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2026年1月版|AWSニュースまとめ:最新アップデートと注目サービスを一挙紹介

明けましておめでとうございます。
本記事は本来2025年12月に公開予定でしたが、編集の都合により2026年1月の公開となりました。
 
2025年もAWSでは数多くのアップデートがありました。
特に、2025年12月に開催された「AWS re:Invent 2025」では、多くの重要な発表が行われましたね。
 
AWS re:Invent 2025で発表された内容については、今後数回に分けてブログでご紹介する予定です。
本記事では、主に2025年11月に発表されたアップデート(AWS re:Invent 2025での発表を除く)を中心にピックアップしてご紹介します。
 
※ AWSのアップデートは情報量が多く、継続的なキャッチアップが欠かせません。
実務で活かすための学習方法を探している方は、記事の途中や最後でご紹介している
AWS研修情報もあわせてご覧ください。
目次

分析(Analytics)

こちらでは、分析(Analytics)についてご紹介します。

Introducing AWS Glue 5.1

AWS Glue のバージョンが 5.1 にアップデートされました。

今回の目玉は、AWS Lake Formation を利用したデータレイクへの書き込みに対応したこと、そして Apache Iceberg への対応(つまり、Amazon S3 Tables への対応ですかね?)です。

また、利用できるアプリケーションもそれぞれアップデートされています。

参考: Introducing AWS Glue 5.1

Announcing AWS Glue zero-ETL for self-managed Database Sources

AWS Glue の Zero-ETL が、セルフマネージドデータベースにも対応したとのことです。つまり、EC2 やオンプレミス上に構築した Oracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQL と Amazon Redshift を ETL 不要で接続できるようになったようです。

まだ、東京や大阪リージョンには来ていないようですが、どうしてもオンプレミスで構築されているデータベースをデータソースにしたデータウェアハウス構築に役立ちそうです。

参考: Announcing AWS Glue zero-ETL for self-managed Database Sources

AWS Glue Data Quality now supports pre-processing queries

AWS Glue Data Quality という機能があります。この機能は、ユーザー自身が定義したルールに従ってデータの品質検査をできる機能です。

今回のアップデートでは、データ品質チェックの前に前処理クエリを実行できるようになったようです。例えば、合計金額を税金や送料などをベースに計算して利用する場合など、RAW データの品質だけではチェックしきれない場合に前処理を行ったうえで品質確認などができるようです。

参考: AWS Glue Data Quality now supports pre-processing queries

Amazon Quick Suite Embedded Chat が利用可能に

Amazon Quick Suite は、Amazon QuickSight から進化して単なるデータ可視化に留まらず、AI エージェントだったり自然言語によるクエリだったりができるツール群になっています。

今回のアップデートでは、構造化データと非構造化データを使った会話型 AI チャットを自分たちのアプリケーションに直接組み込んで利用できるようになったようです。

参考: Amazon Quick Suite Embedded Chat が利用可能に

 

ここまでご紹介したように、AWSの新機能は実務への影響も大きくなっています。
アップデートを「知っている」だけで終わらせず、 設計・実装レベルで使いこなすための学習も重要です。
 

コンピューティング(Compute)

こちらでは、コンピューティング(Compute)についてご紹介します。

AWS Lambda が Node.js 24 のサポートを追加

Node.js 24 が Lambda のランタイムとして選択可能になりました。

今利用できるランタイムのサポートタイムラインはこちらをご確認ください。

参考: AWS Lambda が Node.js 24 のサポートを追加

Amazon EC2 announces interruptible Capacity Reservations

EC2 の利用可能キャパシティを事前に予約できる EC2 オンデマンドキャパシティ予約をご存知でしょうか?

任意の期間に特定のアベイラビリティゾーンで利用できる EC2 インスタンスの容量を予約できる機能です。

今回のアップデートでは、未使用のキャパシティを一時的に中断可能なキャパシティとして組織内に公開することができるようになりました。

例えるなら、組織内でスポットインスタンスを公開できるみたいな感じですね。

参考: Amazon EC2 announces interruptible Capacity Reservations

Amazon ECS Express Mode を使用して、インフラストラクチャを複雑化することなく、本番環境に対応したアプリケーションを構築

Amazon ECS でコンテナ環境を作成する場合にベストプラクティスに沿った環境を簡単に作成できる Express Mode が利用できるようになったようです。

ECS は、クラスター・タスク定義・サービス定義・Fargate など様々な要素で構成されているため、取っつきにくい印象を持たれることも多いですが、シンプルになるのはいいですね。

参考: Amazon ECS Express Mode を使用して、インフラストラクチャを複雑化することなく、本番環境に対応したアプリケーションを構築

AWS Lambda が Rust のサポートを追加

スクリプト系言語では出せないパフォーマンスや安全性を求めて Rust にすることもあるでしょう。

これまでは、Lambda で Rust を動かすためにはカスタムコンテナで実行するしかありませんでしたが、正式に Lambda で Rust が利用可能になりました。

Rust は、注目されている言語のひとつです。

参考: AWS Lambda が Rust のサポートを追加

新しい EC2 R8a メモリ最適化インスタンスの発表

R8 ファミリーに AMD CPU を利用できる R8a が登場しました。Intel CPU と比較してコストパフォーマンスが良いのが嬉しいです。

参考: 新しい EC2 R8a メモリ最適化インスタンスの発表

データベース(Database)

こちらでは、データベース(Database)についてご紹介します。

Amazon Redshift がマルチウェアハウスアーキテクチャ全体でフェデレーテッドアクセス許可をサポートするように

複数の Redshift データウェアハウスを利用した基盤のことをマルチウェアハウスアーキテクチャと呼ぶんですね。

そうしたマルチウェアハウス全体で外部認証を利用したアクセス許可ができるようになったようです。

参考: Amazon Redshift がマルチウェアハウスアーキテクチャ全体でフェデレーテッドアクセス許可をサポートするように

 

AWSのアップデートを実務で活かすには、体系的な理解と実践経験が欠かせません。

機械学習・AI(Machine Learning)

こちらでは、機械学習・AI(Machine Learning)についてご紹介します。

Claude Opus 4.5 が Amazon Bedrock で利用可能に

Claude Opus 4.5 が Amazon Bedrock で利用可能になりました。Sonnet、Haiku と合わせて揃い踏みですね。

AWS と Anthropic の協力体制や、Bedrock の柔軟さあってこそのリリース速度ですね。

参考: Claude Opus 4.5 が Amazon Bedrock で利用可能に

AI ワークロードのパフォーマンスとコストの一致に役立つ新しい Amazon Bedrock サービスティア

AI アプリケーションとひと括りに言ってもアプリケーションごとに求められるパフォーマンスやコスト最適化は違いますから、サービスティアを選択することでパフォーマンスとコストのトレードオフをコントロールできるのはいいですね。

参考: AI ワークロードのパフォーマンスとコストの一致に役立つ新しい Amazon Bedrock サービスティア

分析と AI/機械学習の開発のための Amazon SageMaker Data Agent のご紹介

データ分析や機械学習モデルの構築では、事前の準備が8割を占めているとよく言われます。

この機能は、やりたいことをノートブックに自然言語で入力するといい感じにエージェントが実行計画を作成して実行してくれるようです。

参考: 分析と AI/機械学習の開発のための Amazon SageMaker Data Agent のご紹介

機械学習の実務スキルを習得!おすすめのAWS研修

AI・機械学習の活用が進む中、現場で使えるスキルを身につけたい方に向けて、トレノケートでは実務に役立つAWS研修をご提供しています。

特に、AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateの資格取得を目指す方に最適です。

 

機械学習モデル構築・MLOps基礎をAmazon SageMakerで習得

Machine Learning Engineering on AWS | IT研修のトレノケート

機械学習モデルの構築・トレーニング・デプロイを実践的に学習。
Amazon SageMakerを活用したMLパイプライン設計や、現場で求められるMLOpsの基礎まで網羅します。

▶ 研修詳細を見る

 

Machine Learning Engineering on AWS(バウチャ付) | IT研修のトレノケート

資格試験に挑戦する方におすすめ!
研修+試験バウチャで、スキル習得から認定取得まで一気に進められます。

▶ 研修詳細を見る

 

更に学びたい方へ。トレノケートでは、AWSロール別の学習フローもご用意しています。
AI/MLエンジニア向けの最適なステップを確認して、キャリアを加速しましょう。

 ロール別コースフロー(AI/MLエンジニア)を確認する

 

また、トレノケートでは、AI・データ分析・生成AIなど、最新技術を実践的に学べるAWS研修を豊富に取り揃えています。
目的やレベルに応じて最適な研修を選べますので、ぜひご確認ください。

▶ 今すぐAWS研修一覧を確認する

ネットワークとコンテンツ配信(Networking & Content Delivery)

こちらでは、ネットワークとコンテンツ配信(Networking & Content Delivery)についてご紹介します。

Amazon CloudFront が VPC IPAM と統合して BYOIP をサポート

どうしてもやむにやまれぬ事情で特定の IP アドレスを使用したい。しかし、CDN も使いたい。そんな場合に、VPC IPAM で管理している自分の IP アドレスを使って CloudFront のエニーキャスト IP で利用できるようになったようです。

参考: Amazon CloudFront が VPC IPAM と統合して BYOIP をサポート

VPC 暗号化コントロールのご紹介: リージョンの VPC 内および VPC 間での転送中の暗号化の強制

ALB をパブリックサブネットに配置し、EC2 はプライベートサブネットに配置することで、ALB - EC2 間は VPC 内の通信なので HTTP でも大丈夫。

とは一概に言えないコンプライアンス要件がある場合に、 VPC 内の通信も暗号化通信を強制するように設定できるようになったようです。

記事にもある通り、金融・医療・政府などにとっては必要な機能なのでしょう。

参考: VPC 暗号化コントロールのご紹介: リージョンの VPC 内および VPC 間での転送中の暗号化の強制

AWS が AWS Transit Gateway の Flexible Cost Allocation を発表

Transit Gateway の支払いを柔軟に設定できる機能が登場しました。

説明を読んでいると結構複雑な設定もできそうです。

参考: AWS が AWS Transit Gateway の Flexible Cost Allocation を発表

Amazon CloudFront がオリジン接続で TLS 1.3 をサポート

CloudFront で TLS 1.3 がサポートされました。

こうしたアップデートは地味ですが、非常に重要なものですね。

参考: Amazon CloudFront がオリジン接続で TLS 1.3 をサポート

ストレージ(Storage)

こちらでは、ストレージ(Storage)についてご紹介します。

Amazon S3 汎用バケットの属性ベースのアクセス制御のご紹介

S3 汎用バケットで ABAC によるアクセスコントロールが設定できるようになりました。

ABAC は、タグをベースに動的にアクセスコントロールを制御可能なので柔軟性が増しますね。

参考: Amazon S3 汎用バケットの属性ベースのアクセス制御のご紹介

その他(Miscellaneous)

こちらでは、その他(Miscellaneous)についてご紹介します。

リージョンレベルの計画の容易化とグローバルデプロイの迅速化のための、リージョン別の AWS 機能のご紹介

リージョンごとのサービス有無やサービス可用性などを複数リージョンで比較できる AWS Capabilities by Region というツールが AWS Builder Center で公開されたようです。

利用可能な API の比較などもできるので、実現性の検証にも役立ちそうですね。

aws-builder-center-capabilities-by-region

東京リージョンと大阪リージョンを比較してみても、できることが違うところがわかりますね。

参考: リージョンレベルの計画の容易化とグローバルデプロイの迅速化のための、リージョン別の AWS 機能のご紹介

複数の組織にわたる AWS 請求とコストを一元管理するための新しい AWS Billing Transfer

AWS Organizations を利用している組織では一括請求による支払いが可能ですが、AWS パートナーなどに請求代行をお願いする際に請求を別のアカウントに依頼できるようになった、ということですね。

FinOps によるコスト最適化がアツいのでこれはいいですね。

参考: 複数の組織にわたる AWS 請求とコストを一元管理するための新しい AWS Billing Transfer

AWS で、開発者が AWS CLI および SDK の認証にコンソール認証情報を使用可能

ローカル環境で開発しているとき、AWS CLI や AWS SDK を使う場合には認証情報をローカルに設定しておきましたが、今回のアップデートでブラウザベースのマネジメントコンソールサインインを利用した認証が利用可能になったようです。

アクセスキーとシークレットアクセスキーを長期保存しなくても済むのはいいですね。

参考: AWS で、開発者が AWS CLI および SDK の認証にコンソール認証情報を使用可能

AWSの実務スキルを効率よく習得するならAWS研修で

AWSはアップデートのスピードが非常に速く、サービスや機能も年々高度化しています。
そのため、最新情報をキャッチアップするだけでなく、
実務で使えるスキルとして体系的に身につけることが重要になります。

そうしたAWSの学習には、目的やレベルに応じて効率よく学べる研修の活用がおすすめです。

AWSのアップデートを“理解した”だけで終わらせないために

本記事では、2025年11月に発表されたAWSの主要アップデートを中心にご紹介しました。

しかし、アップデート情報を把握することと、実務で使いこなせることの間には大きな差があります。

新しいサービスや機能を現場で活かすためには、サービスの特性を正しく理解すること、
そしてアーキテクチャ設計や実装を通じた実践的な経験が欠かせません。

トレノケートでは、AWSの基礎から、データ分析・機械学習・生成AIといった
最新のAWSサービスにも対応した実務直結型のAWS研修を多数ご用意しています。

現場で求められるスキルを効率よく習得したい方や、
アップデートを「知識」ではなく「武器」として使えるようになりたい方におすすめです。

AWSの基本から整理したい方はこちら

AWSの基本や全体像を改めて整理したい方には、
弊社のAWS認定インストラクターがわかりやすく解説する以下の記事もおすすめです。

▶ 「 AWSとは?AWS認定講師が解説」 

髙山 裕司(たかやま ゆうじ)

トレノケート株式会社 AWS認定インストラクター(AAI Champion) 2025 Japan AWS All Certifications Engineer 独立系 SIer にて、約10年間に渡りシステムの設計・開発や運用等を経験したあと、外資系ソフトウェアメーカーにおいてソフトウェア製品のリードエンジニアやプロダクトマネジャーに従事。 現職では、AWS 認定インストラクターとして幅広いトレーニングを担当する。 AWS Authorized Instructor Champion Best Numbers for Class Delivery and Students Trained 2021 において1位を受賞のほか、AWS Authorized Instructor 2023 Best Course Delivery Coverage 部門で3位になる。 個人としても、JAWS-UG のイベントにスピーカー登壇をしている。 著書:『徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書』(インプレス社)

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