【PMP®合格体験記】第4回:PMP®試験申込
3ヶ月でPMP®に合格!?
プロジェクトマネジメントのコースを担当している講師が、PMP®に合格するまでの道のりを綴ります。
前回の記事はこちら≫ 【PMP®合格体験記】第3回:PMBOK®ガイドがやってきた
PMP®受験申込の流れ
PMBOK®ガイドを入手して、さらに試験勉強を続けた私。
そろそろ受験申込をしようと思い立ち、まずはPMI®のサイトにアクセスしました。詳細はPMI®のホームページをご覧いただきたいのですが、受験申込の流れは概ね以下の通りとなります。
- PMI®のサイトでユーザ登録、および試験申込
- プロメトリック社のサイトで受験の手続き
1.PMI®のサイトでユーザ登録、および試験申込
まずPMI®のサイトでユーザ登録を行い、その上で試験の申込を行います。
申込にあたっては、プロジェクトマネジメント経験、研修の受講履歴等の入力を求められます。受験料の支払いはクレジットカード決済となります。申込が完了すると受験用のIDが発行されます。
2. プロメトリック社のサイトで受験の手続き
上記①が完了したら、プロメトリック社のサイトで、受験会場と受験日時を指定して、受験の予約を行います。ここで上記①で発行された受験用のIDが必要となります。
PMI®のサイトでの試験申込手続き
①の申込手続きは結構大変です。入力項目が多いうえに、全て英語での入力となります。
プロジェクト概要についての記述
特に頭を悩ませるのが、プロジェクト概要についての記述です。英語の「文章」で記述をしなければなりません。私は以下を簡潔にまとめて記述することを心掛けました。
- どういったプロジェクトなのか? ⇒プロジェクトの目的
- 自分の役割は何だったのか? ⇒プロジェクトにおいての役割・目標
- 具体的にどういったことをしたのか? ⇒ プロジェクトの業務詳細
PMBOK®ガイドの用語集が活躍
ここで活躍するのが、PMBOK®ガイドの巻末に載っている用語集です。
PMI®が実施するPMP®試験を受けるので、PMI®が発行するPMBOK®ガイドに出ている用語に合わせておけば、読み手も理解しやすいはずです。
たとえば 「
WBS作成
」は、PMBOK®ガイドの用語集には「Create WBS」と表記されています。もしPMBOK®ガイドが手元になかったら、「Making WBS」とか、「Building WBS」と書いていたかもしれません。
短めの文節で切りGoogle検索
自分の書いた英語に自信がない場合は、短めの文節で切りGoogle検索をかけてみました。全く、あるいはほとんどヒットしなければ、そのような言い回しはしないのだろうと判断し、書き直しては検索を繰り返しました。
PMI®が設ける"Audit Process"とは?
また、PMI®では、"Audit Process" を設けています。"Audit Process" では、PMI®で受験申請者を無作為に抽出します。
このプロセスの対象となった受験申請者は、以下の書類を郵送でPMI®に提出しなければなりません。
- 卒業証明書
- プロジェクトマネジメント経験の証明書(プロジェクトマネジメント経験を証明してくれる人のサインが必要)
- 研修機関が発行する受講証明書
私は、"Audit Process" には当たりませんでした。ホッとした次第です。
PMP®用語解説
WBS作成
WBSは"Work Breakdown Structure"の略です。プロジェクト・スコープやプロジェクト成果物をマネジメントしやすい単位まで細分化し、階層構造で作成します。細分化したタスクを全て合わせると、何も取りこぼしがない状態にならなければなりません。これを100パーセントルールと言います。
続きはこちら≫ 【PMP合格体験記】第5回:PMP® BOOT CAMP