AWSの学習におすすめの研修講座を紹介|人気の認定資格に適したロードマップも
「AWSの資格はたくさんあるけれど、どれが自分に合っているんだろう」
「AWS認定資格を取得して今後のキャリアに活かしたい」
ITエンジニアの方の中には、このような悩みを持っている方もいるでしょう。
AWS認定資格には複数の資格試験と推奨レベルがあり、自分に合っているものを探すのは難しいです。
そこで本記事では、AWSの資格一覧を紹介し、推奨レベルや取得方法まで詳しく解説します。
本記事を読めば、自分のキャリアや職種にあったAWSの資格を見つけられるでしょう。
「AWSってそもそも何?」「AWSでは何ができるの?」「クラウドとオンプレミスとの違いは?」という方は、弊社のAWS認定インストラクターが解説のAWSとはをご確認ください。
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AWS学習のロードマップ
AWS認定資格の取得は、段階を踏んで学習を進めていくのが一般的です。
まずは、AWSの基本的な知識を学び、AWS Certified Cloud Practitioner資格の取得を目指します。
その後、より専門的な知識を深め、AWS Certified Solution Architect - AssociateやAWS Certified Developer- Associateなどの資格を取得していくという流れになります。
AWS Certified Cloud Practitioner取得に向けた講座一覧
AWS研修を実施しているトレノケート株式会社では、以下の流れでAWS Certified Cloud Practitionerを取得するための講座を実施しています。(2024年10月末時点)
AWS認定資格の中でも、 AWS Certified Cloud Practitionerは初級者向けの資格です。
AWS Certified Cloud Practitionerを取得すれば、クラウドの基本的な知識を身につけられ、AWSの基本サービスや概念を理解できます。
AWS Certified Cloud Practitionerを取得するための学習ロードマップを、下記の具体的な講座と合わせて解説します。
- IT基礎講座
- クラウド基礎講座
- AWS Cloud Practitioner Essentials
公式の資格情報については、AWS「AWS Certified Cloud Practitioner」をご覧ください。
IT基礎講座
トレノケート株式会社では、スタートにIT基礎として「
システム開発エンジニア
」のコースを提供しています。
システム開発エンジニア(共通スキル:プログラミング基礎) コースフロー | IT研修のトレノケート
IT基礎講座でコンピュータの仕組みやネットワークの基本、プログラミングの基礎が学べます。
トレノケートのIT基礎講座で特におすすめの講座は、下記の3つです。
講座名 |
概要 |
コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、オペレーティングシステムなどの基礎を学べる |
|
プログラミングの基礎を学び、簡単なプログラムを作成できるようになる |
|
Webサイトの仕組みや、HTML、CSS、JavaScriptなどの基本的なWeb技術を学べる |
上記の講座を受講すれば、ITの基礎知識を身につけられ、AWSの学習へスムーズに移行できるでしょう。
他にも、トレノケートでは多数の講座を用意しています。
詳しくは、「システム開発エンジニア(共通スキル:プログラミング基礎) コースフロー」をご覧ください。
クラウド基礎講座
クラウドの基礎を学ぶために、トレノケートの下記2つの講座がおすすめです。
講座名 |
概要 |
クラウドコンピューティングのメリットや、AWSの主要なサービスについて、実際に手を動かしながら学習できる |
|
クラウド環境におけるセキュリティの重要性や、セキュリティ対策について学べる |
上記の講座を受講すれば、クラウドコンピューティングの全体像を把握でき、AWS Certified Cloud Practitioner試験に向けての基礎知識を固められます。
AWS Cloud Practitioner Essentials
AWS Cloud Practitioner Essentialsは、ここまで基礎を学んだ方向けのAWS講座です。AWSの基本サービス、セキュリティ、アーキテクチャの原則など、試験範囲を網羅的に学習できます。
AWS Cloud Practitioner Essentials講座の詳しい内容については、「トレノケート|AWS Cloud Practitioner Essentials」をご覧ください。
AWS Certified Solucation Architect取得に向けた講座一覧
トレノケートのAWS研修では、AWS Certified Solution Architect - Associateを取得するために、以下の流れで講座を受講します。
Amazon Web Services (AWS)エンジニア コースフロー | IT研修のトレノケート
AWS Certified Solution Architect - Associateは、AWSの中級レベルの認定資格であり、AWS の Well-Architected Framework を理解し、より良いクラウドアーキテクチャの設計に必要なスキルを証明するものです。
AWS Certified Solution Architect - Associateを取得すれば、企業内での技術的なリーダーシップを発揮でき、キャリアアップにも繋がるでしょう。
AWS Certified Solution Architect - Associateを取得するための学習ロードマップを、下記の具体的な講座と合わせて解説します。
- AWS Cloud Practitioner Essentials
- AWS Technical Essentials
- ITインフラの基礎
- クラウドアーキテクト・ファーストステップ
- Architecting on AWS
AWS Certified Cloud Practitioner資格を取得後、AWS Certified Solution Architect - Associate資格を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
AWS Cloud Practitioner Essentials
AWS Cloud Practitioner Essentialsでは、AWSの基本サービスや概念を幅広く学ぶための基礎的な内容が中心です。
AWSを初めて学ぶ方にとって最初のステップであり、資格取得に向けた基盤を固められます。
クラウドの基本概念やセキュリティの基礎なども学べるため、クラウドを全く知らない方でも安心して受講できます。
AWS Cloud Practitioner Essentials講座の詳しい内容については、「トレノケート|AWS Cloud Practitioner Essentials」をご覧ください。
AWS Technical Essentials
AWS Technical Essentialsでは、AWSの主要な基盤サービスを学べます。
具体的には、Amazon EC2やS3、VPCなどのAWSの主要なサービスを実際に AWS 環境で構築を行うハンズオン形式で学ぶことで、実践的なスキルを習得可能です。
そのため、AWSの基礎をしっかりと理解し、実務で活用するためのスキルを高めたい方におすすめの講座です。
AWS Technical Essentials講座の詳しい内容については、「トレノケート|AWS Technical Essentials」をご覧ください。
ITインフラの基礎
ITインフラの基礎では、クラウドを運用する上で必要不可欠なネットワークやデータベース、サーバーの概念を学べます。
AWSを効果的に利用するためには、上記のようなIT基礎知識の理解が重要です。
ITインフラの基礎講座の詳しい内容については、「トレノケート|ITインフラの基礎」をご覧ください。
クラウドアーキテクト・ファーストステップ
クラウドアーキテクト・ファーストステップは、クラウドアーキテクトとしての第一歩を踏み出すための講座です。
顧客要件を満たしながら、クラウドを活用するためのアーキテクチャ設計原則や、クラウドデザインパターンについて学べます。
そのため、設計フェーズでの判断力を養いたい方におすすめの講座です。
クラウドアーキテクト・ファーストステップ講座の詳しい内容については、「トレノケート|クラウド
アーキテクト
・ファーストステップ」をご覧ください。
Architecting on AWS
Architecting on AWSでは、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、データベースなどシステムを構成する様々な要素を AWS 上でより良いアーキテクチャ設計にするために必要なスキルや考え方を学べます。
大規模なシステムの設計や、可用性・信頼性の高いアーキテクチャ設計を理解するための内容も含まれています。
そのため、実際の業務でAWSを利用するアーキテクトを目指す方にとって、重要なスキルを身につけられるでしょう。
Architecting on AWS講座の詳しい内容については、「トレノケート|Architecting on AWS」をご覧ください。
無料で受けられるAWS講座を紹介
トレーニングで学んだ知識を向上させるために、無料で受けられるAWSのトレーニングコンテンツを活用するのもよいでしょう。
AWSの公式トレーニングページでは、オンラインで学べる無料コンテンツが多数用意されており、自分のペースでAWSの基礎から応用まで学べます。
次項で代表的な講座「AWS Skill Builder」と「無料トレーニングイベント」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
AWS Skill Builder
AWS Skill Builderでは、AWSが提供するオンライン学習プラットフォームで、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応したトレーニングを無料で受講できます。
オンデマンドのビデオを視聴しながら、AWSの基本概念や各サービスの使い方を学ぶことも可能です。
AWS のサービスの概要を短時間で学べるよう設計されており、空き時間に効率良く学習を進められます。また、有償コンテンツでは、200を超えるハンズオンラボが利用可能になっており、試験対策にも有効です。
以下ページから詳細情報がご確認いただけます。
無料トレーニングイベント
AWSの公式トレーニングページでは、定期的に無料トレーニングイベントも開催されています。
無料トレーニングイベントでは、専門の講師によるライブトレーニングが受けられるため、実際の業務に即した知識やスキルを身につけられます。
オンラインで参加できるため、全国どこからでもアクセスが可能です。
イベントごとにテーマが異なり、セキュリティやデータベース、AI/MLなど、様々な分野のトレーニングが用意されています。
以下ページから詳細情報がご確認いただけます。
AWS学習で講座を受講するメリット
AWS学習で講座を受講する最大のメリットは、講師に直接質問することで、わからないことを解決できる点にあります。
豊富な知識を持った講師に聞くことで、スピーディーに問題が解決できるため、効率的に学習を進められます。
特に、クラウドやITインフラに関する知識がない初心者でも、講座を通じて段階的に学べるため、効率的に知識を深められ、独学では見逃してしまいがちなポイントもきちんとカバーできます。
また、ハンズオン形式で実際に手を動かしながら学習する講座もあるため、実践的なトレーニングを積むこともできます。
まとめ
AWS講座を受講することで、効率的に基礎知識を習得し、実践的なスキルを学べます。
特に、AWS関連のプロジェクトに関わる方や、キャリアアップを目指している方にとって、AWSの講座は非常に有益な学習手段と言えます。
本記事で紹介した講座を活用して、AWSの技術を習得し、クラウドエンジニアとしてのスキル向上を目指しましょう。
AWS認定資格の取得を目指している方は、ぜひトレノケート株式会社にお問い合わせください。
なお、「AWSってそもそも何?」「AWSでは何ができるの?」「クラウドとオンプレミスとの違いは?」という方は、
弊社のAWS認定インストラクターが解説のAWSとはをご確認ください。
トレノケート公式ブログ 編集部
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