こんにちは。トレノケートのテレワーク相談窓口、クラウド講師の海老原です。
今回は講師の働き方改革といったテーマで、Withコロナの時代のトレノケート講師の働き方についてお話します。
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私は2019年~2020年度の従業員代表を行っていました。
トレノケートは教育事業の会社ですので2019年までは、学校等と同じく講師は9時には出社するといったルールでした。
しかし、翌日の講義の教室準備など、各コースが終了してから(前の教室が空いてから)しか行えない業務もあり、必然的に残業気味になってしまうことも有りました。
働き方改革のこの時代ですので、従業員代表としてフレックスタイム制の導入の調整を行い、全職種を対象に2020年1月よりフレックスタイム制をスタートしました。
そうです、新型コロナウイルス感染症の脅威がじわりじわりとやってきまして……。弊社でも2⽉より在宅勤務奨励となりました。
また、お客様から研修のオンライン受講のご要望が増えてきたことにより、トレノケートのコースのオンライン化を進めることになりました。
私も新入社員研修シーズンに向けて、3月末までに全てのクラウドカテゴリのコースをオンライン対応する事になり、コースのない日は在宅で担当コースのオンライン化作業を⾏っていました。
今年の新入社員研修は、⼤多数のお客様でオンラインでの研修実施となりました。
私の担当であるクラウドカテゴリのコースは新入社員研修の日程後半に開催されるケースが多いです。
緊急事態宣⾔が開けた後の初出社、初めての対面研修というお客様もいらっしゃいました。
対面研修で私が活⽤したのは、コース中にマスクが顔に張り付かないようにマスクの下に⼊れるインナーマスクカップと、耳が痛くならないマスクバンドです。
今でも、講師の三種の神器!?「マイ 指し棒」&「マイ ホワイトボードマーカー」&「コーステキスト」と共に毎日持ち歩いています。
「感染症対策で集合研修の実施が難しい」「テレワーク等、多様な働き方に合わせた研修を行いたい」 トレノケートではこのようなご要望にお応えすべく、講義をライブ配信し、質疑応答など双方向で学習を進めるオンライン研修を実施しています。
オンラインLiveトレーニングについてはこちら
今年のオンラインLiveトレーニング開始以来2020年11月30日現在で、のべ26,163名の方にご受講いただきました。
私の担当するコースにおいて受講人数が多い場合は、写真のような配信設備と共有画面に直接書き込むためのiPadとApple Pencil を利用しています。
各ラーニングセンターの教室で開催されるコースはソーシャルディスタンスを徹底し、飛沫防止パーティションを設置した上で、マスク着用にてコースを実施しております。
新型コロナウィルス感染症への対策について
私は、今年は教室での講義が多かったため、新宿、大阪、名古屋の各ラーニングセンターでお会いした人もいらっしゃるかと思います。
~写真は海老原ではなく、山内講師です。~
また、出張期間中は自身の感染防止対策の為にも外出を可能な限り控え、昼休憩やコース後は滞在先のホテルに戻って昼食や夕食を取ることが殆どでした。
昨年からコース予約されているお客様も多く、お客様先でのコース実施も行っておりました。
今年は、例年よりもソーシャルディスタンスを考えて広めの会場をご用意いただくことが多かったです。
休憩時間や昼食時用に、講師控室をご用意頂けた事もあり大変感謝しております。
在宅でのコース実施を行うこともあります。
その場合は、回線速度や環境など様々な観点からチェックを行い、コース品質を満たしている事が条件となります。
私も、回線の増強のため回線事業者へ工事申請を2月に行い、コロナ禍の影響で実際に自宅の回線が工事完了したのは6月でした。
在宅でのコース配信の際に講師が気をつけていることは、コース配信中に運送業者が(何度も)訪ねてくることがあるのでインターホンのチャイム音が入らないように(コースの日はインターホン配線を切断)しています。
また、プライバシーの観点から自宅には業務用PCとは別に、コース配信用PCと配信ホスト用PCの2台を用意してもらいました。
サテライトオフィス計画も進行中で、講師のサテライト配信の実証実験も行いました。
現在一部のコースはサテライトオフィスからのコース配信が始まっております。
コース実施がない日で、出社しなくても良いときは在宅勤務でテレワークを行っております。
特に講師の仕事として、新規コース開発、コース改訂、コース準備等は在宅勤務との親和性が高いです。
集中してコース準備ができ、各種資格試験の受験も在宅で可能になってきたことは大変大きいと感じます。
とはいえ、私達クラウドカテゴリチームはコース実施のお引き合いが⼤変多いため、出張が多く在宅勤務がなかなか出来ない状況ではありますが、
出張先でのホテルで社内の打ち合わせに参加するといった働き方もしております。
なお、トレノケートではワーケーションもできるようになりましたが、私の年内のスケジュールはコース実施で埋まっており、ワーケーションはもう少し落ち着いてから考えるつもりです。
ワーケーションについては山下講師が記事を書いていますので、ご興味あれば ぜひご覧ください。
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室等から出ている感染予防対策はもちろんのこと、出勤時間もコースがない日は午前中在宅勤務を行い、翌日のコース準備等は午後からのオフピーク通勤を行っています。
また、トレノケートグループでは新型コロナウイルス抗体検査を受けることが可能となっており、
私はコース実施のため出勤・出張が多いため月に2回検査を受けております。
楽しいです!
コロナ禍の影響で社内の問題解決や、お客様先での課題解決手段として「今クラウドを学ばないと!」と熱心に講義の内容を聞かれて、即現場に活かそうという方が昨年以上に増えてます。
「オンラインのコースだけでは顔を突き合わせて相談できないので、対面での集合研修に来ました」と、コース終了後も遅くまで飛沫防止パーティション越しや、カメラ越しにご相談頂いており、クラウド講師をしていて良かったと感じています。
コロナ禍を乗り切ろうという、エンジニアの皆様の声を聞いていると未来は明るいなと思います。
エンジニアの働き方も大きく変わってきていますが、講師の働き方も変わってきました。
最近は、在宅勤務後に今年買ったオーブンで色々な料理を作るのが在宅の楽しみです。