CCIE Routing & Switchingを保有しているトレノケート講師日鷹より、資格取得に向けて実際に取り組んだ試験対策や、大変だったこと、アドバイスなどを紹介します。
CCIEを取得していると、対外的にネットワーク技術力を持っている人間であるとご信頼いただいています。またCCIEコミュニティから他のCCIEの皆さんへの交流などのメリットがあります。
事前に、周辺技術であるCCNPとBGP/ QoS/ IPv6/ MPLS/ MCASTコースをそれぞれ担当するインストラクタになりました。この期間が2-3年位だと思います。
その後、CCIEを受験する日程を決めてから半年間、集中して勉強しました。
CCIE は机上試験とラボ試験があります。ラボ試験は受験3回目で合格しました。
まず、インストラクタとして周辺技術を教授できるレベルまで勉強しました。その上で、実機を昼夜使用して、個別の細かな動作設定についてひとつずつ確認していきました。
個別の技術を机上だけではなく、実機を使用して個々のコマンドオプションや動作をひとつずつ検証し、まとめ、理解していきました。
日中は通常の業務を行い、夜間・休日が主要な勉強時間でしたので、時間の確保が大変でした。これは家族を含む周りの方の協力が必須です。
技術は日々変化していきますので、自分のカテゴリ内(Routing & Switching, Cisco Data Center)において、最新製品や新機能を把握し続ける事が大切です。更に追加のカテゴリ(新資格)を業務に取り入れるかどうかは、今後の業務内容に依存しますので、何が来ても柔軟に対応できるように頭のスペースや予備知識を加えておきたいです。
個別の資格を取得することが目的ではなく、資格を取得することで業務で求められる内容が変化することが多いです。資格取得をGoalではなく中間に通る道しるべ、としてお使いいただければよいと思います。
トレノケートではシスコシステムズ 認定資格対応コースを実施しています。
ぜひご活用ください。