こんにちは!好きなラーメンは二郎系!
AWS認定講師の久保玉井です。
今回もAWS認定試験の「一発合格シリーズ」ということで、「AWS Certified Machine Learning - Specialty」合格のための勉強法についてご紹介します。ちなみに一発合格シリーズのブログ記事は今回で4回目です。過去記事もご参考いただければ幸いです。
それでは、今回の「AWS Certified Machine Learning - Specialty」攻略法、行ってみましょう!
こちらでは、AWSの機械学習系の上級資格である、AWS Certified Machine Learning - Specialtyについてご紹介します。
まず、AWS公式サイトでは以下のように紹介されています。
AWS Certified Machine Learning - Specialty は、AWS クラウドでの機械学習ソリューションの構築とデプロイに関する専門知識を実証します。この資格認定は、AWS ベストプラクティスに従って機械学習/深層学習ワークロードを設計し、モデルトレーニングを最適化して、本番環境対応の機械学習システムを実装できることを雇用主に実証します。
試験の基本情報は以下の内容となっています
参考:AWS Certified Machine Learning - Specialty 認定 | AWS 認定 | AWS
ではAWS Certified Machine Learning - Specialtyとは、どんな試験なのでしょうか。
機械学習系の認定試験ですが、有名なところだと以下の2つを思い浮かべるのではないでしょうか?
今回のAWS Certified Machine Learning - Specialtyは、上記の認定資格試験と同様に、機械学習の知識に加えて「AWSの各種機械学習のサービスを理解し、設計、実装、構築、運用できること」まで求められると感じました。
具体的にピックアップすると…
- 基本的な機械学習アルゴリズムの種類と選定する判断能力
- 機械学習アルゴリズムのハイパーパラメーターの最適化に関する知識
- 機械学習によるモデルトレーニングとモデルデプロイのベストプラクティスに従う能力
- 上記の専門的な知識をAWSサービスで実現するための実務経験および知識
つまり、「AWSでの機械学習サービスを知ってる」だけでは足りず、「機械学習の基礎を理解して、それをAWSでどう実現するか?」まで問われる試験なんですね。
ここで一つ注意点です。
本試験であるAWS Certified Machine Learning - Specialty は2026年3月31日で廃止するとAWS公式ブログにて発表されています。
参考:AWS expands AI certification portfolio and updates security certification
新規に、AWS Certified Generative AI Developer - Professionalという試験が新設されるという発表と同時に、Machine Learning - Specialtyが廃止ということでしたので、今後AIやML関係の試験分野もより細やかになっていくんでしょうね。
AIがIT技術の中心的役割を担うのをひしひしと感じますね。
※2026年3月末で終了予定ですが、それまでは正式な有効な認定ですし、既存のMLスキルを証明したい方にはまだ十分価値があります。今から準備しても遅くないです。
では、AWS Certified Machine Learning - Specialtyの勉強方法をどうするかという点です。
ちなみに今回の受験は、2022年11月に合格し3年経過しての更新受験です。
よって基本的な機械学習系アルゴリズムの勉強はほとんどせずに、オフィシャル教材のみを使って勉強しました。
やはりですね。王道となる AWS公式の eラーニングプラットフォーム「AWS Skill Builder」の活用です。
AWS Skill Builder では Machine Learning - Specialty 試験の対策コースがリリースされており、その中には全部で13のデジタル教材がまとまった学習プランがあります!
参考:Exam Prep Plan: AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS-C01 - 日本語)
今回もそれを受講しました。もうSkill Builderしか勝たんですよ!
序盤に模擬試験を受けて現時点での理解度を測り、次に各分野ごとの解説という流れになっていたのが良かったです。特にちゃんと試験分野の4区分をしっかり押さえていたのが嬉しいですね。
特にデータエンジニアリングの部分は、データ分析となる知識が必要なので、データ分析のAWS試験、AWS Certified Data Engineer - Associateの学習とも親和性が高いと感じました。
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受験後の感想を以下に記載します。
3年前に受験した際には、「あれ?これってAWSの試験?なんか機械学習専門の試験では?」と感じました。事実たくさん機械学習の知識が問われた覚えです。
しかし2025年に受験した際には、上記の機械学習の知識とAWSのサービスの両方がバランスよく問われて問題を解いている際には「あぁ!3年前と違う!」どちらかといえば、AWS Certified Machine Learning Engineer - Associateに近い印象でした。
そういう意味で、今後勉強するのであればAWS Certified Machine Learning Engineerの勉強対策方法も役立つと思います。
【一発合格】AWS認定試験 AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate の勉強法のコツ3選
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