トレノケート株式会社の技術教育エンジニアが研究検証結果や知見を発表したり、
外部からゲストスピーカーをお招きして勉強する勉強会です。
価値ある技術ノウハウをお届けしたいと思っています。
トレノケ雲の会について | トレノケート 長山 |
IoTとクラウドでおうちハック | トレノケート 海老原 |
IBMのクラウドを掴んでみよう | Pumpkin Heads Co.,Ltd.境川さん(ゲスト) |
AWS(Rekognition)とPepperの良い関係 | トレノケート 山下 |
Azure AD DSドメインに仮想マシンを参加させる | トレノケート 横山 |
トレノケート株式会社
技術教育エンジニア
第二種電気工事士 第二級アマチュア無線技士
技術教育エンジニアとして2018年よりベンダーフリーなクラウドコースのトレーニングを実施
独立系のSIerにて10年間、アプリケーションエンジニア、サーバエンジニア、インフラエンジニア、仮想化エンジニアとしてシステム開発に従事、その後独立系のMSPにてクラウドサービス企画、エバンジェリスト、マルチクラウド案件のプリセールスとして活動。
発表論文に「システム開発における仮想化技術の活用」がある。日本ソフトウェア産業協会(現東京都情報産業協会)2009年度準優秀賞
Bluemix User Group(BMXUG)
Pumpkin Heads Co.,Ltd.
IBM Champion 2018 cloud
IBM Cloudを始めとしたマルチベンダー環境の設計・構築・運用を行うインフラエンジニア。
運用改善/自動化のため開発からWeb/業務アプリケーション開発に携わる。
トレノケート株式会社
AWS認定インストラクター(AAI Champion)
AWS認定インストラクター(AAI)として2018年よりAWS認定クラスルームトレーニングを実施。
前職では事業会社の情報システム部門に所属し当時の対談やAWS Summit登壇の様子がwebに公開されている。デジタルビジネス時代、「情シス不要論」の真意とは?:「不要な情シス」と「頼られる情シス」 - @IT、ログミー 山下 光洋。
その前はBlueLeaf Co.,Ltd.にて各企業向け業務ソフトウェアの開発に従事し、Lotus Technical Award 2009 for Best Architectとして表彰されている。
各コミュニティの勉強会で登壇、参加をしており、ヤマムギ, JAWS-UG, kintone Café, JP_Stripesではコミュニテイ運営に関わっている。
個人ブログは主催している勉強会と同じ名前のヤマムギ。
トレノケート株式会社
マイクロソフト認定トレーナー(MCT)
マイクロソフトMVP(Most Valuable Professional)
マイクロソフト認定トレーナー(MCT)として1994年からWindows NT教育コースを実施。2014年からはMicrosoft Azureを担当するほか、2015年からSoftLayer(現IBM Cloud)研修も担当。
著書に『ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築』(日経BP)などがある。
各種勉強会の講師やWeb記事が評価され、2003年から15年間連続でマイクロソフトMVP(Most Valuable Professional)として表彰されている。
個人ブログはヨコヤマ企画。
好きなクラウドサービスは仮想マシンテンプレート、好きなシンガーソングライターは宮崎奈穂子、好きなアイドルは「まなみのりさ」。
長山よりトレノケ雲の会についての説明として、トレノケートが何をしている会社で何を目的にこの勉強会を開催しているかについてお話しました。
目的は「参加される方に価値ある技術ノウハウを提供」したいということです。
もちろん発表したいという方も大歓迎です。次回以降で募集もさせていただこうと思いますのでお気軽にご応募ください🎶
(山下が撮影した写真がボケています。すいません。。。。)
続いて海老原よりIoTとクラウドでおうちハック。
自宅のエアコンをAmazon Echo(Alexa)から操作するという解説とデモ。
Amazon Linux on EC2のシェルコマンドをLambdaから実行するために、AWS Systems ManagerのSDKを使用したとのこと。
ローコードな実装方法、安価なパーツを採用しているので試してみる敷居は低そうですね。
続いてBluemix User Group(BMXUG)から境川さん。
IBM Cloudには170を超えるサービスがあり、コンテナサービスはDocker, Kubernetesが使えるとのこと。
DevOpsツール(CI/CD)はリポジトリはGitLabベース。GitLabいいですよね。もはやただのGitサーバではない機能追加、進化してますね。
そして、ノーコード、ローコードと言えばNode-REDですね。やはりIoT分野で使われるケースが多いのですね。
サーバーレスプラットフォームはOpenWhiskをFunctionsとして提供。
TJBotでNode-RED + Raspberry Pi + Watsonで人工知能手作りダンボールロボットを簡単に作ることが出来るらしいです。これは作ってみたいですね。
そんなIBM Cloudについて様々紹介していただいた境川さんは、コミュニティイベントやユーザーグループでの登壇や書籍も執筆されているので、スライドの情報を要チェックですね。
続いては私、AWS認定インストラクターの山下からPepperとAWSのディープラーニングベースの視覚分析サービスのAmazon Rekognitionを連携した人の顔分析した結果をPepperが話すデモと解説をしました。
Pepperのすごいところは様々なセンサーが27種類もあって、アクションも多彩に持っているところですね。
今回はPepperに声をかけると、近くにいる人の顔を腕を動かしながら追いかけてきて写真を撮影してAmazon Rekognitionで解析した結果を発声してくれるという機能を作ってみました。
PepperはChoregrapheというGUIのSDKで開発できるので、Boxと言われるアクションやセンサーを組み合わせた要素をつなげていくだけで楽ちんです。
Box自体はPepperのSDKを内部的にPythonで実行していて、そのPythonは書き換えられるので標準のBoxの動きを変えたいときも容易です。
そしてPython Scriptを書くためだけのBoxもあるので今回はそこからAWS側にデプロイしたAPIを呼び出してレスポンスを解析して発声しました。
AWS側はAPI Gateway + Lambda + S3 + Rekognitionで作成しています。
Pepperからアップロードされた画像写真はS3に格納されてRekognitionによって顔分析されます。
Rekognitionの顔分析で書いているコードはたったの1行です。ものすごく簡単でした。
RekogntiionはマネジメントコンソールのGUIでサンプルデモも出来ますのでぜひお試しいただければと思います。
ラストバッターはマイクロソフト認定トレーナー横山からAzure AD DSドメインに仮想マシンを参加させる方法とその周辺の話です。
トレノケ雲の会冒頭で社名を覚えていただくヒントとしても出てきた、山下も社外の勉強会登壇時に多用している「トレイの毛糸」の写真は横山撮影の写真なのです。
Azure AD DSはAzure Active Directory Domain Servicesの略で、Azureのユーザーとコンピューターを管理することが出来ます。
Azure ADDSはマネージドサービスなのでADDS自体の保守はほとんど不要。
ADDS単体では出来ないことも多いため、制限を理解して使って欲しいとのこと。
今回はAzure ADのユーザーを複製する利用例を紹介していました。
スライドには当日話さなかったAzure ADDSの構築方法の付録も付いているので、構築を試して見られる方はぜひお試しいただければと思います。
(参加者さんが公開されていた写真を許可をいただいて使用しております)
勉強会後は20Fの休憩スペースで懇親会を行いました。
なぜ懇親会でピザなのかというと、ピザの円を囲みながらちょうどいい人数でお話が出来るからなのですね。おそらく。
22時頃まで参加者の方々と様々なお話をさせていただきました。
ただいま企画中です!
DoorKeeper、connpassのいずれかでメンバー登録をいただくと、次回開催案内が届きますのでぜひご登録をお願いいたします!
https://tccloud.doorkeeper.jp/
https://kumonokai.connpass.com/