
【2025年6月版】Microsoft セキュリティ関連の認定資格についてまとめました
目次[非表示]
- 1. Microsoftの認定資格体系について
- 2. Microsoft セキュリティ・コンプライアンス・IDカテゴリの資格を紹介します!
- 2.1. 基礎レベル(初級):Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals(SC-900)
- 2.2. Associateレベル(中級): Identity and Access Administrator Associate (SC-300)
- 2.3. Associateレベル(中級):Information Security Administrator Certification (SC-401)
- 2.4. Associateレベル(中級):Security Operations Analyst Associate (SC-200)
- 2.5. Associateレベル(中級):Azure Security Engineer Associate (AZ-500)
- 2.6. Expertレベル(上級):Microsoft Cybersecurity Architect (SC-100)
- 5. 他分野のMicrosoft資格関連まとめ記事はこちら!
- 3. 【無料ダウンロード】Microsoft 学びの小冊子
- 4. 【無料ダウンロード】Microsoft認定トレーニングではじめるDX
- 6. Microsoft認定トレーニングならトレノケート
本情報は2025年6月時点の情報をまとめたものです。最新情報はMicrosoft社Webをご覧ください。
Microsoftの資格体系について
Microsoft認定資格
現在のMicrosoft認定資格は、 「Fundamentals(基礎)」「Role-based(役割別)」「Specialty」の3系統になっています。「Role-based」 は、さらに中級の「A ssociate」と、上級の「Expert」に分かれています。
Microsoft 認定資格は 難易度が高く、独学での合格は難しい といわれています。
Role-based試験の一部では、実技を重視した「ラボ試験」が導入されました。単に知っているだけではダメで、実践力が重視されているのです。学習する際は、 実際に多く演習を行い、実際に操作できるようになっておきましょう 。
6つの分野
現在 Microsoft認定資格、Microsoft Applied Skillsともに、下記の6分野で資格が分類されています。
- Infrastructure : Microsoft Azure・Windows Server
- Data and AI : データ・AI
- Digital app and innovation : 開発・DevOps
- Modern work : Microsoft 365・Copilot
- Business applications :Power Platform
- Security :セキュリティ
マイクロソフト社のWebにジャンプします。
Microsoft資格情報
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/
マイクロソフト認定資格の一覧表
https://arch-center.azureedge.net/Credentials/Certification-Poster_ja-jp.pdf
トレノケートのMicrosoft認定トレーニング
オンライン受講に対応しています。ご受講に必要な環境など、オンラインLiveトレーニングの詳細は こちら をご覧ください。会場名が「オンラインLive」または「教室Live配信」になっている日程にお申し込みいただくと、オンラインでご受講できます。ぜひご受講をご検討ください。
復習も万全!「プレイバックサービス」
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▼トレノケートのMicrosoft認定トレーニング▼
Microsoftセキュリティ・コンプライアンス・IDトレーニング
Microsoft 認定資格取得(セキュリティ・コンプライアンス・ID)コースフロー
Microsoft セキュリティ分野の資格を紹介します!
リモートワークやクラウドの利用が当たり前になり、企業もセキュリティを根本から見直す必要性が高まっています。
本ブログでは「Microsoft Security」カテゴリの資格と、対応コース、試験情報についてまとめています。学習や受講のご参考になさってください。
基礎レベル(初級):Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals
- 試験 : SC-900試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:Microsoftセキュリティ管理の初学者、ビジネスパーソン、ITエンジニア
SC-900試験項目
- セキュリティ、コンプライアンス、ID の概念について説明する (10-15%)
- Microsoft Entra の機能について説明する (25-30%)
- Microsoft セキュリティ ソリューションの機能について説明する (35-40%)
- Microsoft コンプライアンス ソリューションの機能について説明する (20-25%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、1日間のコースとして提供しています。
Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎 (SC-900T00)
Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎 (SC-900T00) バウチャー付き
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/sc-900■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-900
Associateレベル(中級): Identity and Access Administrator Associate
- 試験 : SC-300試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:Microsoft Entra を使用して、組織の ID およびアクセス管理を設計、実装、運用する方
SC-300試験項目
- ユーザー ID の実装と管理 (20-25%)
- 認証とアクセス管理を実装する (25-30%)
- ワークロード ID の計画と実装 (20-25%)
- ID ガバナンスを計画して自動化する (25-30%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。
Microsoft ID およびアクセス管理者 (SC-300T00)
Microsoft ID およびアクセス管理者 (SC-300T00) バウチャー付き
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Identity and Access Administrator Associate
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/identity-and-access-administrator/■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-300
Associateレベル(中級):Information Security Administrator Certification
- 試験 : SC-401試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:Microsoft Purview や関連サービスを使用して機密データの情報セキュリティを計画し、実装する方
SC-401試験項目
- 情報保護の実装 (30-35%)
- データ損失の防止と保持の実装 (30-35%)
- リスク、アラート、および活動の管理 (30-35%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも自習できます。
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Microsoft Certified: Information Security Administrator Certification
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/information-security-administrator/?wt.mc_id=certsustainedmkt_portfolioupdate_blog_wwl&practice-assessment-type=certification
■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/en-us/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-401
Associateレベル(中級):Security Operations Analyst Associate
- 試験 : SC-200試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:組織のセキュリティ標準を定義するために、ビジネスリーダーやセキュリティのリーダーと共同作業を行う方
SC-200試験項目
- セキュリティ オペレーション環境を管理する (20–25%)
- 保護と検出を構成する (15–20%)
- インシデント応答を管理する (25–30%)
- セキュリティ上の脅威を管理する (15-20%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。
Microsoft セキュリティ オペレーション アナリスト (SC-200T00)
Microsoft セキュリティ オペレーション アナリスト (SC-200T00) バウチャー付き
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate
https://docs.microsoft.com/ja-jp/certifications/security-operations-analyst/■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-200
■無料サンプル問題
Associateレベル(中級):Azure Security Engineer Associate
- 試験: AZ-500試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:セキュリティとコンプライアンスの要件を満たすソリューションを計画・実装する方
AZ-500試験項目
- ID およびアクセス管理をセキュリティで保護する (15-20%)
- セキュリティで保護されたネットワーク (20-25%)
- コンピューティング、ストレージ、データベースのセキュリティ保護 (20-25%)
- Microsoft Defender for Cloud と Microsoft Sentinel を使用して Azure をセキュリティで保護する (30-35%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。
Microsoft Azure セキュリティ技術 (AZ-500T00)
Microsoft Azure セキュリティ技術 (AZ-500T00) バウチャー付き
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate
https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/azure-security-engineer.aspx
■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/az-500
■無料サンプル問題
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-security-engineer/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=57&practice-assessment-type=certification
Expertレベル(上級):Microsoft Cybersecurity Architect
- 前提資格:Microsoft Certified: Microsoft Cybersecurity Architect の認定を受けるには、次の3つのうち、少なくとも 1 つの取得が必要です。 1. Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate (AZ-500)2. Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate(SC-300)
3. Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate(SC-200)
- 試験: 上記の前提資格を取得し、さらに SC-100試験 に合格することで資格が取得できます。
- 対象者:組織全体のセキュリティ、プライバシー、エンジニアリング、その他の役割のリーダーや実務者と継続的に協力して、組織のビジネス ニーズを満たすサイバーセキュリティ戦略の計画と実装を行う方
SC-100試験項目
-
セキュリティのベスト プラクティスと優先順位の設計 (20-25%)
-
セキュリティ オペレーション、ID、コンプライアンス機能の設計 (25-30%)
-
インフラストラクチャのセキュリティ ソリューションの設計 (25-30%)
-
アプリケーションとデータのセキュリティ ソリューションの設計 (20-25%)
Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。
Microsoft サイバーセキュリティ アーキテクト (SC-100T00)
Microsoft サイバーセキュリティ アーキテクト (SC-100T00) バウチャー付き
参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)
■Microsoft Certified: Microsoft Cybersecurity Architect
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/cybersecurity-architect-expert/
■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-100
■試験準備ビデオ
https://learn.microsoft.com/ja-jp/shows/exam-readiness-zone/preparing-for-sc-100-design-solutions-that-align-with-security-best-practices-and-priorities
他分野のMicrosoft資格関連まとめ記事はこちら!
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https://blog.trainocate.co.jp/azure_guide_entry
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DXの推進にMicrosoftのスキルが必要な方向けの小冊子です。
トレノケートで提供しているMicrosoft認定トレーニングや、その周辺知識のトレーニング、および育成モデルケースなどをご紹介しています。
https://blog.trainocate.co.jp/microsoft_dx
Microsoft認定トレーニングならトレノケート
Microsoftの認定パートナー
トレノケートは、2002年にMicrosoft社のラーニングソリューション分野において、日本で初めてゴールドパートナーに認定されました。現在はTraining Services Partner (TSP)として、幅広い分野で多数の最新コースラインアップを提供し続けています。
▼Microsoft 認定トレーニング ラインアップ
https://www.trainocate.co.jp/reference/ms/index.html
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