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現場を止めずにITエンジニアを育成!ラボありeラーニングの魅力

ITエンジニアの育成は、企業の競争力を支える重要な取り組みです。しかし現場では、「教育はしたいが、外部研修に送り出す時間が取れない」という課題が根強く存在します。業務が逼迫している中で、数日間の集合研修に社員を参加させるのは現実的ではなく、OJTで対応しようにも指導者の負担が大きく、教育の質も属人化しがちです。 

こうした状況において、ラボありeラーニングは、現場を止めずに育成を実現する有力な選択肢として注目されています。 

目次[非表示]

  1. ラボありeラーニングとは? 
    1. クラウド
    2. セキュリティ
    3. ネットワーク
    4. Windows Server
    5. Linux
  2. ラボありeラーニングの特徴
    1. 他の研修形式との違い

ラボありeラーニングとは 

 

ラボありeラーニングは、動画による知識習得と、クラウド環境での演習(ラボ)を組み合わせた学習形式です。受講者は、実際のIT環境を模したラボで手を動かしながら学ぶことで、単なる知識のインプットにとどまらず、実務で使えるスキルの定着が可能になります。 

ラボ環境はクラウド上に構築されており、受講者は自分のPCからブラウザ経由でアクセスするだけ。インストールや環境構築の手間は不要で、すぐに演習を開始できます。これにより、業務の合間に学習を進めることができ、現場を止めずに育成が可能になります。 

 

対応領域と学習内容(すべて入門レベル) 

現在トレノケートが提供しているラボありeラーニングは、以下の5領域に対応しています 

クラウド

トレノケートオリジナルのクラウド環境を使用し、AWS、Azure、Google Cloudの基本サービスを実際に操作。クラウドの仕組みや主要サービスの使い方を体験的に学べます。 

[ASP]さわってわかるクラウド入門 eラーニング版 (ラボあり) 

https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=NFX0107G 

セキュリティ

CompTIAの「CompTIA Labs」を活用し、攻撃手法やその対策を実機演習で体験。セキュリティの基礎を“体感”しながら理解できます。 

[ASP]基礎からはじめるセキュリティ eラーニング版 (ラボあり) 

https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=SCX0226G 

ネットワーク

企業のコンピュータネットワークの全体像、構成要素、通信の仕組みを演習形式で学習。ネットワークの基礎を体系的に理解できます。 

[ASP]コンピュータネットワーク技術 eラーニング版 (ラボあり) 

https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=NWX0173G 

 

Windows Server

Windowsの基本からサーバーの初期構成、ユーザー管理、アクセス制御など、これからWindows Serverを扱う業務に携わる方が知っておくべき知識や操作を学習します

[ASP]Windows Server 入門 eラーニング版 (ラボあり)

https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=MSX0700G

Linux

業務でLinuxを扱う際に必要な運用操作や、基本的なシステム管理作業を演習。コマンド操作や設定変更など、実務に直結するスキルを習得できます。 

[ASP]実務で使えるLinux 入門編 eラーニング版 (ラボあり) 

https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=LUX0075G 

 

ラボありeラーニングの特徴 

ラボありeラーニングの5つの特徴と、他の研修形式との違いを紹介します。 

  1. 実践力が身につく
    動画で学んだ知識を、すぐに演習環境で試すことができるため、理解→実践→定着のサイクルが自然に回ります。「知識としては知っている」だけでなく、「実際にできるようになった」状態を目指せます。

  2.  現場を止めずに育成できる
    オンライン完結型で、時間や場所に縛られずに学習可能。業務の合間に進められるため、現場の生産性を維持しながら実践力を身につけられます
     
  3. OJTの補完・標準化に最適
    属人化しがちなOJTを補完し、均質な教育コンテンツを提供できます。特に新入社員やIT部門に新規配属された社員への教育の補助に効果的です。  

  4. 苦手な部分を繰り返し学習できる
    集合研修では難しい「繰り返し学習」が可能。自分のペースで進められるため、理解が浅い部分や自信がない箇所を重点的に復習できます。

  5. コストと時間のバランスが良い
    価格帯は4〜6万円と、集合研修に比べてコストを抑えつつ、実践的な学習が可能。移動や日程調整の手間も不要です。

 

他の研修形式との違い

通常のeラーニングや、オンラインや教室などでの集合研修、ラボありeラーニングのメリットデメリットを紹介します。 
  • 動画型eラーニング:収録済みの映像を閲覧するタイプの研修。知識習得に特化したものが多い。手軽で好きな時間・場所で取り組める一方、自習となるため学習者のモチベーション維持や学習効果を上げるためには工夫や働きかけが必要なこともある。 
  • 集合研修:教室またはオンラインなど、特定の時間に講師と学習者が集合して行う研修。教室やオンラインなど、場所はさまざま。専門的な知識を持つ講師による指導や随時質問ができるほか、研修中は学習だけに集中できるメリットがある。 デメリットとしては、時間・場所の制約がある点と、長時間の研修が多いため業務への影響が発生しやすい点がある。 
  • ラボありeラーニング:動画で知識を学び、演習環境で実際に手を動かすタイプの研修。学んだ内容を実践的なスキルとして身につけやすい形式。講師によるリアルタイム指導はないが、学習者が自身の得意・不得意な分野に合わせて学習ペースを変えられるメリットがある。 

このように、eラーニングの「自分のペースで学習を進められる」利点と、演習を通じて実践を繰り返すことが出来る点がラボありeラーニングの大きな特徴です。  

IT部門に配属される新入社員や若手社員が基礎スキルを短期間で習得するために利用できるため、OJTの代替手段として、現場の負担を減らし、教育の質の均一化を図ることが可能です。 
また、業務の合間にも活用できるため、スキル・知識が必要になった段階で現場を止めることなく学習を行えます。 

 

よくある質問(FAQ) 

Q:ラボ環境はどのように提供されますか? 
A:クラウド上に構築された仮想環境を、ブラウザ経由で利用できます。インストール不要で、すぐに演習を開始できます。 

Q:どのような技術領域に対応していますか? 
A:2025年9月現在、クラウド(AWS、Azure、GCP)、セキュリティ、ネットワーク、Linuxの4領域に対応しています。 
[ASP]さわってわかるクラウド入門 eラーニング版 (ラボあり) https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=NFX0107G 

[ASP]基礎からはじめるセキュリティ eラーニング版 (ラボあり) https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=SCX0226G 

[ASP]コンピュータネットワーク技術 eラーニング版 (ラボあり) https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=NWX0173G 

[ASP]実務で使えるLinux 入門編 eラーニング版 (ラボあり) https://www.trainocate.co.jp/elearning/elearning_details.aspx?code=LUX0075G 

 

 

トレノケートのeラーニングサービスについて、詳しくはこちら 

https://www.trainocate.co.jp/elearning/index.html