コロナ禍におけるリモートワーク推進にあたりセキュリティの重要性が再浮上している中、皆さんの組織における情報セキュリティに関わる人材の充足状況はいかがでしょうか。
トレノケートでは、情報セキュリティに関わる人材のスキル可視化活動を、特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)内の、情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA:代表 持田啓司氏)におけるJTAG活動※1の一環として継続して参画しています。
セキュリティ専門人材にとどまらず、セキュリティに関わるあらゆる人材(プラス・セキュリティ人材※2)も対象にしているのが特徴です。
▼以前ご紹介した活動内容についてはこちら
※1:JTAG活動とは:国内(J)のセキュリティ事業者やユーザー企業がタッグを組み、セキュリティ人材の適切な育成、適職認定を行うことで、セキュリティ業務への適任の人材配置による人材エコシステムの実現を通じたセキュリティ人材不足解消を目指す活動。活動テーマは次の4つ「セキュリティ人材に関する現状調査」「現状組織に対するセキュリティ業務の役割検討」「人材の総合的適職認定」「セキュリティ人材のキャリアパスの検討」
※2:プラス・セキュリティ人材とは:セキュリティ専門以外の技術担当者や、総務や法務、人事、営業やマーケッティングなどITを利活用し本来の業務を担う際に、セキュリティについて理解を深め自らの業務に活かしていくことを求められる方々
月日が経つのは早いですね。前回のブログを見たら2019年2月。あれから約2年も経過していたことに驚きを隠せません……。
JTAG活動が今では、中央官庁や経済団体からも高い評価を得るようになり、国が進めるDX人材の流動化政策を推進する一助になるものとしての期待も高まってきました。
※IPA情報セキュリティ白書2019版での活動取り上げ、2019年度JNSA賞の受賞、経団連での事例説明や意見交換会など
これらの期待に応えるために、調査研究に留まらず企業や組織が実際に利用できるサービスとして普及浸透させることが人材流動化の促進、及び適材適所配置によるセキュリティ人材充足化にも寄与するという主旨のもと、財団法人を設立、一般財団法人 日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(代表理事 西本逸郎、以下「JTAG財団」) 事業化へと至り、トレノケートでもJAG財団の企画運営に携わっています。
2019年2月の記事ではスキル可視化トライアルのご紹介をしましたが、その時の方法は入力用のExcelシートに入力して事務局に返送→事務局内で人海戦術を繰り広げ→依頼者へ結果を返送するといった手作りのものでした。入力後のデータ送付、結果算出までお待ちいただくなどトライアル参加いただいた方々の温かいご協力と見守りのもと進めておりました。
手軽に自身のスキルを見てもらいたいという思いから、JTAG財団設立後の最初の取組みテーマはシステム化の一択、そしてついにVisuMe(JTAG総合IT能力診断サービス)のリリースです。
「世界でたったひとり(ひとつ)のあなた(宝石)が輝けますように。」そんな願いを込めてネーミングされたVisuMe。
「自身を可視化する」という意味の「Visualize Me」の略語としての「VisuMe(ビジュミー)」 。アセスメントを通して、いろいろな角度から隠れていた特性を導き出す機能と、フランス語で「宝石」を意味する「bijou(ビジュー)」から原石は磨くと、キラキラと輝く宝石になるという意味をかけあわせた造語です。
VisuMe(JTAG総合IT能力診断サービス)では、2種類のアセスメントを実施し、人材の能力および適性資質・行動特性の見える化を実現しています。
組織としてはVisuMeの利用により、可視化された情報を人材育成計画・配置転換・組織作りに活用することで事業戦略にとって重要な人材業務全般の質や精度の向上を期待いただけます。
もちろん、個人や組織内の一個人としても利用できます。自身のキャリアデザインへ活用いただくとともに、同僚・上司・人事部門などご興味ありそうな方々へご紹介ください。組織として個人として是非VisuMeを使ってキラキラとしたより一層の輝きを手に入れられますように。
VisuMeデモサイトにてCapability Assessment for Digital Security(能力診断)を体験いただけます。個人のスキル可視化後、サンプルプロファイルとの比較を動的に行うことができます。2~3分程度でサクッと可視化できます。が……職歴を思い出す際に思い出に浸ってしまうともう少し時間が必要になりますので、あしからず……。
本格的に導入したい!という組織の方には新規会員(タレントマネジメント会員)としての入会キャンペーンも実施中です。
今後は、より一層の機能拡充および分野拡充(セキュリティ以外の分野、ゆえにCapability Assessment for Digital Security(能力診断)としています)に向けて活動を継続していきます。
トレノケートでは、可視化による人材の棚卸~可視化後の人材育成の御相談、VisuMeサービスに関する問い合わせ・ご要望などうけたまわっております。「ビジネス × IT × グローバル」で人材育成をリードするトレノケートならではのノウハウをもとに、効果的な人材育成を御提案いたします。
▼トレノケートのセキュリティ関連トレーニングはこちらから
最後まで読んでいただいた方へのお楽しみクイズです!
Q:VisuMeのロゴ(イラスト×フォント)の候補はいくつあったでしょう?
正解は、次回(不定期)の情報セキュリティに関わる人材のスキル可視化活動報告ブログにて!
待てない方は、こちらの記事を弊社Facebookにてご紹介した際に、是非コメントしてくださいませ。