【PMP(R)試験改定(2020年7月→2021年1月)】新しい出題範囲と試験問題とは
目次[非表示]
- 1. PMP(R)試験の内容が大幅変更
- 1.1. 出題範囲が、5ドメインから3ドメインへ
- 1.2. アジャイル型・ハイブリッド型アプローチ 50%
- 1.3. 改定後の新問題とは
- 1.3.1. ドメイン:People
- 1.3.2. ドメイン:Process
- 1.3.3. ドメイン:Business Environment
- 2. PMP(R)合格への道
- 2.1. PMP(R) 資格取得対応コース
- 2.2. PMP(R)試験対策問題集
PMP(R)試験の内容が大幅変更
プロジェクト・マネジャーの国際資格であるPMP(R)。PMP(R)の認定試験の内容が2021年1月2020年7月1日に改定されます。(コロナウイルスの影響で2020年7月から2021年1月に延期)
詳しくは次のPMIのサイトでご確認ください。
新型コロナウィルス感染拡大による PMI認定試験関連の対応について
PMI Coronavirus (COVID-19) Update
2019年5月に認定試験内容の改定は2019年12月と発表されましたが、2020年7月に延期されました。今回のコロナウイルスの影響を受けて再度2021年1月に延期されました。
現在の認定試験は、PMBOK(R)ガイド第6版と PMI(R)が提示する2015年6月版の Examination Content Outline に沿ったもので、現行内容での試験は
2020年12月31日
2020年6月30日が最終日の予定です。
2021年1月から2019年6月に発表されたExamination Content Outline とPMBOK(R)ガイド第6版に準拠した内容に変更されます。準拠するPMBOK(R)ガイドの版数は変更になりませんが、Examination Content Outlineが変わるため、出題内容が大きく変わることが予想されます。
改定前に受験、合格を目指されることをおすすめします。
出題範囲が、5ドメインから3ドメインへ
2019年6月に発表されたExamination Content Outlineでは大幅に変更され、出題範囲が5つのドメインから3つのドメイン構成となります。
ドメイン
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割合
|
---|---|
I. Initiating (立ち上げ)
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13% |
II. Planning(計画)
|
24% |
III. Executing(実行)
|
31%
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IV. Monitoring and Controlling (監視とコントロール)
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25%
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V. Closing (終結)
|
7% |
改定後
ドメイン
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割合
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---|---|
I. People(人)
|
42%
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II. Process (プロセス)
|
50%
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III. Business Environment (ビジネス環境)
|
8%
|
アジャイル型・ハイブリッド型アプローチ 50%
ドメインの変更だけでなく、出題される内容も上記3ドメインで、予測型プロジェクトマネジメント・アプローチ 50%、アジャイル型・ハイブリッド型アプローチ 50%となります。
ウォーターフォール型の経験しかない方にとっては、一層難しい試験 となります。
改定後の新問題とは
2019 PMP® Exam Content Crossover Map v1* がリリースされました。これは、2019版Examination Content Outlineを2015版のものと対応付けた表です。この表の中から、新試験で新たに作成される項目のいくつかを下記に紹介します。これまでの試験問題になかったものが、かなり作成される予定です。
*現在は、2020 PMP® Exam Content Crossover Map v1に変わっています。
ドメイン:People
- サーバントリーダーシップ
- トレーニングの成果を測定する
- チームと知識移転を維持する
- 感情的知性(EQ)を応用して、チームのパフォーマンスを向上させる
ドメイン:Process
- プロジェクトの方法論やアプローチを推奨する(例えば、予測型、アジャイル、ハイブリッド)
- プロジェクトのライフサイクル全体を通して反復型、増分型の実務慣行を使用する(例えば、教訓、ステークホルダ・エンゲージメント、リスク)
ドメイン:Business Environment
- コンプライアンス・カテゴリを分類する
- コンプライアンスに対する潜在的な脅威を決定する
- 組織の文化を評価する
- プロジェクトが組織に与える影響を評価し、必要なアクションを決定する
PMP(R)合格への道
PMP(R) 資格取得対応コース
トレノケートでは、PMP® 資格取得対応コース「PMP(R) BOOT CAMP」を2002年(PMBO(R) ガイド97年版)より提供しています。PMP(R) BOOT CAMPは、前編(3日間)・後編(2日間)で効率よく35時間の受験前提事前学習時間を確保し、資格取得を支援します。
改定前に受験、合格を目指されるならば 、自主学習時間も考慮すると、 できるだけ早めにご受講 いただくことをおすすめします。
PMBOK(R)ガイドに記載されている事項が非常に多いため、プロジェクト・マネジャーの経験がある方でも、 少なくとも100時間以上の自主学習 が必要と言われています。
PMP(R) BOOT CAMP(前編) ~PMBOK(R)Guide第6版 知識習得~
PMP(R) BOOT CAMP(後編) <前編テキストなし> ~PMBOK(R)Guide第6版 練習問題&模擬試験~
PMP(R) BOOT CAMP(後編) <前編テキスト付き> ~PMBOK(R)Guide第6版 練習問題&模擬試験~
受験申請などPMP(R)資格取得については、「PMP®資格取得を目指す方へ」をご覧ください。
PMP(R)試験対策問題集
PMP(R)試験対策問題集は、このPMP(R)資格試験にチャレンジする方を対象に、効率的に試験準備を行うための自主学習教材です。 5つのプロセス群+プロフェッショナルの責任の全分野から、選び抜かれた500問が入っています。本教材作成には、研修を担当する講師(PMP®有資格者)があたっています。誤りやすい点、覚えにくい点など、受験者が陥りやすいポイントなども解説しています。
[ASP]PMP(R)試験対策問題集 PMBOK(R)Guide第6版対応 (スマホ対応版)
▼試験問題集の一部を公開中