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【AWS入門】生成AIをビジネスで活用するには?AWS認定試験にも対応のおすすめのトレーニングをご紹介

 
AWS認定講師の小池です。

2024 年、AWS ×生成AI の様々なアップデートがありました。AI Practitionerの資格が新設され、 AWS re:Invent にてAmazon Nova など最新モデルが発表されました。
関連して、2025 年2月には初の生成AI の導入トレーニングとしてGenerative AI Essentials on AWS 講座がリリースされています。昨年発表された Amazon Nova などの最新のアップデートを含めた講座です。

本記事では、Generative AI Essentials on AWS がどういった方を対象としているか、またどういったことが学べるのかについてお伝えします。生成AIをビジネスで活用していきたい方は是非最後までご覧ください。

目次[非表示]

  1. Generative AI Essentials on AWS トレーニングとは
  2. Generative AI Essentials on AWS で学べること 
    1. カリキュラム
  3. 生成 AI をビジネスで利用するための方法・戦略を学ぶ
  4. AWSの認定資格にも対応
  5. AWSで生成AIを使いこなし、ビジネスに活かそう

 

Generative AI Essentials on AWS トレーニングとは

「Generative AI Essentials on AWS」は、生成AIの基礎から導入手順、活用時の重要な検討事項までを体系的に学べるAWS公式の研修プログラムです。

本トレーニングは、エンジニアに限らず、営業・企画・マネジメントなど非エンジニア職の方にも強くおすすめできる内容となっており、実際に Amazon  Bedrock を使いながら、AWSと生成AIの関係を実践的に学びます。

生成AIは今、ビジネスの在り方そのものを変えつつあります。「知らない」と「知っている」だけで、日々の業務やビジネスに大きな差が生まれる時代がすでに始まっています。

受講対象者

この講座は、以下のどちらにとっても、最初のステップとして最適な学びを提供します。

  • 生成AIを“使いこなしたい”人

  • 生成AIを“業務に取り入れるアイデアを考える”人

生成AI人材の第一歩としてのご受講を推奨しております。

 

Generative AI Essentials on AWS で学べること

本講座で学べることについては、公式ページでは以下の通りとなっています

  • 生成 AI の概念、方法、戦略を要約する
  • 生成 AI と機械学習とその技術の適切な使用法について理解する
  • 生成 AI を責任を持って安全に使用する方法を説明してください
  • 特定のユースケースにおける生成 AI ソリューションの種類を認識する
  • 生成 AI の実装とプロジェクト計画を組織に説明してください

AI・機械学習・生成AI の基本的な概念からAWS に対応するサービスについてインプットを行います。

Amazon Bedrockを使用したLabが3つ用意されており以下についての実装を行います。

  • プロンプトエンジニアリング
  • コンテンツのフィルタリング
  • 生成AIを使用したプロジェクト立案

座学と実装を行うことで AWS × 生成 AI の基礎知識を定着させ、実務における生成AI活用のプロジェクトの推進が効率的に進められるような講座となっています。

 

カリキュラム

本講座で学べるカリキュラムは以下の通りです。

学習項目 内容
1. 生成 AI の紹介
  • 生成 AI の説明
  • 基盤モデル
  • AWS 生成 AI サービス
2. 生成 AI のユースケースを探る
  • 適切なユースケースの特定
  • 生成 AI アプリケーションとユースケース
  • 生成 AI のユースケースシナリオを探る
  • クラスのユースケース
3. プロンプトエンジニアリングの要点
  • プロンプトエンジニアリングの紹介
  • プロンプトデザインのベストプラクティス
  • 高度なプロンプト戦略
  • モデル設定とパラメータ
  • (Lab1)Amazon Bedrock によるスローガン生成の最適化
4. 責任ある AI の原則と考慮事項
  • 責任ある AI の紹介
  • 責任ある AI のコアディメンション
  • 生成 AI に関する考慮事項
5. セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス
  • セキュリティ概要
  • 敵対的プロンプト
  • AWS セキュリティサービス
  • ガバナンス
  • コンプライアンス
6. 生成 AI プロジェクトの実装
  • はじめに - 生成 AI アプリケーションライフサイクル
  • ユースケースを定義する
  • 基盤モデルを選択する
  • パフォーマンスを改善する
  • 結果を評価する
  • アプリケーションをデプロイする
7. 生成 AI ソリューションの開発
  • (キャップストーンラボ)生成 AI を使ったプロジェクトプランの作成

出典:Generative AI Essentials on AWS

 

生成 AI をビジネスで利用するための方法・戦略を学ぶ

生成AIを実際の業務にどう活用するか、本講座ではその基本となる考え方から具体的な活用戦略までを体系的に学ぶことができます。

講座ではプロジェクト推奨を行うためのAWSの 責任あるAI の原則 と考慮事項から学びます

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公平性、説明可能性、プライバシー、セキュリティ、真実性、堅牢性、ガバナンス、透明性、安全性、制御性といった重要な観点がどのように考慮されるべきか、そしてそれらがAWSのサービスとどのように統合されているのかを学びます。実務で生成AIを安全に導入・展開するために必要なポイントをしっかりと押さえることができます。

 

 講座内のラボでは、プロンプトエンジニアリングを活用し、生成AIを組織の開発ライフサイクルに統合するプロジェクト計画書を作成します。実際の活用場面を想定した設計・計画の実践的スキルを身につけられるのが特徴です。

 

全体を通じて、生成AIを業務に取り入れる際のプロセスや考慮すべき点を網羅的にカバーしています。これから生成AIをビジネスの現場に取り入れたい方にとって、非常に実践的かつ導入の第一歩として最適な内容となっています。AWSの各種サービスの詳細な技術解説は最小限に留められており、エンジニアに限らず、ビジネス部門の方々にも理解しやすい構成になっています。

 

AWSの認定資格にも対応

AWSの初級(Plactitioner)レベルの資格は2つに分かれています。

本講座ではAWS Certified AI Practitionerの生成AIに関する知識を深めることができます。資格試験では前提条件として AWS Certified Cloud Practitionerの資格もしくは同等の知識を有していることが推奨されます。

 

AWS認定資格については、下記記事でも詳しく紹介しています。よろしければご確認ください。

(最新)AWSの資格一覧を紹介|推奨レベルや取得方法についても解説

【最新】AWS資格試験の受験料を紹介|お得に受講する方法も解説

 

本講座を含め、ビジネス層の方からも引き合いの多いAWS 講座は大きく 3つあります。

これらの講座を受講することによって、ビジネス面だけではなく、技術的にもAWSの全体像を理解し、プロジェクトを効率的に推進することが可能となります。

 

AWSで生成AIを使いこなし、ビジネスに活かそう

AWSエキスパートとしてのキャリアを築く第一歩となるトレーニング内容です。

最新のクラウド技術を学び、実践的なスキルを身につけ、認定資格取得への道を開く。

このコースを受講することによりキャリアの可能性を大きく広がると感じております。

 

今回は、生成AI の導入トレーニングとしてGenerative AI Essentials on AWSをご紹介しました。

関連して、AWSには下記の生成AIトレーニングもございます。是非ご活用ください。

 

生成AIを活用したビジネスを検討される経営層やマネージャー層に。
生成AIをビジネスで活用する方法を様々な業界の事例を通して学びます。

▶Generative AI for Executives

 

AWS上で大規模言語モデルと生成 AI を利用したアプリケーションを開発したい開発者の方に。
2日間で生成AIプロジェクトのプランニング、生成AIアプリケーションのアーキテクチャパターン等を学びます。

▶Developing Generative AI Applications on AWS

 

トレノケートでは、AWS初心者向けの研修や認定資格取得を目指す方向けの研修を多数実施しています。AWS認定インストラクターによる質の高い研修を受けられ、累計の受講者数は37,000人を超えています。
 
社内でAWS研修を実施しようと検討している企業様は、ぜひトレノケートにお問い合わせください。


トレノケートのAWS研修(AWS認定トレーニング)はこちら

小池 歩(こいけ あゆむ)

AWS、Microsoft 認定トレーナー。AI に関する講座の登壇・開発を担当。 趣味はサッカー観戦とラーメン。

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