IT・ビジネススキル・人材育成の情報を掲載 | 人材育成のトレノケート【公式ブログ】

問題6:タックマンモデルと発揮すべきリーダシップ【PMP(R)試験対策問題 一問一答】

作成者: 横山 昇(よこやま のぼる)|2025-09-01

トレノケートオリジナルのPMP(R)試験対策問題を一部公開しています。
新傾向問題を踏まえた内容にしていますので、試験対策にぜひご活用ください。
【PMP(R)試験対策問題 一問一答】一覧はこちら

 

問題

タックマンモデルに準拠して考えた場合、チーム開発の段階と、それぞれの段階で発揮すべき適切なリーダーシップを組み合わせてください。


<チーム開発の段階>
  • A.成立期
  • B.動乱期
  • C.安定期
  • D.遂行期
<発揮すべきリーダーシップ>
  • a.適切にコンフリクトに対処することで、チームが危機的な状況に陥るのを抑止する。
  • b.課題が発生した場合、それに対して適切に対処できるようにサポートする。
  • c.メンバーの役割を明確にすることで、不安を取り除く。
  • d.自分たちでコンフリクトに対処できるようになっているので、過度な介入は避け、適切な距離感を維持して、見守る。



 

正解を見る









 

 

正解

  • A:成立期
    c:メンバーの役割を明確にすることで、不安を取り除く。

  • B:動乱期
    a:適切にコンフリクトに対処することで、チームが危機的な状況に陥るのを抑止する。

  • C:安定期
    b:課題が発生した場合、それに対して適切に対処できるようにサポートする。

  • D:遂行期
    d:自分たちでコンフリクトに対処できるようになっているので、過度な介入は避け、適切な距離感を維持して、見守る。

解説

成立期では、例えば会議などでも「誰が責任者か判断しよう」と様子伺いになるので、混乱しがちです。従って、メンバーの役割や責任を明確にすることで、プロジェクトを推進する必要があります。

動乱期では、メンバーが自己主張を始め、コンフリクトが生じます。まだチームは自分たちだけでコンフリクトに対処することは難しい状況なので、危機的な状況に陥ることがないよう、プロジェクト・マネジャーは適切に介入する必要があります。

安定期でもコンフリクトは生じますが、課題そのものに焦点を置いて対処できるようになるので、その対処をサポートします。

遂行期ではコンフリクトにも自分たちで対処できるようになっており、最適な生産性で機能しているので、過度の介入は避けます。

 

▼リーダーシップ関連の研修はこちら

【PDU対象】中堅社員のためのチームワークとリーダーシップ ~チームの関係強化とパフォーマンス向上~

 

【オンライン受講が可能】PMP(R)資格取得対応研修

PMP®とは、米国のPMI®(Project Management Institute)が認定するプロジェクトマネジャーの国際資格です。

トレノケートはPMI(R)より ATP Premierとして認定されています。
2021年1月より開始となったPMI(R)の認定教材を使用した試験対策講座は、ATPとして認定された機関・インストラクターのみからしか受講できません。
トレノケートはその中でも上位のATP Premierとして認定されており、また所属インストラクターも認定を取得しています。

PMP(R) BOOT CAMP ~新試験対応版~
5日間の集中トレーニングで、PMP(R)資格取得に必要な知識を網羅的に学習します。
・PMI(R)が作成した教材を使用:試験対策として高い精度が期待されます。
・200問のクローン問題:ATP Premierにのみ、PMI(R)よりクローン問題が提供されています。トレノケートではさらに、弊社独自の解説集をご提供しています。

コース詳細・日程はこちら

 

なお、PMP資格についての詳細はこちらで解説しています。
PMP(R)資格取得について
PMP(R)資格更新について

 

プロジェクトマネジメント研修ならトレノケート

プロジェクト・マネジャーにはプロジェクトマネジメントの基礎・実践力、各種領域の専門知識、コミュニケーションスキルなど多様なスキルと経験が求められます。
トレノケートではこのようなスキルに関して、入門から応用までプロジェクト・マネジャーのレベルに応じたトレーニングをご用意しています。
 
プロジェクトマネジメント研修はこちら