人材開発に関する用語をトレノケートの講師がわかりやすく解説します。
学習者が学習の終わりに「何がどれだけできるようになっていれば学習できたことになるのか」を表現したもの。
研修を設計・開発・実施する際に考えておくべきことは、その研修は何を目指すのか、何を達成することがゴールなのかである。
学習目標には、3つの構成要素がある。「行動」「条件」「基準」である。
学習が終了する時点で
「行動」では、できるようになったことが客観的に判断できるような具体的な動詞を使う。
「基準」には達成したとみなす基準のため、数値などを使い、人によって達成できたかどうか判断がぶれないようにする。
以下、学習目標を記載した例である。よい学習目標には〇を、悪い学習目標には×をつけてください。
(答え:1.× 2.〇 3.× 4.〇)
文責:田中淳子/国家資格キャリアコンサルタント
人材開発の基礎知識(Off-JT編) ~理論に基づき、効果的な研修を企画・運営する~