kintoneを使ったお忘れ物を管理するアプリを考えてみました
こんにちは!
ラーニングサービス部兼経営企画室プロトタイプビルダーの山下です。
昨⽇、教室にお忘れ物がありました。そこで、ふと「これSaaSとか使って管理できるかな?」と思いまして、考えてみました。
kintoneでできそうなこと
試しにExcelでお忘れ物とその拾得日時・場所、拾得者などが入ったデータを作って、それを元にアプリにしてみました。
忘れ物の管理と共有+写真
管理と共有はExcelでもできますよね。
ですが、写真も管理できるのでスマートフォンで撮影した写真をそのままアプリからアップロードとかもできるようになり、よりお問い合わせに対応しやすくなりそうです。
これもExcelでも可能ですが、一覧で、時系列などのソートや一覧からの編集も可能です。
モノの管理
フォームを印刷して貼っておけば、手書き付箋とは違い、誰が処理しても必要な情報が揃っている状態になりわかりやすいです。
柔軟な検索
すべてのフィールドに対して柔軟な検索ができますので、多くのお忘れ物があったときにも情報にたどり着くのは早そうです。
通知
特定の条件で通知ができます。
例えば発生日から一定期間経過した情報などを通知したりできます。
グラフで可視化
Excelよりも簡単にあらゆるグラフ形式で表示できます。
セルフBIのようなことができます。
お忘れ物のグラフはあまり意味ないかもしれませんが。。。。
カスタマイズ
他アプリやAPIでのデータ連携を使ったカスタマイズで次のような拡張も考えられます。
- 顧客マスタと連携してお忘れされた方と紐付けて自動メールして、受け取り方法を専用フォームで選んでいただく。
- 受け取り方法が取りに来られる、の場合は、オフィスにいる人のカレンダーに予定が自動で登録される。
- 郵送の場合は、送り状が自動印刷。
- お忘れ物傾向をインストラクターに定期的に自動通知して、忘れないようにアナウンスしてもらう。
まとめ
すでにkintoneが持っている標準機能で充分に便利になりそうなことはわかりました。
そしてAPIがあることにより、他のデータやシステムと連携でき、自動化などさらなる効率化に繋がりそうということがわかりました。
この記事を見られた方のなんらかのヒントになりましたら幸いです。
山下 光洋(やました みつひろ)
トレノケート株式会社 講師。AWS Authorized Instructor Champion / AWS認定インストラクター(AAI) / AWS 認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル /AWS認定DevOpsエンジニア - プロフェッショナル / AWS 認定デベロッパー - アソシエイト / AWS 認定 SysOps アドミニストレーター - アソシエイト / AWS 認定クラウドプラクティショナー / kintone認定 カスタマイズスペシャリスト他。AWS認定インストラクターとしてAWS認定コースを実施。毎年1,500名以上に受講いただいている。AWS 認定インストラクターアワード2018, 2019を日本で唯一受賞。著書『AWSではじめるLinux入門ガイド』(マイナビ出版社)。共著書『AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー』(SBクリエイティブ社)。前職では2016年にAWS Summitにパネラーとして参加。その前はLotus Technical Award 2009 for Best Architectとして表彰されている。また、各コミュニティの運営にも個人的に関わり、勉強会にてスピーカーや参加をしている。