“トラブル対応”もITエンジニアのスキル
「“トラブルに強いITエンジニア”になりたい」
私が若いとき、まわりの先輩たちを見て、そう思っていました。“トラブルに強いITエンジニア”とは、「トラブルのときこそ、我々の腕の見せ所」といわんばかりに、トラブルのときに非常に頼りになるITエンジニアのことです。
(注)なぜかトラブルを呼び起こしてしまう人のことではありません。(念のため)
”トラブル対応”で必要なこと
ITシステムにおいては、意図していなくてもシステムトラブルが発生してしまうケースは多くあります。トラブルの後には、復旧作業、原因究明、根本対策、障害報告書の作成、お詫びの報告など、やらなくてはならないことが非常にたくさんあります。
そんなときでも決して後ろ向きにならず、いつの間にかトラブルを解決してしまう、お客様との関係性も悪化させない、そんな方々をこれまで何名か見てきました。
”トラブルに強いITエンジニア”とは
では、“トラブルに強いITエンジニア”は何が優れているのでしょうか。
私が見てきた中でそのような方々に共通する特徴は、原因を究明できるテクニカルスキルを持っていることはもちろん、お客様やユーザへの対応にも長けている、ということでした。
トラブルは、なかなかモチベーションが上がらない対応も多いですが、ここが踏ん張り時だと思い、前向きかつ誠実に対応することが大切です。
特に、お客様やユーザとの関係性においては、障害報告書やお詫びの報告といった対応をきっちりすることで、その後の関係が大きく左右してきます。
そして、それらのスキルも身に付けることができるものだと思います。
“トラブル対応”もITエンジニアの重要なスキルなのではないでしょうか。
■関連セミナー
DX時代に欠かせないIT人材のリスキリングとは?
~ITとビジネスの両利きを実現するマネジメントの3つのコツ~
https://seminar.trainocate.co.jp/230823_1
・日程:2023年8月23日(水)
・時刻:13:30~15:00
・場所:Zoom
■関連コース・シリーズ
【PDU対象】【1Day REAL】リーダーに欠かせない!トラブル対応のツボ
~対応次第で顧客との関係が大きく異なる~
https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=HSC0189G
【PDU対象】IT人材のための障害報告書作成実践
~顧客へ提出する障害報告書を作成できる~
https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=HSC0226G