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「Windows温故知新」連載継続にあたって~第1回から第7回の紹介~

トレノケートでWindows ServerとAzureを担当している横山哲也です。2025年9月から、ITメディアが運営するWebサイト「アットマークIT」で「Windows温故知新」という連載をしていました。Windowsの歴史を通して、現在の技術を再確認するという企画でしたが、担当者の異動に伴い残念ながら第7回で打ち切りになってしまいました。企画自体は良いと思うので、この場を借りて続けることにしました。

新しい場所での掲載なので、これまでの内容を簡単に紹介しておきます。

目次

第1回 Windows登場前夜の企業ネットワーク技術は百花繚乱?~あなたの知らないMicrosoft OSのネットワーク対応を学ぶ(外部サイト)

Windows登場以前にマイクロソフトが提供していたOS「MS-DOS」のネットワーク機能に始まり、NetWareやLAN Manager、Windows NTなど過去に使われていたネットワーク機能についての紹介です。現在でも言葉だけは登場する「NetBIOS」について知りたい方にもおすすめします。

 

第2回 時代とともに進化し、そのたびに人々を惑わす~ユーザーインタフェースの変遷を学ぶ(CUI編)(外部サイト)

「マイクロコンピューター」と呼ばれていた頃のトグルスイッチにはじまり、パンチカードやターミナル操作など、キャラクターベースのユーザーインターフェースについて紹介しています。多くの人が「規格の名前」としか認識していないVT-100ターミナルについても扱っています。
 

第3回 「WindowsはMacintoshの劣化コピー」と言う人もいたけれど~ユーザーインタフェースの変遷を学ぶ(ウィンドウ操作編)(外部サイト)

GUI操作の歴史についての紹介です。1950年代の「ライトペン」や、1980年代に一般化したマウスや、マウスを使ったウィンドウ操作の歴史を扱っています。ウィンドウシステムの歴史を知りたい方におすすめします。

 

第4回 Windows操作時の音やアニメは本当に必要だったのか?~UIの変遷を学ぶ:UX編~(外部サイト)

Windowsのユーザーインターフェースから、ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)への変遷について紹介しています。試行錯誤も含めて、Windowsの操作は結構変わっていることがわかります。Windowsの古い画面を見てみたい方にもおすすめします。

 

第5回 TSR、協調型、プリエンプティブ、いろいろあった~マルチタスクの変遷を学ぶ(外部サイト)

今では当たり前になったマルチタスクの歴史についての紹介です。現在でも使われている「プリエンプティブなマルチタスク」がなぜ有利なのか、なぜ昔は使われていなかったのかを知りたい方におすすめします。

 

第6回「メモリは640KiBで十分」は本当だったのか?~メモリ管理技術の変遷を学ぶ(外部サイト)

Windowsのメモリ管理技術について紹介しています。仮想記憶の基本的な考え方として、現在も使われている「デマンドページング方式」について知りたい方や、メモリ不足に悩む方にもおすすめします。ちなみに、解説の一部は現在でも役立つ知識で、たとえばトレノケートの教育コース「Windows Serverトラブルシューティング(基礎編)」でも扱っています。

 

第7回 GUI時代の始まりを告げた「Windows 2.0」――米国では一定の評価も日本では……(外部サイト)

日本ではあまり普及しなかったWindows 2.0について紹介しています。グラフィックカードはこの頃から重要になってきたたのですが、それがなぜ重要なのかを知りたい方におすすめします。

 

過去の連載では、Windowsの歴史を語る前に、OSの役割や実装の種類について説明しています。直接役に立つ内容ではありませんが、過去から現在に至るまでのWindowsの特徴を理解するのに役立つでしょう。また、これからの記事で登場する用語の解説もしているので、最初に読んでいただくと次回以降の記事もよく理解できると思います。

 

トレノケートの歴史とWindows教育サービス

Windowsそのものの歴史とは少し外れますが、ついでにWindows教育サービスの経緯を紹介しておきましょう。トレノケート自身の歴史については別の記事「トレノケートの歴史」を参照してください。

1993年、マイクロソフトは自社製品の教育サービスを日本でも提供することになりました。おそらく米国での提供から間もない頃だと思います。最初はWindows 3.0のカリキュラムでしたが、すぐにWindows 3.1に切り替わりました。また、最初のWindows Serverである「Windows NT」も登場し、本格的に研修がスタートしています。

実際に教育サービスを提供するのは私が勤務するトレノケートを含むトレーニングサービスプロバイダーです。

私自身はWindows 3.xのトレーニングを少し手伝ったほか、1994年から正式なマイクロソフト認定トレーナーとして認定されています。事務的な問題でトレーナーの認定制度が始まったのが1993年くらいなので、ほぼ最初期から担当していることになります。

 

次回予告

前回(第7回)扱ったWindows 2.0は個人的に少し触っただけで、仕事では使っていません。しかし、次回(第8回)からは私が実際に仕事で使ったWindowsを扱います。前述の通り、ちょうどトレノケート(正確にはその前身の会社)がWindowsの教育サービスを提供し始めた時期でもあるので、トレノケートの歴史とともに紹介したいと思います。

 

Microsoft認定トレーニングならトレノケート

トレノケートは、2002年にMicrosoft社のラーニングソリューション分野において、日本で初めてゴールドパートナーに認定されました。現在は Training Services Partner (TSP) として、幅広い分野で多数の最新コースラインアップを提供し続けています。
 
 

横山 哲也(よこやま てつや)

トレノケート株式会社 講師。Microsoft認定トレーナー。
1994年から現在まで、Windows Serverの全てのバージョンで教育コースを担当。2005年からはサーバー仮想化、2014年からMicrosoft Azure関連コースを担当。 現在は、AzureとWindows Serverを中心に教育コースを実施しているほか、新規コースの企画・開発も担当している。 2003年から2018年まで16年連続でMicrosoft MVPを受賞した。

主な著書には、「ストーリーで学ぶWindows Server」、「ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築 第4版(日経BP)」、「グループポリシー逆引きリファレンス厳選98(日経BP)」、「徹底攻略 Microsoft Azure Fundamentals教科書 [AZ-900] 対応 第2版」がある。

趣味は写真、好きなサービスは「Active Directoryドメインサービス」、推しているアイドルは「皆本しいね(君のメインヒロイン)」。

【資格・認定】
Microsoft Certified Trainer (MCT)
Microsoft Certified: Azure Solutions Architect Expert
Microsoft Certified: Azure Administrator Associate
Microsoft Certified: Azure Fundamentals
Microsoft Certified Solutions Expert: Cloud Platform and Infrastructure
Microsoft MVP (2003年~2018年)
EXIN Cloud Computing Foundation
AWS 認定クラウドプラクティショナー

※詳細な講師紹介は こちら