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[re:Invent 2021] Amazon S3 関連アップデートで気になったもの

2021年12月に開催された re:Invent 2021 で発表された内容について特に気になったものをまとめています。こんにちは。AWS 認定インストラクターのたかやまです。

今回は、Amazon S3 に関連する気になるアップデートをまとめてみました。

Amazon EventBridge と Amazon S3 イベント通知でアドバンストサーバーレスアプリケーションの構築を高速化

S3 にオブジェクトがアップロードされたら Lambda を実行する。といった場合、これまでもバケットのイベント通知設定でできていましたが、Amazon EventBridge 経由でもアクションを起動できるようになったようです。

EventBridge を利用した S3 のイベント通知は、これまでも CloudTrail と連携させることで実現できましたが、EventBridge のイベントルールに設定できるためシンプルに構築できます。これで、Lambda 関数、SNS トピック、SQS キュー以外のサービスとの連携がやりやすくなりますね。S3 アップロードで Step Functions のステートマシンを起動するのが手間だったので嬉しいアップデートです。

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イベント通知設定に、EventBridge へのイベント送信を行うかの項目が増えています。これまでのイベントも残っていますし、新しくイベント通知を追加することもできます。いずれは EventBridge のイベント作成をここからできるようになると EventBridge のイベントパターン作成も簡単にできるようになりそうです。

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参考URL:「Amazon EventBridge と Amazon S3 イベント通知でアドバンストサーバーレスアプリケーションの構築を高速化

Amazon S3 が S3 ライフサイクル、S3 Intelligent-Tiering、オブジェクトタグ、オブジェクトアクセスコントロールリストの新しい S3 イベント通知を追加

そして、通知できるイベントの種類も増えました。ライフサイクルイベントの実行、Intelligent-Tiering の移動、タグ付け、ACL の付与に対してもイベントが発行されるようになりました。

ライフサイクルルールによって自動的にオブジェクトが削除されるとき、DB に保存されている関連情報も併せて削除する。といったことが自動化できますね。

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参考URL:「Amazon S3 が S3 ライフサイクル、S3 Intelligent-Tiering、オブジェクトタグ、オブジェクトアクセスコントロールリストの新しい S3 イベント通知を追加

Amazon S3 Glacier ストレージクラスが刷新され、Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval になりました。ストレージ料金は 10% 引き下げられ、一括取り出しは無料です

90日以上の保管が必要なオブジェクト且つ、アクセス頻度が少ない場合に最適なストレージとして S3 Glacier があります。今回の re:Invent では、S3 におけるストレージクラス名の変更とともに値下げが発表されました。また、一括取り出しが無料になったことで大量のオブジェクトを一気に S3 Glacier から引き出すコストが下がりました。

この変更によって、ビッグデータの分析や集計のために必要なデータの保管先としても利用が進む S3 においてアクセス頻度があまり高くない過去のデータなど S3 Glacier に置いておき必要なタイミングの最大12時間前までに一括取り出しを行う。という運用が考えられます。

また、Amazon S3 Glacier Instant Retrieval ストレージクラス という新しいストレージクラスについても発表がありました。こちらは、オブジェクトの取り出しがミリ秒単位で行えるという点が新しいです。

どちらのストレージクラスもアクセス頻度が高くない、且つ保存期間が長期に渡る場合に利用することが想定されていますが、大量のデータを無料で取得する必要がある場合は、Flexible Retrieval。必要なときにすぐ取り出したいという要件には、Instant Retrieval という使い分けをできます。

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参考URL:「Amazon S3 Glacier ストレージクラスが刷新され、Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval になりました。ストレージ料金は 10% 引き下げられ、一括取り出しは無料です

新しい Amazon S3 Glacier Instant Retrieval ストレージクラスを発表 - ミリ秒単位で取り出し可能な最低コストのアーカイブストレージ


以上、re:Invent 2021 で気になった S3 関連のアップデートでした。

髙山 裕司(たかやま ゆうじ)

トレノケート株式会社 講師。AWS 認定インストラクター。AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト / AWS 認定クラウドプラクティショナー。生粋の猫派。

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