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AWS認定試験の申し込みについて|申し込み方法や会場選択時の情報も解説

「AWS認定試験の試験日が知りたい」
「申し込み方法や費用について詳しく知りたい」
 
キャリアアップやスキルアップのためにAWS認定試験の受験を検討しているエンジニアの方の中には、このような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
 
本記事では、AWS認定試験の試験日や申込み方法、費用に至るまで詳しく解説します。
 
オンライン受験とオフライン受験についても比較しているため、どちらが自分に合っているかの参考にしていただければと思います。
 

目次[非表示]

  1. AWS認定試験はいつ受けられる?
    1. 試験は何日前から申し込み可能か
  2. AWS認定試験会場
    1. 試験センター受験(オフライン)
    2. 自宅受験(オンライン)
    3. オフラインとオフラインの比較
  3. AWS認定試験の申し込み手順
    1. STEP1:アカウントの作成
    2. STEP2:専用ページから申し込み
  4. AWS認定試験の申し込み費用
  5. その他よくある質問
    1. 申し込み後のキャンセルはできるのか?
    2. 申し込み後の試験日変更はできるのか?
    3. 試験結果はいつ発表されるのか?
  6. まとめ

 

AWS認定試験はいつ受けられる?

AWS認定試験は、年間を通じていつでも受験が可能です。
 
試験日が特定の日に固定されているわけではなく、自分のスケジュールに合わせて受験日を決められます。
 
過去の試験で不合格になった場合も、14日経過すると再受験が可能です。
 

試験は何日前から申し込み可能か

AWS認定試験の申し込みは、原則として試験日の24時間前までであれば可能です。
 
ただし、試験センターで受験する場合には、希望する日時や会場の空き状況によっては、早めに申し込みをする必要があります。特に都市会場や人気の日時は、早い段階で予約が埋まってしまうため注意が必要です。
 
また、試験会場によっては、2か月前まで予約できる場合もあります。 確実に希望の日時に受験したい場合は、早めに申し込み手続きを進めることをおすすめします。
 

AWS認定試験会場

AWS認定試験は以下の2種類の会場で受験できます。
 
● 試験センター受験(オフライン)
● 自宅受験(オンライン)
 
各試験会場の特徴や、テストセンターと自宅の違いについて詳しく解説します。
 

試験センター受験(オフライン)

AWS認定試験の試験センター受験は、AWSから委託を受けた試験配信プロバイダーであるピアソンVUEの施設にて、試験監督立ち会いのもと受講します。
 
受験者は、試験センターで用意されたコンピュータを使用し、試験を受けることになります。
 
試験センターは全国にあり、以下はその一例です。
 

地域

名称

住所

電話番号

東京都新宿区

西新宿テストセンター

東京都新宿区西新宿1-14-11

Daiwa西新宿ビル8

03-6279-0314

神奈川県横浜市

横浜駅 横浜テストセンター

神奈川県横浜市西区北幸1-11-11

NMF横浜西口ビル9

050-3538-9760

大阪府大阪市

大阪駅前テストセンター4F

大阪府大阪市北区芝田2-6-30

梅田清和ビル4F

※5Fにもテストセンターがあります。

06-6485-7335

愛知県名古屋市

名駅テストセンター

愛知県名古屋市中村区名駅3-13-24

第一はせ川ビル4F

052-756-3811

福岡県福岡市

博多駅西口テストセンター

福岡県福岡市博多区博多駅前2-17-1

博多プレステージ別館7

092-409-4064

宮城県仙台市

JC-21教育センター

宮城県仙台市青葉区花京院1-3-1

022-222-6696

北海道札幌市

イーエデュケーションズ札幌駅西口センター

北海道札幌市北区北7条西5丁目8-1 7条ヨシヤビル4

011-768-7008

詳しい試験会場情報については、「ピアソンVUE|テストセンターリスト」をご確認ください。

 

 自宅受験(オンライン)

AWS認定試験は、ピアソンVUEの「OnVUE オンライン監督試験」を通じて、自宅などから試験を受けられます。
 
<試験監督言語と提供時間の基本情報>
・英語:年中無休 24 時間
・日本語:月~土、午前 9 時~午後 4 時現地時間/日本標準時
・スペイン語 (中南米):月~金、午前 10 時~午後 5 時 45 分米国東部標準時
・標準中国語 (中国本土のお客様向け):月~金、午前 8 時~午後 5 時現地時間/中国標準時
 
英語対応可能な試験監督を選べば、24時間年中無休で受験可能です。しかし、日本語対応可能な試験監督を選択する場合は、月〜土曜日の9時から16時の間と受験可能な日時に制限がある点に注意が必要です。また、基本的なテキストなどは英語が基本ですので、最低限の英語力は求められます。
 
また、実施場所や環境についても注意しておくべき点があります。自宅受験には、静かな部屋で行うことが求められるため、部屋のドアを閉め、受験者以外の人が入らないようにする必要があります。加えて、事前にシステムテストを行うことや、試験当日に会場の写真が4枚必要といった細かい条件が設けられているため、注意が必要です。
 
AWS認定試験のオンライン受講に関しては「AWS認定試験を自宅で受験しました」で体験談を紹介しているため、合わせてご覧ください。
 

オフラインとオフラインの比較

AWS認定試験をオフラインとオンラインで受講する際の違いを以下の表にまとめています。

比較項目

オフライン(会場)受験

オンライン受験

移動時間・コスト

必要(会場までの往復)

不要

必要機材

なし(会場で提供)

パソコンやカメラ、インターネット環境

監督方法

試験監督官が会場で直接監督

オンライン試験監督官によるリモート監視

身分証明

試験会場でチェック

オンラインでの本人確認

技術的トラブル

会場スタッフがサポート

自身で対応またはオンラインサポートに連絡

柔軟性

決められた日時と場所

24時間365日、好きな時間に受験可能

受験可能な地域

試験会場がある地域に限定

インターネット接続があればどこでも可能

 石垣島や宮古島など、試験センターがない地域に住んでいる場合も、オンラインであれば受験できます。

パソコンやインターネット環境などの準備は自分で行わなければなりませんが、移動が不要で、好きな時間に受けられるメリットがあります。

 
オフライン受講は移動の手間がかかり、受講日時も制限されますが、現地で必要なサポートが受けられるため安心して受講できます。また、オンライン受験する場所を整えたりすることに注力しなくても良い点もメリットといえるでしょう。
 
自分の都合や環境に合わせて、試験センター受験と自宅受験のどちらかを選択しましょう。

 AWS認定試験の申し込み手順

AWS認定試験の申し込み手順は以下のとおりです。
 
1. アカウントの作成
2. 専用ページから申し込み
 
各手順について詳しく解説します。
 

STEP1:アカウントの作成

AWS認定試験を申し込むためには、まずアカウントを作成する必要があります。2024年8月時点で試験申し込みが可能なアカウントの種別は以下の通りです。
 
● AWS Builder ID
● APNアカウント
● 一部のSSOアカウント(行政機関や独立行政法人に限る)
● Amazon従業員のSSO
 
トレノケート株式会社のAWS研修を受講する方の多くは、AWS Builder IDを作成しています。過去にAmazonリテールアカウントを使用して試験を申し込んでいた方も、新たにAWS Builder IDへの移行が必要となります。
 
具体的なアカウント作成手順は、以下のとおりです。
 
1. AWS Builder IDの作成サイトへアクセスし、メールアドレスを登録
2. 名前を入力
3. メールアドレス宛てに届く「認証メール」に記載されている認証コードをサイトの画面に入力
4. パスワードを設定する
5. プロフィールサイトの左上メニューから「セキュリティ」を選択
6. 「デバイス登録」を選択し使用したい「MFA デバイス」を選択
7. 表示されたコードやQRコードでMFA デバイス登録して完了
 
ステップ5以降はMFA デバイスの登録方法なので、必須設定ではありません。しかし、セキュリティ対策として多要素認証を有効にするために設定しておくことをおすすめします。
 
▼関連ページ
 

STEP2:専用ページから申し込み

アカウントが準備できたら、AWS認定試験の専用ページにアクセスし、試験を申し込みます。手順は以下の通りです。
 
1. 受験するAWS認定資格を選択
2. 希望する試験会場を選択
3. 希望言語を選択
4. 希望受験日を選択
5. 支払い方法を登録
 
以上で試験の申し込みが完了し、準備が整ったら試験当日を迎えるだけです。
 

AWS認定試験の申し込み費用

AWS認定試験の費用は、試験のレベルに応じて異なります。以下は主な試験費用の一覧です。
 

試験の種類

受験料

Foundational

15,000円(税別)

Associate

20,000円(税別)

Professional

40,000円(税別)

Specialty

40,000円(税別)

 

出典:試験前 | AWS 認定に関する情報とポリシー

過去にAWS試験に合格した方は、特典として次回の試験で使用できる半額バウチャーコードがもらえます。

 

その他よくある質問

AWSの試験申し込みに関して以下のよくある質問に回答します。
 
● 申し込み後のキャンセルはできるのか?
● 申し込み後の試験日変更はできるのか?
● 試験結果はいつ発表されるのか?
 
それぞれの質問に詳しく回答しているため、参考にしてください。
 

申し込み後のキャンセルはできるのか?

AWS認定試験は、試験開始の24時間前までであればキャンセルが可能です。24時間前までにキャンセルを行った場合、キャンセル料は発生せず、全額返金されます。ただし、24時間を過ぎてしまうとキャンセルや再予約ができないため、注意が必要です。
 
また、自然災害や予期せぬトラブルによって試験センターが利用できない場合、試験センター側から自動的にキャンセルされ、その際には払い戻しが自動的に行われます。この場合は、新たに試験の再申し込みが必要です。
 

申し込み後の試験日変更はできるのか?

試験日の変更も、試験の24時間前までであれば無料で可能です。24時間を過ぎると再予約はできませんが、試験当日に欠席してもステータスは「不合格」とはなりません。
 
また、試験日の変更に加え、試験センターの変更や、試験センターからオンライン受験への変更も可能です。
 

試験結果はいつ発表されるのか?

AWS認定試験の結果は、通常試験終了後5営業日以内に発表されます。試験結果がAWS認定アカウントの試験履歴に反映されると、メールで通知が送られます。
 
最近の傾向としては、受験日当日の20時頃に結果がメールで配信されることが多く、早期に結果を確認できる場合もあります。ベータ試験の場合も同様のスケジュールで試験結果が配信されます。
 

まとめ

AWS認定試験は年間を通じて受験可能で、オンライン受験や試験センターでの受験といった選択肢もあり、柔軟なスケジューリングができます。
 
受験日の24時間前まで申し込みができますが、人気のある会場や日時は予約が埋まりやすいため、早めの申し込みがおすすめです。
 
トレノケート株式会社では、AWS認定インストラクターによるAWS認定研修を実施しています。これまでに36,000人以上が受講しており、AWSにも認められた質の高い研修が受けられます。
 
AWS認定資格の取得を検討している方は、ぜひトレノケート株式会社にお問い合わせください。
 
なお、「AWSってそもそも何?」「AWSでは何ができるの?」「クラウドとオンプレミスとの違いは?」という方は、弊社のAWS認定インストラクターが解説のAWSとはをご確認ください。