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【PMBOKⓇガイド入門】第10回:組織のプロセス資産

【PMBOKⓇガイド入門】では、グローバルナレッジの講師が「PMP® BOOT CAMP(弊社のPMP®試験対策講座)」の中でお話ししている内容を、少しずつご紹介してまいります。


PMP®試験対策、PMBOK®ガイドに関する知識の修得、プロジェクトの現場でご活用頂けますと幸いです。

 

 

組織のプロセス資産とは?

皆様の会社には、プロジェクトマネジメントを実践する際の標準的な手法はありますか?

また、これまでのプロジェクトから得た教訓を次回のプロジェクトに活用していますか?

 

PMBOK®ガイドでは、こういった標準や教訓を「組織のプロセス資産」という言葉で呼んでいます。初めてプロジェクトをリード、あるいはマネジメントする立場に就いた時には、こういった標準や教訓は非常にありがたい拠り所になりますよね。しかし慣れてくると、こういった標準や教訓に従ってプロジェクトを進めることに煩わしさを感じる局面もあるかもしれません。

 

組織のプロセス資産は1度作ったら終わりではない

「組織のプロセス資産」は、一度作ったらそれで終わりという代物ではありません。プロジェクトでそれらを使ってみて、「ここは変えるべきではないか」「これは今の時代には古すぎて役に立たない」といった気づきがあれば、改定をすべきです。

 

組織のプロセス資産をブラッシュアップする

プロジェクト・マネジャーを助けてくれるはずの「組織のプロセス資産」が陳腐化し、やらされ感だけでそれらを使うようになってしまっては本末転倒です。プロジェクトを成功させるのはもちろん重要ですが、「組織のプロセス資産」をブラッシュアップしていくことも同じくらい重要です。そうすることで、プロジェクトマネジメントの手法がより洗練されたものとなり、ひいてはプロジェクト成功の確率を高めることができます。

 

プロジェクトで得た知見を汎用化し、別のプロジェクトに活かすことができるようにすることは、組織運営の観点から非常に重要です。

 

 

 

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横山 昇(よこやま のぼる)

トレノケート株式会社 講師。PMI®認定PMP® (Project Management Professional)。大手物流企業の社内SEを皮切りに、大手SIer、ITベンチャー企業数社を経て、現職に至る。 現在は、若手向けのプロジェクト入門コースから、プロジェクトマネジメントの基礎コース、応用コースまで対応。 「楽しくなければ、身につくはずのものも身につかない」をモットーに、日々明るく楽しい研修になるよう心掛けている。 趣味は旅行。「きれいな景色と温泉とトレッキングとローカル線」を求める渋い旅が好き。

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