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ITベンダーのトレーニングバウチャを最大限活用するために - 使い方と注意点のまとめ (Cisco Learning Credits、Palo Alto Networks Training Credits、Splunk Training Units)

ITベンダーが提供する「ラーニングクレジット」、「トレーニングユニット」「トレーニングクレジット」は、各ベンダーによって認定されている教育パートナーが実施する認定トレーニングの受講費用の支払いに利用できるベンダー独自のトレーニングバウチャ*です。
使い方や有効期限の管理が難しく、有効期限までに使い切れなかった、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
*各ベンダーによって、異なる名称が使用されているため、すべてのベンダーが該当する場合トレーニングバウチャと記載しています。

この記事では、各ベンダーそれぞれの公式サイト(英語)をもとに、各社のトレーニングバウチャの活用ポイントを日本語で整理しました。また、各社共通の「よくある質問」や「失効を避けるためのポイント」についてまとめます。
対象トレーニングの探し方や申請方法、現状のクレジット管理、利用できない場合の注意点など、明日から役立つ情報を多数掲載しています。ぜひ保有されているトレーニングバウチャを最大限有効活用していただき人材育成にお役立てください。

目次

【Cisco】 Cisco Learning Credits (CLC)

Cisco Learning Credits (CLC) の概要と基本的な使い方

CLC(Cisco Learning Credit)とは、シスコ技術者認定試験、シスコ認定トレーニング、シスコオンラインストアコンテンツの購入、Cisco Live等のイベント登録などに利用可能なプリペイド式のシステムです。1単位=100US$ に相当します。


主に下記の用途に使用できます。

  • シスコ認定ラーニングパートナー提供のトレーニング受講
  • Cisco U.のE-learning購入

  • CCNA・CCNP・CCIEなどのシスコ技術者認定の試験バウチャ購入

  • イベント Cisco Live 登録料

 

 

トレノケートでのトレーニング受講で使用する場合は、下記の手順をご参照ください。

CLCを活用してCisco研修を受講する方法

 

取得方法

Ciscoのハードウェア・ソフトウェア・サービスと同様の方法で注文できます。単独で購入することも、Cisco製品(ハードウェア・ソフトウェア・サービス)と一緒に注文することも可能です。

 

現在の保有状況(残高)の確認方法

CLCを管理するオンライン上のツールである、Learning Credit Management Toolから確認が可能です。CLCを購入時に設定したチームキャプテンの権限を持つ方またはアクセス権限を与えられたメンバーがCLCの管理や確認を行えます。

 

利用できるトレーニングの探し方

Cisco Learning Locatorより、全てのシスコ認定パートナーが提供している研修を検索できます。

なお、トレノケートで提供しているコースのうち、CLCを利用可能なものは下記となります。
CLCで受講できるトレノケートのCisco研修

 

利用方法 (申し込み〜CLC使用確定の流れ)

トレノケートでのコース受講の場合は、下記の手順となります。

  1. コース選択とCLC数の確認
  2. コースの正式申し込み
  3. CLCの使用許可
  4. 受講の確定とコース実施

 

さらに詳しい手順は、 CLCを活用してCisco研修を受講する方法 をご覧ください。
また、 E-learning 購入や試験バウチャの購入の場合は、 Cisco公式サイト をご確認ください。

 

有効期限・失効条件

有効期間は、Learning Credit Management Tool に登録された日から365日間です。

 

利用できないケース・注意点

研修の受講期間がCLCの有効期限を過ぎている場合はCLCの利用ができません。
また、コースの最少催行人数に及ばないことが理由で開催が確定しない場合があるため、有効期限には余裕をもってコースをお申し込みください。

その他の注意点に関しては、下記もご参照ください。

CLC(Cisco Learning Credit)使用の注意点

 

キャンセル・日程変更時の扱い

トレノケート都合でコース開催がキャンセルされた場合、受講者には日程変更またはクレジット返還のいずれかの選択肢が提供されます。
受講者都合での変更またはキャンセルを行う場合は、クラス開始日まで18日以上ある場合に、クラスの日程変更またはクレジット返還を受けることができます。

詳細な条件・ガイダンスは下記をご覧ください。

CLC(Cisco Learning Credit)使用の注意点

 

運用のベストプラクティスとよくある失敗

CLCを利用することで、シスコ教育関連費用の事前の確保や、使用履歴や受講状況の一括管理が可能なため、年間での予算や教育状況の一元管理に活用できます。
ただ、有効期限ぎりぎりでのCLC使用は、都合の良い開催日程が見つからない、予定していたコースがキャンセルになる、受講者の急な予定変更が発生するなどのリスクもあります。期限には余裕をもって使用することがおすすめです。

 

お勧めのポイント

Ciscoは、Cisco Learning Creditの活用を促進するため、Cisco Trusted Learning Partner Programを立ち上げました。トラスティッドラーニングパートナーを選択(1社以上可)することができます。この選択によりシスコ認定ラーニングパートナーは、CLCを保有されている企業様のCLC情報が共有されるため、CLCの有効期限日よりも前に、お客様のご要望に応じてトレーニングの案内、提案や事前に希望をされるトレーニングのシート確保などの支援をすることができます。

その他、より詳しい情報はトレノケート内の参考記事もご覧ください。
Cisco研修費用の支払いに使えるCisco Learning Creditとは?
Cisco研修費用・Cisco U.購入費用に活用できるCLCを徹底解説!

 

【Palo Alto Networks】Training Credits

Palo Alto Networks トレーニングクレジットの概要と基本的な使い方

Palo Alto Networks認定トレーニングパートナー(ATP)が提供しているトレーニングコースを受講することができるトレーニングクレジットです。1単位=100US$ に相当します。
10桁のトレーニングクレジットIDにて発行されます。

 

取得方法

Palo Alto Networksのリセーラーより購入可能です。

 

現在の保有状況(残高)の確認方法

Palo Alto Networksの Customer Support Portal のメニュー内にある Assets > Training Credits より確認できます。
なお、Training Credit Admin の権限が付与されていない場合は、ポータル上でTraining Creditsのメニューは表示されません。社内の担当者の方(Customer Support Portal (CSP) Super Userの権限をお持ちの方)へ、権限付与を依頼してください。

利用できるトレーニングの探し方

以下より、認定トレーニングパートナーが提供する講師主導型のコースを検索できます。
https://www.paloaltonetworks.com/services/education#Find_A_Class

トレノケートでは、下記のコースを日本語で提供しています。
Palo Alto Networks集合研修一覧

 

利用方法 (申し込み〜クレジット使用確定の流れ)

トレノケートにて、お持ちのトレーニングクレジットで受講を希望される場合は、お問い合わせ窓口もしくは弊社の営業担当にお問い合わせください。個社開催、公開コースの受講いずれにもご利用可能です。
事前にトレーニングクレジットの利用希望をお伝えいただいていない場合、クレジットでのお支払いが出来ませんので、ご注意ください。

 

有効期限・失効条件

有効期限は購入より1年間です。
なお、有効期限が切れる前に延長申請を行うことで、短期間の延長が認められることがあります。クレジットを積極的に利用していることが前提となり、また延長したクレジットの具体的な利用計画を明確に提示する必要があります。申請内容はトレーニングクレジットチーム、財務部門、収益部門、法務部門の審査を経て、申請時の状況に応じて承認されます。
詳しくは、Palo Alto Networks へお問い合わせください。

 

利用できないケース・注意点

申し込むトレーニングの終了日が、有効期限を過ぎている場合はクレジットの利用ができません。必ず有効期限内にトレーニングが完了する日程でご利用ください。

 

キャンセル・日程変更時の扱い

認定トレーニングパートナーの都合で開催がキャンセルされた場合は、クレジットは返還されます。
受講者都合のキャンセルの場合は、各社キャンセルポリシーに準じます。トレノケートでは、(ベンダー研修のキャンセルポリシーを記載)
なお、いずれの場合も、元の有効期限は変更されません。

 

運用のベストプラクティスとよくある失敗

Palo Alto Networks トレーニングクレジットは、複数のトレーニングクレジットを合算して使用することも可能です。
また下記のサイトにて、受講予定のコース・人数に応じて、必要なトレーニングクレジットを試算できますので、購入計画の参考にご利用ください。

Training Credits Estimator - Palo Alto Networks

見落としがちな点

  1. トレーニングクレジットの利用希望は申し込み前に行う:事前に認定トレーニングパートナーにお伝えいただいていない場合、クレジットでのお支払いが出来ません。
  2. 受講者の変更がある際はコース開始前に連絡する:認定トレーニングパートナーより、受講者の情報を Training Credits Administrator に対してアップデートする必要があります。
  3. トレーニングクレジットを利用する場合は、コースの終了日を確認する:有効期限内にコースが完了していないと、クレジットを利用できません。 

 

その他詳細は公式サイト(英語)をご参照ください。
How to Manage Training Credits - Knowledge Base - Palo Alto Networks
Training Credits Program Guide (PDF)

 

【Splunk】トレーニングユニット (TU)

Splunk トレーニングユニットの概要と基本的な使い方

Splunkの有料トレーニングに利用できるクレジットで、「教育クレジット」あるいは「トレーニングクレジット」と呼ばれることもあります。1単位=10US$ に相当します。

 

取得方法

Splunk社から購入が可能です。

 

現在の保有状況(残高)の確認方法

トレーニングユニットの保有や利用状況の管理・確認を行うには、各企業・組織で「Organization Managers」の権限が必要です。

確認手順:

  1. STEP (Splunk Training and Enablment Portal) にログインする。

  2. メニューから「My Team」を選択

  3. グラフのアイコンをクリックすると、現在閲覧可能な利用レポートが表示されます

 

利用できるトレーニングの探し方

トレノケートで提供中のSplunk認定トレーニングは、全てトレーニングユニットでの受講が可能です。
Splunk集合研修一覧

 

利用方法(申し込み〜償却の流れ)

トレノケートのトレーニングを受講する場合は、Webでのお申し込み時に、備考欄にコース終了日以降に有効期限日をむかえるTU番号を記載ください。
※お申込時に提供されたTU番号から必要TU数が消費されるタイミングは、コース実施の3~4営業日前です。

 

有効期限・失効条件

有効期限はSTEP上で確認可能です。

 

利用できないケース・注意点

コース終了日が有効期限内であることを事前にご確認ください。
また、お申込時に、Splunkのアカウントが必要となります。受講者の方がアカウントを持っていない場合は、申し込み前にアカウントを作成する必要があります。

 

キャンセル・日程変更時の扱い

トレノケートでのお申し込みの場合は、開催日の5営業日前までのキャンセルであれば、トレーニングユニットが返還されます。
日程変更の場合は、変更後の日程の最終日が有効期限内であれば可能です。
受講者の変更も可能ですが、変更先の受講者の方がSplunkのアカウントを作成済である必要があります。Splunkアカウントをトレノケートまでお知らせいただかないと、テキストやラボの手配ができないためです。

 

各社共通のよくある質問

受講者

自分はトレーニングバウチャを使えるのか

利用可能なトレーニングバウチャがあるかどうかは、各企業により異なりますので、社内にてご確認ください。ベンダーのパートナー認定を受けている企業の場合は、トレーニングバウチャを保有しているケースが多いです。

 

申し込み時に必要な情報は何か

ベンダーによって異なりますが、基本的にはトレーニングバウチャに一意の番号や有効期限、受講者情報などが必要となる場合が多いです。

 

利用予定のクレジットの有効期限が近い場合の注意点

有効期限内にコースが終了する必要がある場合がほとんどですので、条件に合う日程のコースをご検討ください。
なお、開催がキャンセルになってもトレーニングバウチャの有効期限は延長されないため、「実施が確定している」日程を選ぶことができるとより安心です。

トレノケートの実施確定コース一覧

 

研修・育成管理者

トレーニングバウチャが利用できるのは個人か組織か

多くのベンダーで、組織ごとの付与となります。そのため、受講したい個人が勝手に利用できないよう、使用権限を限定しているベンダーや、利用前に管理者に確認を取るベンダーが多いです。
トレーニングバウチャの利用にはトレーニングバウチャごとのID・番号などを申請する必要があるため、その番号の適切な管理が、適切な利用につながります。

 

失効を防ぐ管理方法

① トレーニングバウチャの管理と、育成や教育計画を立てる担当者・担当部署が同じ場合

現在予定している教育計画でトレーニングバウチャが利用できるものがあるか整理しましょう。使い切れない予測となった場合は、状況に応じて追加の受講を検討します。

② トレーニングバウチャの管理と、育成や教育計画を立てる担当者・担当部署が異なる場合

育成担当者がそもそもトレーニングバウチャの存在を認知していない可能性や、どの程度研修に利用できるのか理解していない可能性があります。トレーニングバウチャの管理者が年間でどの程度取得しているか(=年間どの程度の研修を受講可能か)を把握したうえで、育成・教育担当者にトレーニングバウチャでの受講が可能な範囲について情報共有を行いましょう。

 

トレーニングバウチャを利用可能な研修を探す

ベンダー各社のトレーニングバウチャを利用できるトレノケートの認定トレーニングは、下記よりご確認ください

Cisco (CLC)

Palo Alto Networks (トレーニングクレジット)

Splunk (トレーニングユニット)

 

トレノケート公式ブログ 編集部

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