【人材開発用語集】名刺交換
人材開発に関する用語をトレノケートの講師がわかりやすく解説します。
名刺交換
ビジネスシーンでは、初対面の際には、挨拶の一環として「名刺」を「交換」する習慣がある。
名刺交換には、「挨拶」以外にも、自分の身分を明らかにする効果や連絡先の交換といった意味もあり、名刺を交換するということは、今後も交流するという意思の表明にもなる。名刺交換には、「交互交換」と「同時交換」があり、「同時交換」のほうが主流になりつつある。
名刺は、相手の分身という考え方があるため、相手の目の前で名刺にメモを書きこんだり、名刺を直接ポケットに入れたりするのはマナー違反とされる。
コラム
名刺交換と言えば思い出すのは、新宿駅の地下街で見かけた光景です。
先輩社員と思しき男性と後輩社員と思しき女性が向き合って何度も何度も名刺交換をしていました。近くを通った際、耳に入ってきたのは、「こうやって渡すだろう?そうすると相手がこうやって受け取って、ほら、もう一度やってみて」といった言葉。地下街の地上に上がる階段のふもとでやり取りしていたので、これからどこかを訪問するところだったのでしょう。お客様先に到着する直前の最終リハーサルのようなOJTの場面を目撃して、ほのぼのした気分になったものでした。
文責:田中淳子/国家資格キャリアコンサルタント
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