AWSの新しい認定資格(AWS Certified AI Practitioner、AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate)AWSの機械学習を基本から学ぶには?
こんにちは。ラーニングサービス本部トレーニング2部のたかやまです。AWSの認定講師をしています。
昨今、OpenAI 社の ChatGPT や Google Gemini、Amazon Bedrock などをはじめとする生成AIが世の中を賑わせており、ビジネスにおいても生成 AI の活用が進んでいます。そこで今回は、AWSの機械学習を学ぶ方法をご紹介します。
2024年8月13に開始された新しいAWS認定「AWS Certified AI Practitioner」「AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate」の学習にも役立ちます。ぜひご覧ください。
ビジネスシーンでの生成AIと機械学習
昨今、徐々にビジネス活用が進む生成AI。AWS の認定トレーニングでも、生成 AI を活用したアプリケーション開発について学べる「Developing Generative AI Applications on AWS」を提供しており、おかげさまで人気コースの一つになっています。
ビジネスシーンで生成AIを活用する場合、事前学習済みの基盤モデルを利用するだけでなく、自社のデータや情報で追加学習を行うことが必要になるケースが多いです。このとき、学習効果の測定や効果的な学習方法を知っていることが大変役立ちます。
また、セキュリティやコンプライアンス要件により、他社のモデルを利用できないケースや、独自データを使用するために一から機械学習モデルをトレーニングする必要が生じることも考えられます。
そこで紹介したいのが、Amazon SageMaker を使って機械学習モデルのトレーニングやデプロイといった MLOps の基本について学ぶことのできるトレーニングコースです。
Practical Data Science with Amazon SageMaker
このコースは、データサイエンティストと連携して機械学習を統合したアプリケーションを開発するエンジニアを対象としたもので、1日で機械学習とその運用についての基礎が学べます。
機械学習のメリットや機械学習プロジェクトの開発プロセスといった機械学習の入門からスタートし、機械学習モデルのトレーニングに際して利用するデータセットやトレーニングアルゴリズムなどを Amazon SageMaker を利用して構築する手法、モデルの評価とチューニングをおこない、モデルのデプロイと運用までを学ぶことができます。
また、実際のAWS環境を利用したハンズオンラボも豊富に用意されているため、Amazon SageMakerを初めて触る方にもおすすめです。
コースの内容
本トレーニングは以下の内容で構成されており、機械学習について詳しく知らない方でも安心して学べるようになっています。
新しい機械学習向けの AWS 認定がスタート
この夏、AWSでは新しいAI/MLの認定試験がベータ版として開始されます。
試験内容の詳細はまだ公開されていませんが、このトレーニングが役に立つと強く感じています。
※本トレーニングは試験対策コースではありません。
AWSの機械学習を学ぶトレーニングは、2024年8月9日(金) 9:30からです。
2024年のこの夏、AWSで更にスキルアップを目指したい皆さまと、コースでお会いできるのを楽しみにしております。
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