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問題13:スケジュール短縮の要望【PMP(R)試験対策問題 一問一答】

作成者: 横山 昇(よこやま のぼる)|2023-09-27

トレノケートオリジナルのPMP(R)試験対策問題を一部公開しています。
新傾向問題を踏まえた内容にしていますので、試験対策にぜひご活用ください。
【PMP(R)試験対策問題 一問一答】一覧はこちら

※この【PMP(R)試験対策問題 一問一答】シリーズは、5問のみの限定公開とさせていただいております。各記事は一定期間を過ぎると非公開になりますので、ご注意ください。

 

問題

あなたは、あるプロジェクトのプロジェクト・マネジャーです。
プロジェクトマネジメント計画書を作成し、関係者の承認を得てプロジェクトに着手しています。計画では開始から12か月後にプロジェクトを完了することになっていました。ところが、プロジェクトの開始から4か月後の時点で、顧客から、市場の状況の変化に対応するために、12か月を10か月に短縮してほしいとの要望が出されました。あなたが行うべき最適な行動はどれですか。

  • A.当初のプロジェクトの目標を達成するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。目標の変更であるスケジュール短縮はお断りする。
  • B.顧客の要望を実現するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。スケジュール短縮できるように、メンバーに残業を指示する。
  • C.市場の状況に対応するのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。スケジュール短縮できるように、メンバーの増員を申請する
  • D.プロジェクトを成功させるのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。市場の状況の変化を踏まえ、最適な対応策を顧客と相談する。

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正解

  • D.プロジェクトを成功させるのがプロジェクト・マネジャーの仕事である。市場の状況の変化を踏まえ、最適な対応策を顧客と相談する。

解説

プロジェクト・マネジャーはプロジェクトの成功の責任を負います。
​​​​​​​成功の中身として、目標の達成、顧客要望の達成、市場状況への対応が含まれるのは当然です。しかし、相互に矛盾することもありますし、要員・スキルの制約、コストの制約、技術の制約なども考慮しなければなりません。関連する要因をすべて見た上で最適な策を講じる必要があります。その結果として、「短縮はお断りする」「残業」「増員」もあり得るかもしれませんが、まずは総合的な検討が必要です。

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