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HTML5カンファレンス 参加レポート

さる11月25日(日)、「HTML5 Conference 2018」に参加してきましたのでレポートします。

HTML5 は2014年に勧告された規格以外にも、2014年以降も引き続き実装が進行中のコンポーネントもあります。HTML4.1から大幅にアップデートされ、Webの世界はますます広がっています。
W3Cのサイト:https://www.w3.org/html/logo/
※ロゴの下までスクロールしてください♪

 

「HTML5 Conference 2018」とは?

「HTML5 カンファレンス」は規格の勧告の前後から毎年秋ごろに行われています。私もできる限り参加をしています。今年はカンファレンス告知当日に予定枠の1600人がすべて埋まったとのことで、人気の高さがうかがえます。

 

さて、私は以下のセッションに参加しました。

  • 基調講演
  • ブラウザでARとAIを動かした話
  • アクセシビリティ、はじめよう! 〜「できない」から脱出するための20(仮)のネタ🍣〜
  • Web Components のリアル
  • コンパイルターゲット言語としてのWebAssembly、そしてLINEでの実践
  • HTTP の今と未来 ー BBR, HTTP/2, QUIC の基礎から 5G 試験ネットワークでのブ・ラウザベース評価試験まで

 

情報収集が目的なので、フロントからバックエンドまで偏らないようにしています。
フロントエンドではAR/AI。動きや奥行きやVRまで平面のブラウザでも表現できます。
バックエンドでは、通信の5Gの世界ももうすぐとのことで、ますます速度も表示も多彩になっていくWeb。ブラウザだけでもいろいろなことができます。

 

基調講演とセッション

基調講演では「蛇口をひねれば水が出てくるように、ブラウザを開けば表示が出てくるインフラの一つ」といっていました。本当にITインフラとしてなくてはならない、当たり前になったWeb。
でも所有者はいないので、主役は皆さんなのです。というメッセージが印象的でした。

個人的には、「コンパイルターゲット言語としてのWebAssembly、そしてLINEでの実践」の中の、プログラミング言語そのものを作るには、という話が面白かったです。
オブジェクト指向なども含めて取り入れたい機能を考えながら、好きな言語について「なぜここが好きなのか」「どこにメリットがあるのか」を掘り下げていくことや、コンパイラーを作る作業など、とかく「こうだったらよいのに」と愚痴って酒の肴になるところを、自分で決めていけるというのは、楽しいことと苦しいことと表裏一体だと感じました。

 

写真はお土産でもらったHTML5のクッキー。口の中を真っ赤にしながらいただきました(^_-)-☆

 

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