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AWS re:Invent 2019参加レポート3~キーノート、EXPO、ワークショップ(12/3)~

皆さま、おせちのご準備はいかがでしょうか?
私は数の子が好きです。
ラーニングサービス本部 テクニカルトレーニング第1部の山下です。
12/1~12/8までラスベガスで開催されました、AWS re:Invent 2019に参加いたしました。
このブログではメインキーノートが行われた12/3を記録します。
現地の雰囲気が少しでも伝わりましたら幸いです。

目次[非表示]

  1. 1.ストリップランニング
  2. 2.Keynote with Andy Jassy
  3. 3.The EXPO
  4. 4.コネクテッドワークショップ

 

ストリップランニング

ストリップというのはラスベガスのメインストリートです。
南の方へ行くと、道路の真ん中にラスベガスのシンボルマークもあります。
せっかくなので早起きして走ってみました。

 

Keynote with Andy Jassy

 

今年のキーノートは定員予約制でしたので、開始時間10分前の7:50頃にキーノート会場へ向かいました。
バッジ受付までは割と人が多くて、もっと早く来たら良かったかもと思いました。

バッジ受付を超えると、普通に歩けるぐらいスムーズでした。
受付までもすぐ通過できましたので、8時のキーノート開始に間に合いました。

生バンドが有名曲を演奏してそのフレーズを小テーマに進めていきます。
最初はVan HalenのRight Nowです。
この演出好きです。
Don't wait till tomorrow.(明日まで待ちたくない)
そうなんです。
私たちはやりたいことがあるのに、サーバーが来るのを数ヶ月や数週間、数日どころか明日でさえも待ちたくないのです。
待ってられないのです。

トランスフォーメーション、変革には、4つの必要なことがあります。
写真は3までになってますが、これは先走って撮影してしまったためです。
この後、4つ目も追加されていました。

  1. シニアリーダー陣が一丸となって臨む
  2. アグレッシブなトップダウンゴールの設定
  3. テクノロジーを理解し、ビジネスと融合できる人間の育成
  4. まずできることから開始し、徐々に難易度をあげる

本当の変革は本当にそうです。
ボトムアップで得ることができるのは個人の成長であって、組織の成長ではないことが多いです。
そうして成長した個人が成長していない組織に気づいたとき、組織を移動します。

世界中のシステムの95%はまだオンプレミスにあるそうです。
まだまだです。
私のミッションもまだまだです。

以降は気になったサービスについて記録します。

新しいインスタンスファミリー M6g, R6g, C6gが発表されました。
AWSが独自設計した64ビットARM NeoverseコアベースのGraviton2を搭載している。
Mは汎用、Rはメモリ最適化、Cはコンピュート最適化、は従来のファミリーと同様。
最大25Gbpsのネットワーク帯域幅、18GbpsのEBS最適化帯域幅、ベアメタルでの提供予定。

Inf1というAWS Inferentiaを搭載したインスタンスファミリーも発表されました。
G4と比較して最大40%のコスト削減効果、最大3倍のスループットが期待。
インスタンスサイズはxlarge, 2xlarge, 6xlarge, 24xlargeが用意されている。

​​​​​​​去年からロードマップとしても示されていた、Fargate for Amazon EKSも発表されました。
上には、「Generally Available Today(今日から一般提供)」の文字も。
KubernetesのPodsをFargateで稼働させる。
EC2の管理、プロビジョニング、メンテナンスが不要。
東京リージョンでも利用可能。

なかなかなスライドです。
海外ならではですかね。

S3 Access Pointsが発表されました。
共有データのカスタムアクセス権限を作成可能な機能です。
例えば1つのバケットに接続するアプリケーションが複数あった際に、それを1つのバケットポリシーで制御している場合、もしかするとアプリケーション独自のアクセスパターンを追加することで他の権限に影響があったり、ポリシーステートを増やしすぎて煩雑になったりすることを回避できます。
特定のVPCからのみのアクセスとすることもできます。

Redshiftも新しい機能がいくつか発表されました。
新しいノードタイプのRA3インスタンス。
コンピュート層とストレージ層が分離してそれぞれ最適化されている。
AQUA(Advanced QUery Accelerator)はハードウェアアクセラレーションキャッシュ。
Data Lake Export はRedshiftのデータをS3にエクスポート。
Federates QueriesはRedshift, S3, Aurora/RDS for PostgreSQLのデータを横断的にクエリー。

Amazon Elasticsearch ServiceのUltraWarm機能が発表されました。
ESSが使うデータをS3に保存することで、コスト効率をよくします。
アクセス頻度が高いデータは従来どおりEBSに保存される。

マネージド型のCassandraデーターベースサービスが発表されました。
既存のCassandraからそのまま移行。
サーバーメンテナンスなど管理は不要。
デフォルトで暗号化されたテーブルが複数のAZに書き込まれる。

SageMaker Studioが発表されました。
SageMakerの各機能を一元的に呼び出すことができる統合開発環境(IDE)。

SageMaker Notebooksが発表されました。
今まではSageMakerで使用するときはEC2インスタンスが起動してそこでNotebookが利用できましたが、その必要なく、すぐに使えて、簡単に他の人とシェアできるようです。

CodeGuruが発表されました。
CodeCommit, GitHubのプルリクエストに自動レビューをしたり、稼働しているコードのパフォーマンス分析ができます。

Contact Lens for Amazon Connect が発表されました。
通話、チャットの感情分析や、問い合わせ内容の自動分析、状況検出などの自動化、AWSの学習済モデル各サービスが大活躍していることが想像できます。

Kendraが発表されました。
自然言語FAQ形式での高度な横断文書検索ができます。
データソースはS3と他Box, DropBoxなどのSaaS文書管理。
全文検索については、ESSがあるので使い分けを見極めていきたいです。
日本語対応すればまずはAlexaから使えるか試してみたいです。

ここでドアーズ。
好きな曲でしたので嬉しかったです。

昨年発表されたOutpostsが利用可能になりました!
オンプレミスデータセンターに設置されて、いくつかのAWSサービスを利用することができます。
だからといってハードウェアを管理するわけではないです。
あくまでも最も近い場所で動かすことがメリットのサービスとして捉えてます。

AWS Local Zonesが発表されました。
これもよりユーザーやデータに近い場所からの提供ができるサービス。
最初のローカルゾーンはロサンゼルス。

Wavelengthが発表されました。
通信キャリアの5GネットワークエッジにAWSサービスが組み込まれ、アクセスできる仕組み。
日本ではKDDIさんが提供。

これでもほんの一部ですが、非常に盛りだくさんな発表のキーノートでした。

The EXPO

re:Invent 2019では展示会場が2つあります。
1つはメイン会場のベネチアンにあるThe EXPOとアリアにあるThe QUADです。

これは個人的なミッションだったんですが、グローバルユーザーコミュニティブースに、日本から持ってきたJAWS-UGステッカーを届けるミッションです。
無事届けて配布開始となりましたので、ミッション完了です。

そしてもう一つ重要なミッションです。
弊社のグループカンパニーのTLG Learningさんが展示しているのでお手伝いです。
日本からのご来場者さんはお任せください!

関係者ほぼ全員集合です。
弊社実は、グループで世界11カ国にAWS認定トレーニングを展開いたしております。
我ながらグローバルです。

ブース手伝いもしながら、まわりのブースも見学します。

昨年に引き続き、Snowballの展示があったので見てました。
眺めていられます。

 

テストの自動化サービスで結果のモニタリング画面です。

今日はあまり時間がありませんでしたので、これぐらいで、ワークショップに向かったのですが、また明日以降、EXPOについても書きます。

コネクテッドワークショップ

AUT403 - Hands-on with the new AWS connected vehicle solution

こちらのワークショップもEvent Engineが使われていました。

手順はWordで配布されました。

擬似的な車のスピードをDynamoDBに記録するところまで進めて私はタイムアップでした。

大観覧車の近くのヤードハウスで世界中のトレーニングパートナーとのナイトミーティングがあったので、そちらへ移動しました。

大変多くのサービスが発表されて興奮気味の1日でした。

 

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