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re:Onsen(re:Invent2021オンライン参加温泉合宿記録) Day1 Global Partner Summit キーノート

ラーニングサービス部テクニカルトレーニング1チームの山下です。

AWS re:Invent 2021にオンライン参加しました初日の記録です。
AWS re:Invent 2021は、AWSが開催しているグローバルな年次カンファレンスです。
多くのセッションとキーノート(基調講演)で構成され、いくつかのセッションと、5つのキーノートはオンラインでも配信されていました。
このブログでは、主にGlobal Partner Summitキーノートについてレポートします。

re:Onsenとは?

re:Invent 2021は私と同じくAWS認定インストラクターの髙山さんと2人で、石川県の加賀温泉で合宿オンライン参加しました。
re:Inventは例年ラスベガスで開催されています。
re:Inventがラスベガスで開催されているのは、非日常な空間で思いっきり学んで思いっきり遊ぶことで意識や行動に変化が発生して、イベントタイトルどおり新たな発明が生まれやすい、という理由と私は認識しています。
ですので、re:Invent 2021にオンライン参加する際もなるべく非日常な空間でリアルタイムで参加することによって、我々も新たな気付きや意識と行動の改革を実現してみようと温泉地にやってまいりました。
我々インストラクターはre:Inventの翌週からもAWSクラスルームトレーニングのコース実施予定があり、充分な配信環境からコース実施するために、帰国後に隔離の可能性がある今年は現地参加をしない判断をしました。
re:Onsenというタイトルはサーバーワークスの森さんに命名いただきました。

リアルタイム参加のメリット

アジアからの参加を考慮してre:Invent 2021バーチャルではキーノートやセッションを半日ずらした提供もされていました。
ですが、リアルタイムに発表を知って現地の熱気を少しでも感じようと、昼夜逆転でリアルタイム参加することにしました。


今回現地参加のマーケティング戦略部の伊藤さんともリアルタイムで会社のTeamsでやりとりをしながら現地を感じることができました。

持参したディスプレイとiPadのSideCarでトリプルディスプレイ、マウスはMX Ergo、スピーカーフォンはAnker PowerConfで参加しました。

初日はre:Invent公式パーカーとTシャツで参加しました。

 

Global Partner Summit Keynote

日本時間の朝8時にGlobal Partner Summit Keynoteが始まりました。
夜中にAWS on Airやオンデマンドセッションを見ながら過ごしてて、ちょっとだけ周辺を走って朝風呂ですっきりしていざ視聴です。
白山から登ってくる朝日がとんでもなくまぶしかったです。
ランニングウェアはre:Invent 2019の認定ラウンジでもらったAWS Certificatedウェアです。

Global Partner Summit Keynoteは主にパートナー向けキーノートってことで技術的な発表はない認識で、気軽に発表を見てました。

プレミアパートナーさんたちです。
日本の企業さんたちもすごく多くいらっしゃって嬉しい限りです。

お客様の移行をサポートするサービスやフレームワークの話が展開されていました。
AWS Migration Acceleration ProgramAWS クラウド導入準備ツール (CART)なども用意されています。
これらをうまく活用して移行に対する計画や事前準備をすすめることができます。

AWS Migration Hub Refactor Spacesがプレビューとして発表されました。
移行方法のうちリファクタリングをサポートする機能です。
主にモノリシックアプリケーションをマイクロサービスアーキテクチャにリファクタリングすることを目的としているようです。

環境(VPCピアリング)を構築してモノリシックアプリケーションをデプロイして、マイクロサービスにするためにメソッドごとのエンドポイントを設定してマイクロサービスにリファクタリングすることをサポートするようです。
Migration Hub自体が移行しやすいようにサポートする機能を持っていますがそれだけではなく、Migration Hubだけを見れば移行の状態がわかるようになる、そんなプラットフォームになるべく今後も機能追加されそうですね。

パートナー同士のコラボレートもメッセージとして発信されていました。
それぞれのパートナー企業が得意としている分野や業種業態があるので、それらをエコシステムのように組み合わせた協業ソリューションとして提供することで、AWSへの移行や開発、構築、設計、利用を考えている企業がより利用しやすくなるといいですね。

そして様々なSaaSなどのソリューションが紹介されたあとで、
AWS Data Exchange for Amazon Redshift
AWS Data Exchange for APIs
AWS Marketplace for Containers Anywhere
が立て続けに発表されました。

様々なクラウド上のデータを簡単に利用できるAWS Data Exchange
ETLを介さずにそのままRedshiftでクエリーが実行できるようです。
APIsはそれぞれのサードパーティデータ製品で個別認証をコードで実行するのではなく、Data ExchangeのAPIをSDKから実行することで、IAMの認証を使用して一元的なアクセスが提供されます。
この発表を機にAWS Data Exchangeについて調べてたらFoursquareのデータも利用できるのですね。
最近は使ってませんでしたが、チェックインアプリとして昔使ってました。
なるほど、そんなデータをS3に取り込んで利用したり、Redshiftから直接クエリーしたり、APIから利用できるのですね。

AWS Marketplace for Containers Anywhereは、オンプレミスなどどこでも、AWS Marketplace からサードパーティー製 Kubernetes アプリケーションを検索、サブスクライブ、デプロイできるとのことです。

このあと、AWS Think Big for Small Business ProgramEpic on AWSの紹介があったぐらいで中継が中断してしまいました。

初日の振り返りはお宿から駅前に出て回転寿司屋さんで発表内容についてああでもない、こうでもないとディスカッションしました。
​​​​​​​せっかくなので私も髙山さんも得意ではないのですが、地酒を冷酒でいただきました。

 

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