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【2025年6月版】Microsoft セキュリティ関連の認定資格についてまとめました

Microsoftの資格体系について

Microsoft認定資格

現在のMicrosoft認定資格は、「Fundamentals(基礎)」「Role-based(役割別)」「Specialty」の3系統になっています。「Role-based」は、さらに中級の「Associate」と、上級の「Expert」に分かれています。

 

Microsoft 認定資格は難易度が高く、独学での合格は難しいといわれています。

Role-based試験の一部では、実技を重視した「ラボ試験」が導入されました。単に知っているだけではダメで、実践力が重視されているのです。学習する際は、実際に多く演習を行い、実際に操作できるようになっておきましょう

6つの分野

現在 Microsoft認定資格、Microsoft Applied Skillsともに、下記の6分野で資格が分類されています。

  • Infrastructure : Microsoft Azure・Windows Server
  • Data and AI : データ・AI
  • Digital app and innovation : 開発・DevOps
  • Modern work : Microsoft 365・Copilot
  • Business applications :Power Platform
  • Security :セキュリティ

マイクロソフト社のWebにジャンプします。

Microsoft資格情報

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/

マイクロソフト認定資格の一覧表

https://arch-center.azureedge.net/Credentials/Certification-Poster_ja-jp.pdf

トレノケートのMicrosoft認定トレーニング

オンライン受講に対応しています。ご受講に必要な環境など、オンラインLiveトレーニングの詳細はこちらをご覧ください。会場名が「オンラインLive」または「教室Live配信」になっている日程にお申し込みいただくと、オンラインでご受講できます。ぜひご受講をご検討ください。

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▼トレノケートのMicrosoft認定トレーニング▼

Microsoftセキュリティ・コンプライアンス・IDトレーニング

Microsoft 認定資格取得(セキュリティ・コンプライアンス・ID)コースフロー

マイクロソフト認定トレーニング(全カテゴリ)

Microsoft セキュリティ分野の資格を紹介します!

リモートワークやクラウドの利用が当たり前になり、企業もセキュリティを根本から見直す必要性が高まっています。

本ブログでは「Microsoft Security」カテゴリの資格と、対応コース、試験情報についてまとめています。学習や受講のご参考になさってください。

基礎レベル(初級):Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals

  • 試験 :SC-900試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:Microsoftセキュリティ管理の初学者、ビジネスパーソン、ITエンジニア

SC-900試験項目

  1. セキュリティ、コンプライアンス、ID の概念について説明する (10-15%)
  2. Microsoft Entra の機能について説明する (25-30%)
  3. Microsoft セキュリティ ソリューションの機能について説明する (35-40%)
  4. Microsoft コンプライアンス ソリューションの機能について説明する (20-25%)

 

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、1日間のコースとして提供しています。

Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎 (SC-900T00) 
Microsoft セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎 (SC-900T00) バウチャー付き

 

参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

■Microsoft Security, Compliance, and Identity Fundamentals
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/exams/sc-900

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-900

■無料サンプル問題
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/security-compliance-and-identity-fundamentals/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=11&practice-assessment-type=certification

 

 

Associateレベル(中級): Identity and Access Administrator Associate

  • 試験 :SC-300試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:Microsoft Entra を使用して、組織の ID およびアクセス管理を設計、実装、運用する方

SC-300試験項目

  1. ユーザー ID の実装と管理 (20-25%)
  2. 認証とアクセス管理を実装する (25-30%)
  3. ワークロード ID の計画と実装 (20-25%)
  4. ID ガバナンスを計画して自動化する (25-30%)

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。

Microsoft ID およびアクセス管理者 (SC-300T00)
Microsoft ID およびアクセス管理者 (SC-300T00) バウチャー付き

参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

■Identity and Access Administrator Associate
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/identity-and-access-administrator/

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-300

■無料サンプル問題
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/identity-and-access-administrator/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=60&practice-assessment-type=certification

 

Associateレベル(中級):Information Security Administrator Certification

  • 試験 :SC-401試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:Microsoft Purview や関連サービスを使用して機密データの情報セキュリティを計画し、実装する方

SC-401試験項目

  1. 情報保護の実装 (30-35%)
  2. データ損失の防止と保持の実装 (30-35%)
  3. リスク、アラート、および活動の管理 (30-35%)

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも自習できます。

参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

 

■Microsoft Certified: Information Security Administrator Certification
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/information-security-administrator/?wt.mc_id=certsustainedmkt_portfolioupdate_blog_wwl&practice-assessment-type=certification

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/en-us/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-401

 

 

Associateレベル(中級):Security Operations Analyst Associate

  • 試験 :SC-200試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:組織のセキュリティ標準を定義するために、ビジネスリーダーやセキュリティのリーダーと共同作業を行う方

SC-200試験項目

  1. セキュリティ オペレーション環境を管理する (20–25%)
  2. 保護と検出を構成する (15–20%)
  3. インシデント応答を管理する (25–30%)
  4. セキュリティ上の脅威を管理する (15-20%)

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。

Microsoft セキュリティ オペレーション アナリスト (SC-200T00)
Microsoft セキュリティ オペレーション アナリスト (SC-200T00) バウチャー付き

参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

 

■Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate
https://docs.microsoft.com/ja-jp/certifications/security-operations-analyst/

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-200

■無料サンプル問題

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/security-operations-analyst/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=59&practice-assessment-type=certification

 

 

Associateレベル(中級):Azure Security Engineer Associate

  • 試験:AZ-500試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:セキュリティとコンプライアンスの要件を満たすソリューションを計画・実装する方

AZ-500試験項目

  1. ID およびアクセス管理をセキュリティで保護する (15-20%)
  2. セキュリティで保護されたネットワーク (20-25%)
  3. コンピューティング、ストレージ、データベースのセキュリティ保護 (20-25%)
  4. Microsoft Defender for Cloud と Microsoft Sentinel を使用して Azure をセキュリティで保護する (30-35%)

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。

Microsoft Azure セキュリティ技術 (AZ-500T00)
Microsoft Azure セキュリティ技術 (AZ-500T00) バウチャー付き

参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate

https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/azure-security-engineer.aspx

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/az-500

■無料サンプル問題

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-security-engineer/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=57&practice-assessment-type=certification

 

 

Expertレベル(上級):Microsoft Cybersecurity Architect

  • 前提資格:Microsoft Certified: Microsoft Cybersecurity Architect の認定を受けるには、次の3つのうち、少なくとも 1 つの取得が必要です。 
    1. Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate (AZ-500)
    2. Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate(SC-300)
    3. Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate(SC-200)

  • 試験:上記の前提資格を取得し、さらにSC-100試験に合格することで資格が取得できます。
  • 対象者:組織全体のセキュリティ、プライバシー、エンジニアリング、その他の役割のリーダーや実務者と継続的に協力して、組織のビジネス ニーズを満たすサイバーセキュリティ戦略の計画と実装を行う方

SC-100試験項目

  1. セキュリティのベスト プラクティスと優先順位の設計 (20-25%)
  2. セキュリティ オペレーション、ID、コンプライアンス機能の設計 (25-30%)
  3. インフラストラクチャのセキュリティ ソリューションの設計 (25-30%)
  4. アプリケーションとデータのセキュリティ ソリューションの設計 (20-25%)

 

Microsoft社の無料ポータル「Microsoft Learn」でも一部自習できますが、モチベーションが保てない方や、初学者にはオンライントレーニングがおすすめです。トレノケートでは、4日間のコースとして提供しています。

Microsoft サイバーセキュリティ アーキテクト (SC-100T00)

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参考リンク(Microsoft社のページにジャンプします)

■Microsoft Certified: Microsoft Cybersecurity Architect

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/cybersecurity-architect-expert/

■学習ガイド
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/sc-100

■試験準備ビデオ

https://learn.microsoft.com/ja-jp/shows/exam-readiness-zone/preparing-for-sc-100-design-solutions-that-align-with-security-best-practices-and-priorities
 
 

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