ITエンジニアとしてキャリアアップを目指すうえで、AWS認定資格は非常に魅力的ですが、安くはない受験料がネックになっている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、AWS資格試験の受験料の相場から、お得に受験する方法、そして効率的な学習方法までを詳しく解説します。
AWS認定資格の受験料を、難易度別・資格試験別にまとめました。
試験の種類/料金 |
USD |
EUR |
AUD |
JPY |
KRW |
CNY |
Foundational |
100 USD |
92 EUR |
150 USD |
15,000 円 |
131,525 KRW |
723 CNY |
Associate |
150 USD |
138 EUR |
229 USD |
20,000 円 |
197,287 KRW |
1,085 CNY |
Professional |
300 USD |
277 EUR |
459 USD |
40,000 円 |
394,575 KRW |
2,169 CNY |
Specialty |
300 USD |
277 EUR |
459 USD |
40,000 円 |
394,575 KRW |
2,169 CNY |
出典:試験前 | AWS 認定に関する情報とポリシー | AWS
※2024年10月時点での情報。
※試験の料金は、為替レートの更新を反映して少なくとも毎年1回4月に更新されます。
※為替相場は頻繁に更新される場合があり、変更される場合は少なくとも30日前に通知されます。
カテゴリ |
難易度 |
資格名 |
略称 |
試験料金 (USD) |
Foundational |
初級 |
AWS Certified Cloud Practitioner |
CLF |
100 |
初級 |
AWS Certified AI Practitioner |
AIF |
100 |
|
Associate |
中級 |
AWS Certified Machine Learning Engineer |
MLA |
100 |
中級 |
AWS Certified Data Engineer |
DEA |
150 |
|
中級 |
AWS Certified Developer |
DVA |
150 |
|
中級 |
AWS Certified Solutions Architect |
SAA |
150 |
|
中級 |
AWS Certified SysOps Administrator |
SOA |
150 |
|
Professional |
上級 |
AWS Certified DevOps Engineer |
DOP |
300 |
上級 |
AWS Certified Solutions Architect |
SAP |
300 |
|
Specialty |
上級 |
AWS Certified Security |
SCS |
300 |
最上級 |
AWS Certified Advanced Networking |
ANS |
300 |
|
最上級 |
AWS Certified Machine Learning |
MLS |
300 |
※2024年11月時点での情報。
出典:AWS認定試験
受験料は、資格の難易度によって異なります。
なお、2024年4月1日の料金改定以降、全ての資格の受験料が値上げされました。資格取得を検討されている方は、最新の料金情報をご確認のうえ、受験計画を立てましょう。
受験料の支払い方法や割引制度については、AWSの公式サイトでご確認いただけます。
AWSの認定試験では「AWS 認定試験バウチャー」を利用することで、受験料を抑えたり再受験の特典を受けたりできます。AWS 認定試験バウチャーとは、試験の受験料を引き換えるためのチケットで、正規代理店から購入できます。
次項でAWS 認定試験バウチャーの取得方法や、割引の詳細、現在のキャンペーン情報について解説します。
AWS 認定試験バウチャーの取得方法は、下記の通りです。
それぞれの取得方法について解説します。
Xvoucherは、AWS認定試験のバウチャーを販売する正規代理店で、公式サイトから希望する試験のバウチャーを購入できます。
幅広い種類のAWS認定試験のバウチャーを取り扱っており、定期的に割引キャンペーンを実施している場合もあります。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
Xvoucher - 認定試験バウチャー
Pearson VUEは、AWS認定試験を提供する公式パートナーで、こちらからもAWS 認定試験バウチャーの購入ができます。
取り扱っているAWS 認定試験バウチャーの種類は、XVoucherと同じく全種類扱っています。
なお、Pearson VUEで購入したAWS 認定試験バウチャーは、同社のテストセンターでのみ利用可能です。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
Home Page - AWS Store - Japan
トレノケートで実施している研修には、バウチャー付きの内容もあります。トレーニング受講とあわせて、AWS 認定試験バウチャーが取得できるため、お得になっています。
また、バウチャーのみ購入することもできます。
詳しくは、下記のリンクをご覧ください。
バウチャー 一覧 | IT研修のトレノケート
AWS 認定試験バウチャーを利用すると、定価よりも割引価格で試験を受験できます。
例えば、XvoucherでFoundationalのAWS 認定試験バウチャーを購入した場合、定価15,000円が14,500円と5%割引されます。また、ピアソンのバウチャーは試験定価と変わらないため、割引購入できる購入ベンダーもあります。
ただし、AWS 認定試験バウチャーの有効期限は、購入から6ヶ月から12ヶ月が一般的です。そのため、必要な試験のタイミングに合わせて購入しましょう。
AWSやバウチャー販売代理店では、定期的にキャンペーンを実施しており、よりお得に試験を受験できます。
例えば、現在AWSでは「AWS Foundational 認定試験の再受験無料」キャンペーンを実施しています。
このキャンペーンを利用すれば、「AWS Certified Cloud Practitioner」または「AWS Certified AI Practitioner」の試験に不合格になった場合でも、無料で再受験できます。
キャンペーンコード:AWSRetake2025
対象期間:2024年10月9日~2025年2月15日
また、キャンペーンはPearson VUEでも実施される場合があるため、こまめに最新情報を確認してみてください。
AWS認定試験の申し込み手順は、下記の通りです。
それぞれのステップを詳しく解説します。
AWS認定試験を受験するには、AWS認定アカウントの作成が必要です。
2024年8月現在、下記のアカウントで試験の申し込みが可能です。
トレノケートにて受講される方の多くはAWSビルダーIDを作成することになるため、ここではAWSビルダーIDの作成方法を詳しく解説します。
AWSビルダーIDの作成手順は、下記の通りです。
基本的には上記の手順でAWSビルダーIDは作成できますが、より詳しく知りたい方は、下記のリンクをご覧ください。
AWSビルダーIDの作成手順
なお、AmazonリテールアカウントでAWS認定資格を取得した方は、AWSビルダーIDへの移行が必要です。
AWS認定アカウントを作成したら、AWSの認定ページから試験の申し込みを行います。
申し込みの手順は、下記の通りです。
上記の手順でAWS認定試験の申し込みは完了です。
ただし、各試験には異なる受験条件や料金が設定されているため、希望する資格に応じて条件を確認しながら手続きを進めましょう。
AWS受験に関するよくある質問は、下記の通りです。
それぞれの質問について詳しく解説します。
AWS認定試験には、キャリア目標や知識レベルに応じた複数の試験パスが用意されています。
例えば、IT以外の分野からクラウド業界にキャリアチェンジを考える方には、まず「AWS Certified Cloud Practitioner」でAWSの基礎知識を身につけるのがおすすめです。
その後、AI分野に関心があれば、「AWS Certified AI Practitioner」などを取得し、専門性を強化できます。
より詳細なAWS認定パスについては、下記のリンクをご覧ください。
AWS認定ジャーニーのプランニング
試験は、AWSの製品やサービスに関する個人の技術的知識を検証するためのテストです。
一方で、認定は、試験に合格した人に与えられる資格です。
合格者はAWS 認定デジタルバッジや取得した認定を名刺やオンラインプロフィールに記載でき、プロフェッショナルとしての信頼性をアピールできます。
ベータ試験は、新しい試験のリリース前に実施されるテストで、試験内容や形式の評価を目的としています。ベータ試験に合格すると、新しい認定の最初の取得者となります。
ベータ試験は、以下の点で標準バージョンの認定試験と異なりますので、その点は把握しておきましょう。
出典:試験前 | AWS 認定に関する情報とポリシー | AWS
AWS認定試験の勉強を効率的に進め、合格をより確かなものにしたいなら、トレノケートがおすすめです。
トレノケートは、豊富な経験とノウハウをもとに、初心者から上級者まで、幅広いレベルに対応した多様なコースを提供しています。
トレノケートがおすすめな具体的な理由は、下記の通りです。
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