
Architecting on AWSで得られる4つのメリットとは。 ~キャリアと技術力の飛躍的向上~
今回は、弊社が提供する数あるAWSトレーニングの中でも、特に人気の高い「Architecting on AWS」コースをご紹介します。
AWSクラウドの設計力を本格的に身につけたい方、認定資格取得を目指している方、そして最新技術を実践的に学びたい方にとって、このコースはまさに最適な第一歩です。
まだ受講されたことがない方も、「気になってはいるけど迷っている…」という方も、ぜひこの記事を通して「Architecting on AWS」の魅力を感じてみてください!
目次[非表示]
はじめに:Architecting on AWSとは?
クラウドテクノロジーで高いシェアを誇る Amazon Web Services(AWS)
そのAWSでは様々な認定トレーニングが提供されており、弊社でも沢山のトレーニングコースをお客様へご提供しています。
その中でも、 Architecting on AWS は、AWSクラウドのベストプラクティスと設計パターンを学び、最適なITソリューションを設計するためのAWS公式の3日間のトレーニングコースです。
Architecting on AWS コース概要
- 難易度レベル:中級
- 所要時間:3日間
- 前提知識:AWS基礎、分散システム、ネットワーキングの基本知識
Architecting on AWS 受講対象者
主にAWSクラウドを活用してシステムの設計および構築を行う方を対象としています。
- ソリューションアーキテクト
- AWSアーキテクチャを理解する必要があるデベロッパー
- AWS Certified Solutions Architect - Associate の認定取得を目指す方
コースの詳細については、下記よりそれぞれご確認ください。
Architecting on AWS (バウチャなし) | IT研修のトレノケート
Architecting on AWS (バウチャ付) | IT研修のトレノケート
Architecting on AWS で得られる4つの大きなメリット
ではその Architecting on AWS。
受講するとどんなメリットがあるのでしょうか?以下に4つほどまとめてみました。
Architecting on AWS受講メリット1:AWS認定資格取得への最短ルート
今回の Architecting on AWS コースですが受講する内容として、AWS認定資格である「AWS Certified Solutions Architect - Associate 」(略称:SAA)に含まれる分野を多く対象としています。
AWS Certified Solutions Architect - Associate
書籍やAWS公式の学習コンテンツ AWS Skill Builder で認定資格対策を進めるのもオススメですが、実際に演習操作を行い、疑問点をAWS認定トレーナーに質問をする事でより一層の 理解が深まります。
更には、キャリアアップの可能性も高まりますので、Architecting on AWS を受講するのは認定資格取得の最短ルートとも言えるでしょう。
最新「AWS Certified Solutions Architect - Associate 」のS03の合格を目指したい方は以下のブログでも、効率的な学習方法をご紹介しています。よろしければご確認ください。
AWSAWSのSAA-C03の合格を目指す人は必見!試験合格率や効率的な学習方法を紹介|トレノケート公式ブログ
なお、AWS認定の詳しい内容やその他の資格一覧について知りたい方は下記記事も合わせてご覧ください。
「(最新)AWSの資格一覧を紹介|推奨レベルや取得方法についても解説」
Architecting on AWS受講メリット2:実践的なハンズオンラボで即戦力に
上記でAWS認定資格をご紹介しましたが、資格だけ取得しても即戦力とは言えません。
やはり実際に操作を行い体感することで、実際の業務で使えるスキルを短期間で習得できるのではないでしょうか?
ちなみにハンズオンラボで各種演習を行いますが、ラボ手順を超えて自分なりにアレンジすることでも、より知識が深まると私は考えています。
過去ブログ記事にて、ハンズオンラボを色々楽しむ内容もご紹介しておりますので合わせてご確認ください。
Architecting on AWS受講メリット3:AWS Well-Architected Frameworkによる設計の理解
AWSの各種サービスを組み合わせてビジネス課題を解決していきますが、実はベストプラクティスとなる設計の考え方が準備されています。それが AWS Well-Architected Frameworkです。
参考:AWS Well-Architected – 安全で効率的なクラウドアプリケーション
6つの観点(6つの柱)を学ぶ事により「どのようにすればクラウド設計のベストプラクティスで、高品質なアーキテクチャ設計が可能になるか?」がより深く理解できます。
Architecting on AWS のカリキュラムでは、その AWS Well-Architected Framework も取り上げております。
Architecting on AWS受講メリット4:最新のAWSサービスと技術トレンドをキャッチアップ
IT技術は凄まじいスピードで進化を遂げています。
もちろんAWSでも様々なサービスが次々と展開されていますが、Architecting on AWS でも機械学習や生成AIなどの最新情報もキャッチアップされ、一部内容を取り上げています。
例えばコース3日目に登場するサーバーレスなどの場合、弊社認定講師の山下がAWSのブログでも、生成AIを活用した様子としてサーバーレスサービスを活用した内容を掲載しています。
参考:AWS トレーニングを活用して、ノーコード実装の生成 AI チャットボットを設計する - builders.flash☆ - 変化を求めるデベロッパーを応援するウェブマガジン | AWS
最新技術のキャッチアップも可能となる、Architecting on AWS コース受講はオススメです。
コースの詳細については、下記よりそれぞれご確認ください。
Architecting on AWS (バウチャなし) | IT研修のトレノケート
Architecting on AWS (バウチャ付) | IT研修のトレノケート
Architecting on AWS 充実の学習内容
メリットを見ていくと「お!受講するの良さそう」と思うのでは無いでしょうか?
ではここからは具体的な学習内容を受講日ベースでご紹介していきます。
Architecting on AWS1日目:AWSの基礎から具体的なサービス説明へ
1日目はAWSクラウドの基礎からご説明していきます。グローバルインフラストラクチャやそれを業務で用いるメリット。また利用するにあたり大事なアカウント管理やセキュリティについてご説明していきます。
セクション | 内容 |
モジュール1 | アーキテクチャの設計の基礎 |
ラボ1 | AWS マネジメントコンソールと AWS Command Line Interfaceを確認および操作する |
モジュール2 | アカウントのセキュリティ |
モジュール3 | ネットワーク1 |
モジュール4 | コンピューティング |
ラボ2 | Amazon VPC インフラストラクチャを構築する |
上記内で「ラボ」というセクションがありますね。ラボとは実際に受講者が AWS 環境にログインし操作する演習のことをいいます。
ラボ画面の様子
学んだ内容を座学だけではなく、受講者が操作をしながら知識を深める事が可能です。また丁寧な操作手順もラボ内にて説明がありますので、AWSを触ったことが無い方も安心して演習を行う事ができます。
「実際に操作でつまづいてうまく出来なかったらどうしよう」と不安になった方。ご安心ください!
トレノケート株式会社の AWS認定講師にて受講者のサポートを致します。
Architecting on AWS 受講2日目:データとスケーラビリティ
1日目でAWSの操作を体験した後に、AWSの具体的なサービス内容を勉強していきました。特に1日目のラボ2ではネットワーク環境を作成し、その中にサーバーを設置するという楽しい内容でした。
2日目ではデータをAWSに保存したり、利用状況をモニタリングし高可用性を図る設計内容を学習していきます。
セクション | 内容 |
モジュール5 | ストレージ |
モジュール6 | データベースサービス |
ラボ3 | Amazon VPC インフラストラクチャでデータベースレイヤーを作成する |
モジュール7 | モニタリングとスケーリング |
ラボ4 | Amazon VPC で高可用性を構成する |
モジュール8 | オートメーション |
モジュール9 | コンテナ |
AWSで作成した各種リソースを可用性高くサービス提供しつづけるために、Amazon EC2 Autoscalingを用いて実際に構築するラボ4では、AWSの便利さをより深く理解できるでしょう。
また、トレーニングではラボ以外に講師が適宜デモンストレーションも交えながらご説明致します。
例えば私の場合ですと、モジュール8のオートメーションではWindows端末からコマンドを叩いてCloudformation Stackを作成しVPCを作成する様子をお見せします。
簡単にリソース作成や削除をサクッとできるのも、クラウドのメリットですね!
Architecting on AWS受講3日目:最新技術と災害対策
3日目も様々なAWSサービスの学習をしていきます。
特にモダンな技術であるサーバーレスは、オンプレミスでよくある「サーバーが必要となるアーキテクチャ」との違いをラボを通して体験でき、その素晴らしさを実感していただけます。
セクション | 内容 |
モジュール10 | ネットワーク2 |
モジュール11 | サーバーレス |
ラボ5 | サーバーレスアーキテクチャを構築する |
モジュール12 | エッジサービス |
ラボ6 | Amazon S3 オリジンで Amazon CloudFront ディストリビューションを設定する |
モジュール13 | バックアップと復旧 |
キャップストーンラボ | AWS 多層アーキテクチャを構築する |
また、個人的に大好きなのはラボ6の「Amazon S3 オリジンで Amazon CloudFront ディストリビューションを設定する」です。気軽にサクッとグローバルなネットワークサービスも個人利用できるのがAWSの面白さですね。
更に、3日目の最後では、総まとめとなる実践的なキャップストーンラボがあります。
全部でラボは1~6まで独立して学習できるのですが、最後のキャップストーンラボはその1~6までの総まとめとして振り返り実習ができる内容となっています。
かなり濃厚なラボですので、大変おすすめです♪
お得な試験バウチャー付のコースは下記よりご確認ください。
Architecting on AWS (バウチャ付) | IT研修のトレノケート
現在、連続して3日間のスケジュールを組めない方には、飛び石開催のスケジュールもご提供しております。
詳細は下記よりご確認ください。
Architecting on AWS 受講時の注意事項
充実したカリキュラム内容となりますが、進捗状況によってスケジュール通りに進まない場合もあります。
例えばスムーズにトレーニングが進行し、時間に余裕がある場合には追加で「事例のご紹介」や「試験対策で使える教材のご紹介」などもお伝えする場合もございます。
もし時間が足りないケースがあったとしても、カリキュラム内容は省略いたしませんのでご安心ください。
上記スケジュールは参考としてご承知おきください。
Architecting on AWS 受講者の声
トレーニング内容についてある程度ご理解いただけかと思います。
ではここで受講された方々のお声をご紹介致します。
Architecting on AWS受講者の声①:主体的に進めることが出来た!
- 講義内容は初歩的な部分から充分に説明いただけ、ハンズオンで実際の環境操作を通して設定の流れ、イメージを学ぶことができるため、初学者でも理解を深めることができた。また、ハンズオンが全体の半分以上を占めており、主体的に進めることができた。
Architecting on AWS受講者の声②:適切な用語の説明をしてくれる!
- 講師の方のAWSの利用経験と知識を用いた講義はとても分かりやすく、今回のコースが基本的なIT知識を持つコースという前提があっても、ITの用語の説明を適切に入れてくれたため、私と講師の間で認識の差異を生まずにAWSの理解に励むことが出来たと思います。
Architecting on AWS受講者の声③:業務の参考になる!
- 演習時間も十分にあり、演習内容も多めだったため、実際に手を動かしながら学ぶことができ、業務の参考になりました。
たくさんのポジティブなコメントは大変励みになります!ありがとうございます!
他にも受講者の声は下記よりご確認が可能です。合わせてご覧ください。
Architecting on AWS (バウチャなし) | IT研修のトレノケート
さいごに:Architecting on AWS まとめ
気づけば、記事内容が膨大になってしまいましたね・・汗
しかしそれほど「イチオシ」の AWS認定トレーニングだと私は感じています。
AWSエキスパートとしてのキャリアを築く第一歩となるトレーニング内容です。
最新のクラウド技術を学び、実践的なスキルを身につけ、認定資格取得への道を開く。
このコースを受講することによりキャリアの可能性を大きく広がると感じております。
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久保玉井 純
AWS & OCI 認定インストラクター
2025/2024/2023 Japan AWS All Certifications Engineer
好きなラーメンは二郎系です。 https://maijun.net/