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【AWS入門】1日でAWSの基礎を習得。初心者向けの賢い勉強方法~AWS Cloud Practitioner Essentials~

AWS 認定インストラクターのたかやまです。

クラウドが既存の IT 基盤として当たり前のように使われ始めてから、すでに10年近い年月が経過しています。

本記事では、クラウドやアマゾン ウェブ サービス (AWS)を初めて勉強される方や改めて基礎を学びたい方向けに、
知識習得に役立つ方法(勉強法)の一つとしてAWS認定トレーニングをご紹介します。

目次[非表示]

  1. はじめに
  2. AWS Cloud Practitioner Essentialsとは
    1. モジュール 1:アマゾンウェブサービスの紹介
    2. モジュール 2:クラウドでのコンピューティング
    3. モジュール 3:グローバルインフラストラクチャと信頼性
    4. モジュール 4:ネットワーク
    5. モジュール 5:ストレージとデータベース
    6. モジュール 6:セキュリティ
    7. モジュール 7:モニタリングと分析
    8. モジュール 8:料金とサポート
    9. モジュール 9:移行とイノベーション
    10. モジュール 10:AWS 認定 クラウドプラクティショナーの基本
  3. 最後に
  4. トレノケートのAWS研修(AWS認定トレーニング)

はじめに

Web アプリケーションの実行プラットフォームとして多くのケースで利用されることの多かったクラウドですが、いまでは企業の中の業務システムや勘定系システム、果ては行政組織におけるシステムの実行基盤としても活用されており、日常生活の中でクラウドを使っていないケースのほうが少なくなってきています。

このように様々な場面で利用されているクラウドですが、すべての課題を解決できるようなオールラウンダーではありません。正しく理解して活用する事が必要です。

また、クラウドの知識はエンジニアだけに必要というわけではありません。
クラウドを利用したビジネスを考えるうえではその特性やコスト感、クラウドを活用できるような組織の文化や考え方について経営層やマネージャー層の方々に、お客様の課題解決という観点からは営業職やプリセールスエンジニアなどにも必要な知識となっています。

AWS Cloud Practitioner Essentialsとは

クラウドや AWS初心者・初学者の方にお薦めのトレーニングが AWS Cloud Practitioner Essentials(クラウド プラクティショナー エッセンシャルズ)です。

座学のみで演習がない1日のトレーニングなので、エンジニアのみならずビジネス層の方々にも安心して受講いただけます。

AWS クラウドの概念から用語の基礎知識、コンピューティング・ネットワーク・データベース・セキュリティといった各レイヤーごとの AWS サービスまで、全体的かつ網羅的に学ぶことができます。

また、AWSの認定資格でもあるAWS Certified Cloud Practitioner 試験の準備としても役立つトレーニングです。

 

ちなみに、本記事の中で記載のモジュールとは、章のことです。AWS認定トレーニングでは、1章2章とは呼ばず、モジュール1、モジュール2・・・と呼ばれます。

モジュール 1:アマゾンウェブサービスの紹介

このモジュールでは、AWS を含めたクラウド全般的な話から始まり、クラウドの種類や概念、その利点について触れています。

また、クラウドの利点について6つの項目を挙げています。もちろんこれ以外にもクラウドの利点というものは存在していますが、代表的かつクラウドを利用するうえで重視すべき利点ということで厳選しています。

モジュール 2:クラウドでのコンピューティング

このモジュールでは、Amazon EC2 をはじめとした AWS で利用できるコンピューティングサービスについて触れています。

コンピューティングとは、アプリケーションを実行する環境のことで一般的なサーバーに相当します。

ここでは、主に仮想マシンのサービスである Amazon EC2 の特徴やサーバーの性能や特徴を表すインスタンスタイプといった Amazon EC2 に関する内容について、講師がデモを交えながらお伝えしていきます。

コストの話や自動的なサーバー台数の拡縮をおこなうオートスケーリングや負荷分散をおこなう Elastic Load Balancing など、関連するサービスについても触れています。

また、コンテナやサーバーレスについても簡単に触れています。

モジュール 3:グローバルインフラストラクチャと信頼性

このモジュールでは、AWS が世界規模で構築している物理的なデータセンター群とネットワークについて触れています。

AWS を利用することにより、高い可用性や信頼性を持つインフラストラクチャを素早く簡単に得られる背景の理解することが AWS を活用するうえでも重要になります。

モジュール 4:ネットワーク

このモジュールでは、AWS 内に構築した環境をセキュアにするという観点から、Amazon VPC ネットワークの概念や構成要素について講師のデモなども含みながら触れています。

また、AWS と企業やデータセンターなどを接続するハイブリッド接続についても触れています。

モジュール 5:ストレージとデータベース

このモジュールでは、データを永続的に保存する仕組みとしてストレージサービスとデータベースサービスについて触れています。

多くのシステムやアプリケーションにおいて、データベースは必須と言っても過言ではないほど利用されています。しかし、データベースやそのサーバー自体の管理運用に多くの時間を割く必要があることもまた事実です。

AWS では、こうした所謂ミドルウェア層のサーバーについてマネージドサービスという形でサービスを提供しています。

また、データベースの種類もリレーショナルデータベースだけではなく要件に応じた選択肢を提供しています。どのようなサービスがあるのかについて学ぶことが出きます。

モジュール 6:セキュリティ

このモジュールでは、クラウド特有の責任共有モデルという概念や、AWS クラウドのセキュリティを利用者はどのように守ることができるのかということや、AWS 側が行っているセキュリティ対策について触れています。

セキュリティは、いつの時代でも重要な事柄ですが、いまや企業にとっての最重要事項といえます。AWS クラウドを AWS と共にどのように守っていくのかを理解することが重要です。

モジュール 7:モニタリングと分析

このモジュールでは、AWS におけるモニタリングサービスについて触れています。

クラウドを利用するということは、物理的なインフラストラクチャを管理運用しないということになりますが、システムのモニタリングは引き続き必要になります。

そのうえで、AWS 上に構築されるインフラストラクチャのモニタリングや AWS サービスについての監視、セキュリティの監視が必要となります。

また、AWS の機械学習の仕組みを使って自分たちの利用状況をモニタリングしてもらい推奨事項を教えてもらうことができるサービスもあります。

モジュール 8:料金とサポート

このモジュールでは、AWS の料金プランとサポートプランについて触れています。

AWS は基本的に使った分だけ支払う従量課金モデルを採用していますが、各サービスによって計測される内容や計算単位が違うという特徴があります。従量課金モデルの利点と考慮点について講師のデモなどを交えて解説します。

モジュール 9:移行とイノベーション

このモジュールでは、AWS への移行を検討する際に必要となる概念とツール類について触れています。

クラウド移行を成功させるためには、クラウドを利用する目的とゴールが必要なります。また、組織として足並みを揃えて各部署が対応させていく必要があります。

モジュール 10:AWS 認定 クラウドプラクティショナーの基本

(オプション)このモジュールでは、AWS Certified Cloud Practitioner 試験の概要や、受験する際の注意事項などについて触れています。

最後に

今回は、AWSクラウドの基礎を包括的に学びたい方や、クラウドの知識が必要なビジネス関係者にとって有益なトレーニングとして AWS Cloud Practitioner Essentials についてご紹介しました。

今後も、様々なトレーニングコースについてご紹介していく予定です。

 

本記事でご紹介のAWS Cloud Practitioner Essentialについては、私を含む弊社トレノケートのAWS認定インストラクターが1日講座を実施しています。詳細は下記よりご確認ください。

 

トレノケートのAWS研修(AWS認定トレーニング)

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