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2025年11月版|AWSニュースまとめ:最新アップデートと注目サービスを一挙紹介

AWS re:Invent 2025がついに開幕しました!
4年連続4回目、今年もラスベガスから最新情報をお届けするのは、AWS認定インストラクターのたかやまです。
 
この時期は毎年、驚くほど多くのアップデートが発表されます。今回は、10月に発表された注目ニュースをまとめて振り返り、re:Inventでさらに加速するAWSの進化をキャッチアップしましょう。

そして、こうした変化に対応するためには、最新技術を効率よく学べる環境が必要です。弊社では、AWSを「もっと学びたい」に応える研修を多数ご用意しています。
今すぐチェックして、スキルアップの一歩につなげましょう!

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目次

分析(Analytics)

こちらでは、分析(Analytics)についてご紹介します。

Amazon Quick Suite のご紹介: エージェンティック AI を活用したワークスペース

高性能 BI サービスである Amazon Quick Sight が名前も新たに Amazon Quick Suite になりました。というか、Quick Sight は Quick Suite の一つの機能という位置付けですね。

ただの可視化やインサイト探索だけではなく、データをもとにしたビジネスアプリケーションプラットフォームにも利用できるような雰囲気があります。

機能については、こちらのブログにまとまっています。Automation がかなり便利そうです。ちょっとした AI エージェントが組めそうですね。

参考:Amazon Quick Suite のご紹介: エージェンティック AI を活用したワークスペース

ビジネスアプリケーション(Business Applications)

こちらでは、ビジネスアプリケーション(Business Applications)についてご紹介します。

Amazon Quick Sight の軸とデータラベルのフォントカスタマイズによるダッシュボードデザインの拡張

”BI ツールのダッシュボードは、グラフが見られれば良い。”というものではなく、デザインされたダッシュボードは効率が高くなったり、重要なポイントに気づけたりなどユーザーエクスペリエンス(UX)上のメリットがあります。

今回紹介する記事では、フォントのカスタマイズの観点からダッシュボードデザインの話をしていますね。

参考:Amazon Quick Sight の軸とデータラベルのフォントカスタマイズによるダッシュボードデザインの拡張

コンテナ(Containers)

こちらでは、コンテナ(Containers)についてご紹介します。

Amazon ECS でリニアデプロイとカナリアデプロイが標準機能としてサポート開始

これまでも、ECS でブルーグリーンデプロイができましたが、今回のアップデートでリニアデプロイ(指定した期間で一定の割合で段階的にトラフィックを切り替える)と、カナリアデプロイ(切り替え先の一部を現行バージョンに振り分ける)もできるようになりました。

参考:Amazon ECS でリニアデプロイとカナリアデプロイが標準機能としてサポート開始

コンピューティング(Computing)

こちらでは、コンピューティング(Computing)についてご紹介します。

新しい汎用 Amazon EC2 M8a インスタンス

AMD プロセッサーを利用する M8a インスタンスファミリーが新たに追加されました。Intel プロセッサーよりもお安いのに、性能は大差ないのでお気に入りのシリーズです。

M7aシリーズと比較すると、ネットワーク帯域が拡張されて、お値段は微増ですね。(m8a.medium で $0.004増)

参考:新しい汎用 Amazon EC2 M8a インスタンス

コンピューティングに最適化された新しい Amazon EC2 C8i および C8i-flex インスタンス

C8 ファミリーには、Graviton を利用する C8g ファミリーがすでに存在していましたが、この度 Intel CPU 搭載の C8i と C8i-flex が登場しました。

どうしても Intel CPU アーキテクチャが必要だ!という場面では重宝しそうです。

参考:コンピューティングに最適化された新しい Amazon EC2 C8i および C8i-flex インスタンス

AWS Lambda が非同期呼び出しの最大ペイロードサイズを 256 KB から 1 MB に増加

AWS Lambda を非同期呼び出しする際に渡せるデータが 1 MB まで増えました。

とはいえ、256 KB を超えるデータは、64 KB ごとのチャンクに分割して 1 リクエスト分消費されるようです。

非同期高速処理などであればよいですが、さほど処理時間に影響がない場面では引き続き S3 にオブジェクト保存してから実行するほうがコストパフォーマンスは良さそうですね。

参考:AWS Lambda が非同期呼び出しの最大ペイロードサイズを 256 KB から 1 MB に増加

Amazon EC2 Capacity Manager を使用して単一のインターフェイスからキャパシティ使用量を監視、分析、管理

複数のアカウントとリージョンにある EC2 インスタンスの利用状況をモニタリングできる機能のようですね。

記事の中の図を見る限りかなり便利そうです。

参考:Amazon EC2 Capacity Manager を使用して単一のインターフェイスからキャパシティ使用量を監視、分析、管理

データベース(Database)

こちらでは、データベース(Database)についてご紹介します。

Amazon DynamoDB がインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) のサポートを開始

いよいよ Amazon DynamoDB も IPv6 対応しました。デュアルスタック対応のエンドポイントを利用すれば VPC からも IPv6 で接続できますね。

参考:Amazon DynamoDB がインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) のサポートを開始

デベロッパーツール(Developer Tools)

こちらでは、デベロッパーツール(Developer Tools)についてご紹介します。

ウェイトリストは終了、今日から Kiro を始めましょう

スペック駆動開発という新しいパラダイムを切り拓いてきた Kiro。これまでウェイトリストによる利用制限がありましたが、いよいよ GA するようです。
参考:ウェイトリストは終了、今日から Kiro を始めましょう

Kiro によるマルチモーダル開発:設計から完成まで

Kiro が GA しましたが、実際に Kiro を使った設計から完成までの流れと動きを記事にしています。

ホワイトボードに書いた ER 図を読み込ませて Kiro 独特のスペック駆動開発のインプットにするとかおもしろそうです。

参考:Kiro によるマルチモーダル開発:設計から完成まで

Amazon Q Developer で Audible のユニットテスト自動化を強化

Amazon Q Developer は、プロンプトで命令するとコードを読み込んでテストやドキュメント作成をしてくれる素敵なエージェントです。

この記事では、Audible による Amazon Q Developer の活用事例が書かれているのですが、実際にどう使っているかがわかるのでいいですね。テストのペアプロとか面白そうです。

参考:Amazon Q Developer で Audible のユニットテスト自動化を強化

エンドユーザーコンピューティング(End User Computing)

こちらでは、エンドユーザーコンピューティング(End User Computing)についてご紹介します。

Amazon AppStream 2.0 がライセンス込みの Microsoft アプリケーションの提供開始を発表

AppStream 2.0 は、オンプレミスアプリケーションをクラウドにパッケージできるサービスですが、今回のアップデートで Microsoft Office 製品がライセンス込みで利用可能になったようです。企業の中でも SaaS 化が進み、オフィス製品のライセンスを持っていない企業も増えてきているかと思いますので、このアップデートは嬉しい企業もあるのではないでしょうか。

参考:Amazon AppStream 2.0 がライセンス込みの Microsoft アプリケーションの提供開始を発表

機械学習・AI(Machine Learning)

こちらでは、機械学習・AI(Machine Learning)についてご紹介します。

Amazon Bedrock AgentCore、東京を含むAWSリージョンで一般提供開始:AIエージェントを現実の世界へ

生成 AI の進化の一つとして、エージェント AI があります。多彩なツールを AI 自身が把握して実行することができる AI エージェントの開発と安全な運用を一元的に管理できる AgentCore は嬉しいですね。

参考:Amazon Bedrock AgentCore、東京を含むAWSリージョンで一般提供開始:AIエージェントを現実の世界へ

Anthropic の Claude 4.5 Haiku が Amazon Bedrock で利用可能に

Amazon Bedrock で Anthropic Claude 4.5 Haiku が利用可能になりました。 Claude 4.5 Sonnet よりも高速・軽量で低コストなので助かりますね。

参考:Anthropic の Claude 4.5 Haiku が Amazon Bedrock で利用可能に

Amazon Nova マルチモーダル埋め込み:エージェント型RAGとセマンティック検索のための最先端埋め込みモデル

これまで、埋め込みモデルは Amazon Titan を使う場面がありましたが、Amazon Nova にマルチモーダル対応の埋め込みモデルが誕生しました。

テキスト、画像、動画、音声を埋め込みベクトルにすることができるため、RAG の利用の幅が広がりそうですね。

参考:英語のページに遷移します。

Amazon Nova Multimodal Embeddings: State-of-the-art embedding model for agentic RAG and semantic search

Amazon Bedrock で日本国内に閉じた Anthropic Claude 4.5 の推論が可能に!日本国内クロスリージョン推論のご紹介

Anthropic Claude 4.5 世代のモデルが東京リージョンと大阪リージョンに閉じたクロスリージョン推論を利用できるようになりました。

これにより、国外リージョンを含める必要がなくなるため、コンプライアンス・ガバナンス的に利用を避けていた場合でも利用可能になりますね。

参考:Amazon Bedrock で日本国内に閉じた Anthropic Claude 4.5 の推論が可能に!日本国内クロスリージョン推論のご紹介

TwelveLabs の高度な動画理解モデル Marengo Embed 3.0 が Amazon Bedrock で利用可能に

毎月必ずと言っていいほど新しい基盤モデルが利用可能になったというニュースが出ていますが、今月もありました。

TwelveLabs の Marengo Embed 3.0 が利用可能になったようです。

マルチモーダル対応の埋め込みモデルなので、様々な情報を扱うことができます。ちなみに、日本語も対応言語に数えられています。

参考:TwelveLabs の高度な動画理解モデル Marengo Embed 3.0 が Amazon Bedrock で利用可能に

機械学習の実務スキルを習得!おすすめのAWS研修

AI・機械学習の活用が進む中、現場で使えるスキルを身につけたい方に向けて、トレノケートでは実務に役立つAWS研修をご提供しています。

特に、AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateの資格取得を目指す方に最適です。

 

機械学習モデル構築・MLOps基礎をAmazon SageMakerで習得

Machine Learning Engineering on AWS | IT研修のトレノケート

機械学習モデルの構築・トレーニング・デプロイを実践的に学習。
Amazon SageMakerを活用したMLパイプライン設計や、現場で求められるMLOpsの基礎まで網羅します。

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Machine Learning Engineering on AWS(バウチャ付) | IT研修のトレノケート

資格試験に挑戦する方におすすめ!
研修+試験バウチャで、スキル習得から認定取得まで一気に進められます。

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更に学びたい方へ。トレノケートでは、AWSロール別の学習フローもご用意しています。
AI/MLエンジニア向けの最適なステップを確認して、キャリアを加速しましょう。

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また、トレノケートでは、AI・データ分析・生成AIなど、最新技術を実践的に学べるAWS研修を豊富に取り揃えています。
目的やレベルに応じて最適な研修を選べますので、ぜひご確認ください。

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管理とガバナンス(Management & Governance)

こちらでは、管理とガバナンス(Management & Governance)についてご紹介します。

Amazon CloudWatch で生成 AI オブザーバビリティの一般提供を開始

CloudWatch で生成 AI 関連のモニタリングだけではなく、オブザーバビリティに関する確認ができるようになったようです。

現在、モデル呼び出しのダッシュボードや、Bedrock AgentCore に対応したエージェントのダッシュボードが存在していました。

参考:Amazon CloudWatch で生成 AI オブザーバビリティの一般提供を開始

アプリケーションマップが Amazon CloudWatch で一般提供開始

これまでも、X-Ray を利用した分散アプリケーションのトレーシングはできましたが、それをアプリケーションレベルに拡大してトレーシングというよりもモニタリングの観点から見られるようにした。というところでしょうか。

参考:アプリケーションマップが Amazon CloudWatch で一般提供開始

Amazon S3 に S3 Tables メンテナンス操作用の AWS CloudTrail イベント生成機能を追加

S3 Tables のメンテナンス操作に関するログが CloudTrail で保存可能になったようです。

システム監査という観点では、様々な操作ログを記録できるのは良いことですね。

参考:Amazon S3 に S3 Tables メンテナンス操作用の AWS CloudTrail イベント生成機能を追加

Amazon CloudWatch Synthetics がバンドルされたマルチチェック Canary をサポート開始

CloudWatch Synthetics は、システム監視や API 監視などで役立つ機能ですが、複数のカナリアモニタリングを実行できるようになったようです。

参考:Amazon CloudWatch Synthetics がバンドルされたマルチチェック Canary をサポート開始

セキュリティ、ID、およびコンプライアンス(Security, Identity, & Compliance)

こちらでは、セキュリティ、ID、およびコンプライアンス(Security, Identity, & Compliance)についてご紹介します。

AWS IAM アイデンティティセンターが、保管中の暗号化のためにカスタマーマネージド KMS キーのサポートを開始

IAM アイデンティティセンターのIDデータを KMS のカスタマーマネージド KMS キーを利用して暗号化できるようになりました。

アイデンティティセンターは、シングルサインオンで便利ですが、コンプライアンス・ガバナンス要件で利用できなかったという場面でも検討できますね。

参考:AWS IAM アイデンティティセンターが、保管中の暗号化のためにカスタマーマネージド KMS キーのサポートを開始

実務に直結!AWSセキュリティスキルを習得できるおすすめ研修

AWSを安全に活用するためには、セキュリティの知識と実践力が不可欠です。
トレノケートでは、初心者から専門家まで対応したAWSセキュリティ研修を提供しています。

初心者向け:AWSセキュリティの基礎を学ぶ

AWS Security Essentials

この研修では、AWS環境での基本的なセキュリティ対策やベストプラクティスを学べます。

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セキュリティでより専門的なスキルを習得!AWS認定資格対応研修

Security Engineering on AWS

この研修では、AWS環境での高度なセキュリティ設計と運用をはじめ、IAM、KMS、CloudTrailなどのサービスを効果的に活用するスキルを習得できます。さらに、AWS Certified Security – Specialty資格取得に向けた知識の整理も行えるため、実務力と認定資格の両方を強化したい方に最適です。

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Security Engineering on AWS(バウチャ付き)

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その他のAWS研修も多数ラインアップ!

セキュリティ以外にも、クラウド運用・AI・コンテナ・データ分析など、実務に役立つAWS研修を豊富にご用意しています。
目的やレベルに応じて最適な研修を選べますので、ぜひご確認ください。

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ストレージ(Storage)

こちらでは、ストレージ(Storage)についてご紹介します。

AWS Backup で複数の AWSリージョンやアカウントの間において 1 回の操作でデータベーススナップショットをコピー可能に

Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Neptune、Amazon DocumentDBのバックアップを複数のリージョンとアカウントに1回のアクションでコピーができるようになりました。

シンプルになることはいいことですね。

参考:AWS Backup で複数の AWS リージョンやアカウントの間において 1 回の操作でデータベーススナップショットをコピー可能に

Amazon S3 がコピー操作に条件付き書き込み機能を追加

これまでは、オブジェクトに対して同時書き込みが発生すると誤って上書きされる恐れがあるため、オブジェクトの更新を確認してからアップロードするといった処理が必要でした。

しかし、同時に複数のクライアントが同じタイミングで更新確認をして OK と判定した場合など問題の解決になっていないことがありました。

今回のアップデートでは、HTTP ヘッダーを使って条件付き書き込みが可能になりました。仕組みとしては、WebDav の条件付き書き込みと似たような仕組みになっているようです。

参考:Amazon S3 がコピー操作に条件付き書き込み機能を追加

AWS Transfer Family SFTP コネクタが VPC ベースの接続をサポート

IT システムをクラウド化する際に、今あるすべてを否定して新しくする必要は無いわけであり、既存の仕組みを活用することも必要になってきます。

その中でも、ファイル転送にSFTPを利用しているケースは少なくないのではないでしょうか。
今回のアップデートでは、AWS Transfer FamilyのSFTPコネクタがVPC経由で接続可能になりました。

VPC への Site-to-Site VPN や Direct Connect、ネットワーク ACL やセキュリティグループなど VPC の様々な保護機能を利用することができるようになったようです。

参考:AWS Transfer Family SFTP コネクタが VPC ベースの接続をサポート

Amazon EBS ボリュームクローンのご紹介: EBS ボリュームのインスタントコピーを作成

EBS ボリュームを複製する場合、これまではスナップショットを作成してから複製するしかありませんでしたが、今回のアップデートにより稼働中のボリュームのクローンを作成できるようになったようです。

現在は、暗号化ボリュームしか対応していないとのことですね。

参考:Amazon EBS ボリュームクローンのご紹介: EBS ボリュームのインスタントコピーを作成

その他(Miscellaneous)

こちらでは、その他(Miscellaneous)についてのご紹介です。

Model Context Protocol (MCP) Proxy for AWS が一般公開されました

AWS SigV4 認証を利用して 外部の MCP サーバーにプロキシー接続できるようになりました。

Kiro、Kiro CLI (旧 Amazon Q Developer CLI)や、AgentCore などから認証付き MCP サーバーへ接続することができるらしいですが、ニュースを見るとAWS リソースの操作もできるようになるようで、なかなか素敵っぽいです。

参考:Model Context Protocol (MCP) Proxy for AWS が一般公開されました

イベントドリブンな金融モダンアプリケーション実装を公開(金融リファレンスアーキテクチャ日本版 2025)

金融リファレンスアーキテクチャ日本版」という金融ソリューションに関するベストプラクティスフレームワークがあります。

このフレームワークのサンプルアプリケーションのユースケースについて解説されています。金融業界のソリューションに携わる方は必見ですね。我々講師陣もこうした情報ありがたいです。

参考:イベントドリブンな金融モダンアプリケーション実装を公開(金融リファレンスアーキテクチャ日本版 2025)

AWS API MCP サーバーが利用可能に

いよいよ AWS CLI を自然言語で操作できるようになりました。

よく使うコマンドはなんとなく暗記してますが、普段使わないものはドキュメントサイトやヘルプで調べないと使いこなせないのが AWS CLI です。これが「自然言語で S3 のバケット一覧調べて」とか、「〇〇バケットの .log プレフィックスのファイルの数を調べて」とかできるんですかね。

ちなみに、Kiro-CLI ではすでにできてました。何にも知らない Claude Code でも AWS CLI コマンドを組み上げてました。

参考:AWS API MCP サーバーが利用可能になりました

オープンソースのモデルコンテキストプロトコル (MCP) サーバーが Amazon Bedrock AgentCore で利用可能に

MCP ネタが続きますが、Bedrock AgentCore と連携する MCP サーバーができたようです。開発環境から MCP サーバー経由で AgentCore とやり取りを行うことができるようですね。

ブログにあったこの画像がわかりやすかったです。

出典: https://aws.amazon.com/jp/blogs/machine-learning/accelerate-development-with-the-amazon-bedrock-agentcore-mcpserver/

参考:オープンソースのモデルコンテキストプロトコル (MCP) サーバーが Amazon Bedrock AgentCore で利用可能に

【自動車業界】SDV時代の車載ソフトウエア開発を支えるAWSソリューション(Vector SDV Symposium Japan 2025で発表)

今年の AWS Summit で発表されたソニー・ホンダモビリティの AFEELA は、ここ数年でもトップクラスにドキドキ・ワクワクしたものですが、今年の Japan Mobility Show では、これまでの自動車産業ではない他業種から SDV という文脈で IT 企業が参加されていました。

クラウドが広がる中で、モビリティ分野での活用は広がるものだと思っていましたが、ここまで IT 業界が支えることになるとは思ってなかったです。これだから IT は楽しいですね。

そうした、SDV(Software Defined Vehicle)の開発に AWS が果たしている役割についてまとまっています。

弊社の取り組み

弊社でも、SDV に関するエンジニア育成に力を入れてきており、先日プレスリリースを発表しました。

自動車技術会より自動車ソフトウェア領域の講座開発を受託

トレーニングとしても E ラーニングコンテンツ「自動車業界へようこそ」を提供しています。自動車業界の方のみならず、IT 業界から SDV に参入される皆様もお気軽にお問い合わせください。

[ASP]自動車業界へようこそ詳細を確認する

 

参考:【自動車業界】SDV時代の車載ソフトウエア開発を支えるAWSソリューション(Vector SDV Symposium Japan 2025で発表)

マルチAIエージェントが創る新しい店舗体験 Amazon Bedrock AgentCoreによる販売支援

Bedrock AgentCore のユースケースの紹介です。オンラインだけではなくオフラインの店舗も含めた小売業のケースなので、ヒントが色々載ってますね。

参考:マルチAIエージェントが創る新しい店舗体験 Amazon Bedrock AgentCoreによる販売支援

AWS認定ポートフォリオ拡大!生成AI開発認定の追加とセキュリティ認定の更新

今回は、2025年10月に発表されたAWSのニュースから気になったものをピックアップしました。
最後に、AWS認定資格に関する大きなアップデートをご紹介します。
 

AWS認定資格の最新アップデート

新しく生成 AI アプリケーション開発に関するプロフェッショナル認定が追加されました。

AWS Certified Generative AI Developer - Professional

参考:AWS Certified Generative AI Developer - Professional

現在は、認定試験はベータ期間中ですが、合格すれば本番移行した場合でも有効な認定となります。

これに伴い、以下の変更があります。

AWS Certified Machine Learning - Specialty

2026年3月31日をもって廃止となります。

AWS Certified Security - Specialty

新しい試験バージョン SCS-C03 にアップデートされます。

生成AIやセキュリティ分野のスキルアップを目指す方は、ぜひこの機会にチェックしてください。
 
 

弊社の取り組み

弊社では、基礎から最新の生成AIを活用したアプリケーション開発まで、幅広いAWS研修をご用意しています。
特に、現場で求められるスキルを短期間で身につけたい方や、クラウド未経験からステップアップを目指す方におすすめです。

▶ 今すぐAWS研修一覧を確認する

 

AWSの基本を知りたい方や、AWSについて詳しく知りたいという方は、弊社のAWS認定インストラクターが解説するこちらの記事もおすすめです。

▶「 AWSとは?AWS認定講師が解説」