”をクリック
プロダクトの選択でContinuing Education Program （CE）を選択
タイトルに”CEクレジット申請の為、CSCOプロファイルにシスコアカウント（旧Cisco.com ID）追加のお願い”と入力

問合せ時に、以下の情報をわかる範囲で事前に提供すると手続きがスムーズです。

＜Cisco Tracking System ご登録の情報＞

Cisco ID（CSCO番号）
E-mailアドレス
電話番号
住所
会社名
直近で受験された試験の試験番号と受験日

シスコアカウントの追加が完了した後、トレーニングで使用したシスコアカウントでCEポータルサイトにトレーニングを受講した際に使用したシスコアカウントでログインし、クレジット申請を完了します。

TIPS: 保有しているシスコアカウントの登録情報を
確認したい場合

https://id.cisco.com/ui/v1.0/profile-uiにシスコアカウントでアクセスし、Personalをクリックすると、登録している個人情報が表示されます。

最後に......

シスコ技術者認定は1993年に誕生し、来年30周年を迎えます！
2013年に行われた20周年のアニバーサリーで、世界200ヶ国に200万以上のシスコ技術者認定者がいることを発表しました。刻々と進化していくIT業界において、シスコ技術者認定は長年に渡りネットワークエンジニアにとってバリューのある資格として支持され続けています。トレノケートはシスコ認定ラーニングパートナーとして、2010年以降、延べ70,498人にシスコトレーニングを提供してきました。今後も様々な目的をもってシスコトレーニングを受講されるお客様のサポートを続けて参ります。

シスコ継続教育プログラム、シスコトレーニングに関するお問い合わせはこちらから

トレノケートのCisco関連トレーニング

シスコ認定トレーニング
https://www.trainocate.co.jp/reference/cisco/index.html
トレノケートは日本で唯一のプラチナラーニングパートナーとして、シスコ認定コースをはじめ、お客様のご要望を受けて開発した速習コース、Cisco Merakiなどプロダクトに特化したコース、CCIEにチャレンジされる方向けのコースなど幅広く提供しています。

シスコ継続教育プログラム
https://www.trainocate.co.jp/reference/cisco/ce-program.html
シスコ継続教育プログラムは、シスコ技術者認定保有者向けのプログラムです。
シスコが定めたCE（Continuing Education）クレジットを満たすことで、試験を受けることなくシスコ技術者認定を更新できます。

CCNA 試験対策コース　CCNA BOOT CAMP®
https://www.trainocate.co.jp/reference/cisco/ciscotopics/ccna/index.html
Cisco Certified Network Associate(CCNA)とは、シスコシステムズ社が実施するシスコ技術者認定です。
CCNAに合格することでITの幅広い基礎知識を修得し、ネットワークの管理に必要なスキルを保持していることを証明できます。
エントリーレベルのネットワークエンジニアをはじめ、すべてのITキャリアの方におすすめです。

無料ダウンロード資料

「シスコ継続教育プログラムまるわかりポケットブック」
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再認定の手順や、それぞれのシスコ認定の再認定モデルケース、再認定に向けたおすすめコースを詳しくご紹介。

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◆このような方におすすめ◆
・シスコ技術者認定をお持ちの方、更新を控えている方
・シスコ継続教育プログラムについてこれから詳しく知りたい方
・継続教育プログラムについて、聞いたことはあるけれど利用を迷っている方

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