catch-img

営業部社員によるCloud Digital Leader合格体験記

こんにちは。営業本部の西です。

この度、Google Cloudの認定試験であるCloud Digital Leaderに挑戦し、無事合格できました。
非エンジニアである自分が、どう学習して資格を取得したかを書いていきます。
これからGoogle Cloudの学習に取り組まれる方の参考になれば幸いです。

※情報は2022年10月時点のものです。

目次[非表示]

  1. 1. Cloud Digital Leaderとは?
  2. 2. Cloud Digital Leader挑戦のきっかけ
  3. 3. 学習開始~受験・合格までの期間
  4. 4. 実際に行ったCloud Digital Leader対策
  5. 5. 合格に向けたアドバイス
  6. 6. 合格して良かったこと
  7. 7. Google Cloud関連のおすすめ研修
  8. 8. あわせて読みたい

 

Cloud Digital Leaderとは?

Cloud Digital Leaderとは、Google Cloudの認定試験のうち、最も基礎的な試験です。試験がリリースされたのは2021年9月で、Google Cloudの認定試験の中では比較的新しいものです。
AWSにおけるAWS Certified Cloud Practitioner、Microsoft AzureにおけるAZ-900といえば、イメージされやすいかもしれません。

試験時間は90分、問題形式は選択式、問題数は50問です。選択した解答は、後から変更することも可能です。

 

Cloud Digital Leader挑戦のきっかけ

Google Cloudの基礎知識を獲得し、商談をスムーズに進める為です。
これまでGoogle Cloudの学習をしたことがなかった為、Google Cloudが話題に挙がった際、非常に浅い内容しか話せない状態でした。

お客様の話される内容を理解し、自分の言葉で説明する為にも、最低限の知識を得る必要があると考え、資格学習を開始しました。

 

学習開始~受験・合格までの期間

約1か月でした。
昨年AWSの資格学習を行い、パブリッククラウドに関する基礎知識を有していた為、学習はスムーズに進みました。

もしクラウドに関する基礎的な内容(例:クラウドサービスの責任範囲、PaaS/IaaS/SaaSの違い)が全く分からない状態であれば、もう少し時間がかかったと思います。

 

実際に行ったCloud Digital Leader対策

大きく3つで、「公式の試験ガイド」・「書籍」・「模擬試験」です。
以下に詳細を記載いたします。

①公式の試験ガイド
多くのIT関連の試験同様、Cloud Digital Leaderには試験範囲が明記されたページがあります。
Cloud Digital Leader 認定試験ガイド

まずはこのページを読み込み、試験範囲と、範囲全体における各セクションの割合を理解しました。
今振り返ると、試験ガイドからまず読み込んだことは、スピーディーな試験突破に非常に有効でした。学習すべき内容が明確になった為です。

試験問題の詳細を書くことはできないのですが、試験本番ではこのガイドに沿った出題がされました。
公式ページに記載の内容ですので、当たり前ではありますが、
認定試験ガイドから大きく逸れた問題は出題されませんでした。

ですので、試験ガイドに記載されている内容が理解できる状態であれば、
Cloud Digital Leaderの合格は射程圏内だと考えます。

認定試験ガイドを読んだ時点で分からないIT用語やGoogle Cloudのプロダクト名があれば、
インターネットで検索して理解を深めましょう。

②書籍
私は『Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書』を購入しました。

この書籍は資格対策本ではないですが、Cloud Digital Leaderの取得には非常に有益でした。
各種プロダクトの特徴が浅く広く説明されており、類似プロダクトの違いがよく理解できた為です。
書籍の前半部分ではパブリッククラウドの基本的な概念も扱う為、これからクラウドの学習を始める方にもおすすめです。

③模擬試験
無料で受けられる模擬試験も、大変有効でした。
Cloud Digital Leader 模擬試験

模擬試験は全部で20問で、解き終わった後にフィードバックを確認することができます。
問題慣れや知識の確認(および解き終わった後の復習)の為にも、必ず模擬試験にはチャレンジしましょう。

 

 

合格に向けたアドバイス

「公式の試験ガイド」・「書籍」・「模擬試験」に沿って丁寧に学習をすると特に問題はないと思いますが、
強いて言えば「模擬試験の点数が良かったからといって慢心しないこと」です。

私自身、学習開始後2週間程度で受けた模擬試験は9割程度の正答率でしたが、
Google Cloudの知識は十分でない自覚があった為、試験直前まで学習を進めました。
ただ、万全を期したつもりでしたが、試験本番では分からない問題もいくつか出題されました。

もし模擬試験の結果を見て学習を怠ったのであれば、間違いなく本番での正答数は落ちたと思います。
もしかすると、試験そのものにも落ちてしまったかも知れません。

模擬試験の正答率は、試験本番での正答率とイコールではないということを
念頭に置いて、学習することをおすすめします。

※あとは細かい点ですが、AWSやMicrosoft Azureの試験と違い、合格時のスコアは表示されません。また、自分のメールアドレスに合格通知が来るまで数日かかりました。

※利用可能な身分証明書の一覧も事前に確認しましょう。
 利用可能な身分証明書

※もしAWSやMicrosoft Azureの知識をすでにお持ちであれば、各種サービスやプロダクトの比較表も見てみると学習が進みます。
ただ、記事の更新日が古いものは、最新の情報ではない可能性があることを念頭に置きましょう。

合格して良かったこと

まず、Google Cloudそのものに対する理解が深まりました。
今までチンプンカンプンだったGoogle Cloud関連のページが、「何となく書いていることが分かる」ようになりました。
また、Cloud Digital Leader(試験)に対する理解も同時に深まりました。
Cloud Digital Leaderは比較的新しい試験ですので、聞かれた際に経験談をお伝えできるという点で、挑戦して良かったと感じています。



以上、Cloud Digital Leaderの合格体験記でした。
Google Cloudの学習のきっかけとして、Cloud Digital Leaderはとても良い資格試験だと考えます。
非エンジニアの方でも取得を目指せるので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事が、皆さんの学習のお役に立てば嬉しいです。

Google Cloud及びGoogle Cloud PlatformはGoogle LLCの商標です。
掲載された社名、製品名は、各社の商標及び登録商標です。


Google Cloud関連のおすすめ研修

トレノケートでは、多くのGoogle Cloud認定トレーニングを提供しています。
もし手っ取り早くGoogle Cloudを学ばれたい、またはCloud Digital Leader取得後に更なるレベルアップを目指されたいということであれば、トレノケートの研修がお役に立てるかと思います。
私自身、いつの日か研修を受けてAssociate Cloud Engineerの取得を目指したいと考えています。

▼おすすめ研修
Google Cloud Platform Fundamentals: Core Infrastructure
 1日でGoogle Cloud Platform のプロダクトとサービスの概要を学習します。
 講義、デモ、ハンズオンラボを通して、Google Cloud Platform の価値と、
 クラウドベースのソリューションをビジネス戦略に取り入れる方法を学びます。
 → コース詳細・日程はこちら

Architecting with Google Compute Engine
 Google Compute Engine を中心に、Google Cloud Platform が提供する包括的で
 柔軟なインフラストラクチャとプラットフォームサービスを紹介します。
 プレゼンテーション、デモ、ハンズオンラボの組み合わせを通じて、ネットワーク、
 システム、 アプリケーション サービスなどのインフラストラクチャ コンポーネントを含む
 ソリューションの要素について学習します。
 またこのコースでは、ネットワークの安全な相互接続、顧客指定の暗号鍵、
 セキュリティとアクセス管理、割り当てと請求、リソースの監視など、
 実用的なソリューションのデプロイについても学習します。
 → コース詳細・日程はこちら

▼コース一覧
Google Cloud Platform 認定トレーニング

 

あわせて読みたい

Google Cloud認定資格の資格体系と試験のポイント

Associate Cloud Engineer試験対策~オススメの学習方法5つ~

Associate Cloud Engineer試験 おさえておきたい学習のポイント

西 貞臣(にし さだおみ)

トレノケート株式会社 営業本部。保有資格:AZ-900、PL-900、TOEIC 950など。ITベンチャーにて約5年間、営業や採用に従事した後、現職に至る。現在は官公庁・自治体や大手SIerなど、幅広い業種のお客様を担当。趣味はサッカー観戦とゲーム。

無料ダウンロード

オススメコンテンツ

オススメ記事

プロジェクトマネジメント PMP AWS ビジネススキル Microsoft PMBOKⓇ 田中淳子 IT資格 人材育成 山下光洋 AMA Azure コミュニケーション 人材開発用語集 PMBOK®ガイド入門 クラウド ITスキル 新入社員 横山哲也 人材育成応援ラジオ DX re:Invent セキュリティ PMP試験問題に挑戦 Cisco PMBOKⓇガイド 第6版 試験体験記 イベント・セミナー AI(人工知能) PMBOK®ガイド第6版の変更点 人材開発 CCIE CCNA テレワーク ネットワーク リモートワーク 研修 DX人材育成 GCP PMP(R)試験問題 第6版対応 PMP合格体験記 Windows Server AWS_Q&A Active Directory IT人材 IT資格解説 アセスメント キャリア デジタルビジネス ヒューマンスキル リーダーシップ 人気コースランキング 大喜利 部下の育成 AI人材 Conversations PMの心得 グローバル人材 新入社員研修といえば IoT OJT reinvent2022 リスキリング 生成AI CCNP Security Windows PowerShell クリエイティビティ プログラミング 人材トレンド 試験対策問題 PMP試験対策一問一答 コーチング プロジェクト プロトタイプビルダー 1on1 AWS_DiscoveryDay AWSトレーニングイベント GCP無料セミナー Google Cloud Google Cloud Platform G検定 ITインフラ oVice アワード クリティカルシンキング サンプル問題 ステークホルダー ダイバーシティ ディープラーニング ワーケーション 自律 試験Tips Linux PMI Power Platform Python Teams Web会議 cybozudays