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【月間AWS】2025年1月号~AWS認定講師が厳選。先月の気になるニュース~
こんにちは。AWS 認定インストラクターの小池です。
思い起こせば、お正月はインフルエンザと仲良く年越しをしました。皆様もお体にお気をつけください。
それでは AI 講座講師の小池が気になったアップデートを紹介いたします。
目次[非表示]
AWS × AI のアップデート
「Llama 3.3 70B」がAmazon SageMaker JumpStartで利用可能に
2024年12月16日、Meta社の最新モデル「Llama 3.3 70B」がAmazon SageMaker JumpStartで利用可能になりました。 このモデルは、より少ない計算リソースで高性能を発揮するよう設計されており、Llama 3.1 405Bと同等の性能を、約5倍のコスト効率で提供します。
Amazon SageMaker JumpStart は事前に大量のデータを用いて作成された基盤モデルを用いて機械学習モデルの開発を行うサービスです。0から自作でモデル構築を行うことと比べてより性能の高いモデルを短時間で構築することができます。他にも様々な基盤モデルが公開されており、画像生成などの生成AI タスクや表データの回帰、画像分類モデルなど従来型の機械学習にも対応可能な基盤モデルが公開されています。モデルの一覧は以下をご確認ください。
Amazon Bedrock で Stable Diffusion 3.5 Large が利用可能に
テキストモデルだけではなく、画像生成モデルのアップデートもございました。
出典:Stability AI
Amazon Lex の音声認識モデルがアップデート
Amazon Lex はチャットボット作成を行うサービスです。テキストだけではなく、人間の音声をテキスト化するAmazon Transcribe の機能が内包されておりました。今回こちらの音声認識のモデルがアップデートされました。
具体的には欧州用とアジア用の2つの音声認識モデルが公開されたとのことです。
これによって地域アクセントの認識精度や英数字などの数字の認識の向上がされたとのことでした。
アップデートの通り、欧州とアジアではアクセントが異なりますし、数字のテキスト表記の仕方も異なります。今回のアップデートによってより包括的で信頼性の高い対話が可能になるとのことでした。
AWS認定トレーニング
AWS × AI を学ぶ
Developing Generative AI Applications on AWS
生成 AI の基礎知識から Amazon Bedrock を利用した生成 AI アプリケーションの開発やプロジェクト計画など、生成 AI を AWS で活用してインタラクティブなアプリケーションを開発したいエンジニアの方にオススメのコースです。
Practical Data Science with Amazon SageMaker
AI の基礎知識から Amazon SageMaker を利用した機械学習モデルの開発を行います。
AI を始めて学ぶという方にもおすすめの講座です。これから AI プロジェクトに関わるビジネス層やエンジニア層の方など幅広い方にご受講いただけます。AWS Certified AI Practitioner に関わる内容も多く取り扱います。
その他、AWS 認定トレーニングも充実
AWS 認定トレーニングも充実しています。
▼AWS初心者の方は、 AWS Cloud Practitioner Essentialsから!
座学中心の研修で、AWSを初めて学ぶ方や、営業などで提案に関わる方におすすめです。
「AWS Certified Cloud Practitioner」資格取得を目指す方の基礎知識修得にも最適です。
→ 詳細・日程はこちらから
▼より良いアーキテクチャ設計を学ぶなら、Architecting on AWS で !
コンピューティング、ネットワークやストレージ、データベースといったシステム基盤から、ハイブリッドネットワークやセキュリティ、災害復旧まであらゆるレイヤーに掛けて AWS Well Architecting Framework に沿ったベストプラクティスなアーキテクチャ設計を座学と演習を通じて各サービスの特徴を学びたい方におすすめのAWS研修です。
→ 詳細・日程はこちらから
その他
AWS 導入事例:パルシステム生活協同組合連合会 様
Amazon Bedrock を利用した生成 AI システムを導入し、議事録やチラシ制作などに関わる業務負担を軽減した事例が公開されておりました。会議資料作成に要する時間削減を 30%、 広報物などで使用する画像の手配時間を削減を 70% を達成されたとのことです。生成 AI の力を使いこなすことによって、より本質的な業務やクリエイティブな業務に人力を割くことができる事例だと思いました。詳細は以下をご確認ください!
AWS re:Invent 2024 に参加しました。
弊社の講師陣が AWS re:Invent 2024 に参加いたしました。AWS re:Invent 2024 でのアップデートにつきましてはblog を続々公開予定です。楽しみにしてください!
また、12月〜2月にかけて「最新!AWS re:Invent 2024 re:Cap セミナー Trainocate Roadshow【参加無料】」を開催しております。最新のアップデートや re:Invent のあれこれをお話しさせていただきます。ご都合の合う方はぜひご参加ください。
ではまた来月号でお会いしましょう。
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