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【PMの心得】プロジェクト・マネジャーは、悪役を引き受けろ


「メンバーから報告が上がってこない」「なかなか計画通りに進まない」……
プロジェクトの現場では、このような課題が溢れています。
シリーズ「PMの心得」では、現場で悩みを抱えるプロジェクト・マネジャーの皆様へ、
プロジェクトを成功に導くコツをご紹介します。


プロジェクト・マネジャーは「悪役」を引き受けよう

あなたがプロジェクト・マネジャーを引受けているプロジェクトで、お客様と常時接している配下のメンバーがいる場合があると思います。お客様先に常駐していたり、お客様窓口をお願いしていたりする方です。
そんな時、プロジェクト・マネジャーであるあなたが悪役を引き受けることで、プロジェクトの成功率が高まります。

例えば以下のような場面です。

【お客様と接している方が問題を起こしてしまった時】

「○○が問題を起こしてしまって...」とその方を悪役にしてしまってはいけません。
「このたびは、私の責任で...」と、あなたが責任を引受けましょう。

【お客様に無理をお願いする時】

あなたが交渉役になってください。「○○さん、お願いしてきて」と任せてはいけません。
逆に、良い報告やお客様にプラスになる提案などは任せましょう。


【メンバーの方とあなたも同席して、お客様と検討会を実施している場合】

順調に進んでいれば口出し不要です。
でも、「ここは譲れないぞ」という場面では、あなたの出番です。


プロジェクト・メンバーとお客様との信頼関係のために

こうすることで、お客様と接する機会の多いメンバーの方とお客様との信頼関係が築けます。コミュニケーションが良くなりプロジェクトの成功の可能性が高まります。さらには、次のプロジェクトの受注にもつながります。

一方、お客様から見たあなたは「××は、時々やってきては、勝手なことを言ってくる」と悪役になるわけです。つらい役回りかもしれませんが、プロジェクトの成功のためです。
でもわかってくれるお客様は分かってくれています。

お客様を対象として書いてきましたが、相手が上司でも同じことです。
​​​​​​​積極的に悪役を引受けましょう。だんだんと交渉力もついてきます。
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おすすめコース

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お客様との交渉を体験するロールプレイがあります。プロジェクト・マネジャーは交渉力が必要です。しかし、研修の受講者の方々にお聞きすると「交渉は苦手だ」という方ばかりです。交渉の重要点を学ぶことができるコースです。

中村 正明(なかむら まさあき)

中村 正明(なかむら まさあき)

トレノケート株式会社 / ラーニングサービス本部

   

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