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AWS re:Invent 2024に参加するために、転職1年目の社員が行った3つのこと

こんにちは。AWS認定インストラクターの小池です。

本ブログは、転職1年目の社員がラスベガスで開催されるAWS re:Invent 2024に参加するまでの記事です。今後、イベントへの参加を考えられている方の参考になりましたら幸いです。

AWS re:Invent 2024の関連ブログは、 こちら でまとめています。よろしければご確認ください。

また、そもそもAWSって何?詳しく知りたいという方は、こちらの「AWSとは?AWS認定講師が解説」をご覧ください。

目次
  1. AWS re:Invent とは 
  2. AWS re:Invent 参加までのスケジュール
    1. 参加意欲をアピール
    2. 会社への貢献
    3. スキル向上
  3. AWS re:Invent 2024で得たものと展望

 

AWS re:Inventとは何か?

AWS re:Inventは、Amazon Web Services(AWS)が主催する世界最大規模のクラウドコンピューティングカンファレンスです。毎年ラスベガスで開催され、最新のクラウド技術やソリューションが発表されます。

このイベントは、エンジニア、開発者、ITプロフェッショナルにとって絶好の学びの場であり、新しいスキルを習得するためのワークショップやセッションが豊富に用意されています。日本からは約2000名の方が参加されており、現地でのネットワーキングイベントなども開催されております。弊社からは、AWS認定インストラクターの山下、髙山、久保玉井、私の四名で参加しました。

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左から久保玉井、私(小池)、髙山、山下

AWS re:Invent 参加までのスケジュール

AWS re:Invent への参加は、一人あたり 100万円近い費用がかかります。誰でも参加できるイベントではありません。会社からの信頼を獲得し、100万円の投資を行う価値のある人材であることを証明する必要があります。

AWS re:に参加するためスケジュールを逆算し、いつまでに自身の価値を示す必要があるのかを考えました。

主なスケジュールは以下の通りです。 

  • AWS re:Inventツアー申込み開始→2024/07/12 から
  • AWS re:Inventツアー支払期限→2024/10/25
  • AWS re:Invent →2024/12/01

AWS re: Invent自体は 12 月の開催ですがツアーの申し込みの関係上、7月までにはイベントへ参加できる見込みを立てておく必要があります。遅くとも10/25 までに社内稟議を通し、参加を確定させなければなりません。

2024 年 1 月入社の自分として初めの 6 ヶ月間がAWS re:参加のためには最も重要であると考えました。
自身が行ったことは大きく3つです。

  • 参加意欲をアピールする
  • 振られた仕事は何でも行う、会社に貢献する
  • 自身のスキル向上

 

参加意欲をアピール

AWS re:Invent に参加するために最も重要なことは参加意欲です。私は仮に、2024 年に参加できなくとも意欲や熱意を様々な方に伝え続けることによって将来的にイベント参加への可能性が高まると考えました。
具体的には以下のことを行いました。

  • 転職の面接時からAWS re:への参加意欲を示す、逆質問などに含める
  • 入社後の自己紹介で参加意欲を示す
  • 先輩社員にAWS re:Inventについて教えていただく

あらゆる部署・意思決定者に対して参加意欲を示し、自分の意欲が社内に共有されることを期待しました。結果としてAWS re:に参加意欲のある新入社員として認識してくださる方もおり、自身が新しい会社に馴染む上でも大きなメリットがありました。

会社への貢献

AWS re:Invent への参加の承認を得るためには会社からの信頼を得る必要があります。入社半年で信頼を得るためにはただ与えられた仕事をこなすだけではなく、部署を横断し様々な人から評価をいただく必要があると考えました。
具体的には以下のことを行いました。

  • 入社 2 日目で業務効率を向上させるためのアイデアをTeams にて全社向けに送信(社内活動)
  • 自らアイデア実現のために行動する(社内活動)
    • ランチ代補助制度の導入
    • バリュー浸透のためのアイデア導入(Teams での投稿に対して弊社のバリューでのリアクションができるようスタンプを作成しました。
      チャット___KOIKE_Ayumu__あなた____トレノケート株式会社___koikeay_trainocate_co_jp___Microsoft_Teams
  • AWS に限らず、依頼された業務は何でも行う

自身の業務を頑張ることはもちろんですが、短期間で評価を得るためには社内活動が重要と考え行動しました。

結果として、業務上関わりの少ない方からも認知され、評価をいただくことができました。

 

業務に関してはAWSに関わらず、MicrosoftやAIなど様々な分野の業務を行い、講座開発やEXPOなどへの参加など自身の登壇業務以外にも積極的に参加しました。

 

弊社のバリューについては、下記をご確認ください。

トレノケートのVision, Mission, Value | IT研修のトレノケート

スキル向上

AWS re:Inventの参加にあたって、イベントでの学びを最大化するためにスキル習得にも力を入れました。

昨今話題のAI 関連を中心に資格取得を行い、AWS re:Inventに参加し学びを還元できるだけの技術スキルがあることを証明しようと考えました。

具体的には以下の資格を取得しました。

  • Microsoft DP-100
  • Microsoft AI-102
  • AWS Certified Machine Learning - Specialty
  • AWS Certified AI Practitioner(9月)
  • AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(9月)

各ベンダーとの比較や評価ができるようにAWS に限らず AI に関わるスキルを身に着けました。

 

AWS re:Invent 2024で得たものと展望

AWS re:Invent 2024に参加して得た経験やスキルは、自分のキャリアにとっても非常に価値あるものでした。自身が関わっている AWS の存在を改めて認知することができ、世界中のエンジニアやAWS ユーザーと意見交換を行うことができました。

Amazon-Nova

また、Amazon Nova を始め、データの利活用におけるデータの扱い方など新しい技術やトレンドについて深く理解することで、これからのプロジェクトに自信を持って取り組むことができます。

Amazon Nova については、弊社の久保玉井もブログでまとめています。以下ををご確認ください。

最新!Amazon Nova ワークショップ体験と利用方法を紹介 | AWS re:Invent 2024参加レポート

Amazon Novaのワークショップで実力を体感! | AWS re:Invent 2024参加レポート

 

最後に、弊社では多くの講師がAWS re:Inventで得た学びを研修実施時に受講者へ共有しています。研修や人材育成の悩みなどございましたらお気軽にご相談ください!

▼トレノケートのAWS研修をもっと知りたい方はこちらから
AWS研修(AWS認定トレーニング)|AWS資格取得や基礎習得ならIT研修のトレノケート

 

本ブログを通して多くの方にAWS re:Inventへの参加に興味を持って頂き、参加いただけると幸いです。

弊社での講師キャリアに興味のある方はこちらもぜひご確認ください!

▼トレノケートの講師キャリア

講師のシゴト紹介 ~研修実施編~ IT講師が語る「研修実施」の楽しさと学びとは?

小池 歩(こいけ あゆむ)

AWS、Microsoft 認定トレーナー。AI に関する講座の登壇・開発を担当。 趣味はサッカー観戦とラーメン。

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