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VUCA 先の読めない時代、どうする?

時代を表す言葉 VUCA(ブーカ)

VUCAとは

VUCA(ブーカ)とは、

  •  Volatility(変動)
  •  Uncertainty(不確実)
  •  Complexity(複雑)
  •  Ambiguity(曖昧)

の頭文字をとった造語です。    

もともとは軍隊用語ですが、ビジネスの世界では、企業を取り巻く環境が不安定で不確実、かつ複雑で曖昧模糊な状況という意味です。今日、まったく先が読めない時代です。

 

下図のように未来は、過去から現在の延長線上に考えるものでない可能性が高くなっています。

 

VUCA時代のビジネスの特徴

VUCA時代のビジネスの特徴は、「イノベーション」と「新規参入」です。

デジタル・ディスラプター(デジタル・テクノロジーを駆使した破壊者)と呼ばれている企業のように、最新テクノロジーを駆使して、既存の市場に大きな衝撃を与えます。例えば、以下のような企業が挙げられます。

 

会社名、サービス名

影響を与えた業界

Uber

タクシー・レンタカー

Airbnb

ホテル・旅館

Netflix

レンタル・ビデオ

Spotify

レコード・CD

数年前の時点で、これらの企業の台頭をほとんどの方が予測していなかったのではないでしょうか。

 

VUCA時代に必要なこと

このようなVUCAの時代では、さまざまな未来に起こり得る出来事に対して、いかに複数のビジネスストーリー(シナリオ)を描ききることができるかが重要な鍵となってきます。ビジネスストーリーを描くには、マクロ環境における環境認識力や課題抽出力、過去と未来を繋げるトレンド洞察力なども必要です。そのビジネスストーリーに正解はありません。複数のビジネスストーリーを描き、準備しておくことが重要です。

VUCA時代に必要な能力は次の3点に集約されます。

  • 物事の本質を見極める力であるクリティカルシンキング
  • 複数のビジネスストーリーを描く力
  • 変化に対応できる柔軟な組織力

 

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