catch-img

【PMP®試験問題 第6版対応】問題69: スケジュール遅延

【PMP®試験問題 第6版対応 】では、[ASP]PMP®試験対策問題集 PMBOK(R)Guide第6版対応 (スマホ対応版)から毎回1問をご紹介します。


問題

あなたは、ITシステム開発プロジェクトのプロジェクト・マネジャーです。来年1月に施行される法律に対応する開発プロジェクトを顧客から受注しました。期間は1年です。その法律が求める要求事項を忠実に定義してプロジェクトを実行しています。

その法律には猶予期間が6ヶ月と定められており、来年7月まで猶予があるのですが、1月初めに対応することで顧客と合意しています。一方、顧客は現在経営状態が思わしくなく最小限のコストで予算化されています。

6ヶ月経過した現在、新技術に関わる知識不足が原因で1ヶ月のスケジュール遅延が発生してしまっています。さて、プロジェクト・マネジャーであるあなたはどのような対策を講じますか。最適なものを1つ選びなさい。


A. スコープを減少させて、スケジュール、コストを守るように交渉する

B. 品質基準を低下させ、スケジュール、コストを当初計画を守るように交渉する

C. 資源を追加投入してスケジュールを守るよう交渉する

D. 最小限のコスト追加で済むようにし、スケジュールを遅らせる交渉を行う



正解を見る





正解

D. 最小限のコスト追加で済むようにし、スケジュールを遅らせる交渉を行う


解説

プロジェクトマネジメントには、制約条件のバランスを取る活動が含まれます。制約条件とは、スコープ、品質、スケジュール、予算などのプロジェクトを制約する条件のことです。設問のケースでは、スケジュールは延長の余地があります。スコープは法律の要求を忠実に反映していることから縮小に余地はなさそうです。コストは顧客予算の追加は厳しいと思われ、また、自社でのコスト追加は採算の悪化につながります。品質については言及がありませんが、一般的に品質基準の低下は望ましくないでしょう。以上から、スケジュールを遅らせる案が最適と考えられます。

<PMBOK®Guide第6版 1.2.2参照>


おすすめ研修コース

【現場体験型】プロジェクト・マネジャーの実行力 ~困難な局面を乗り越える力~(PMC0139G)」は、次のような方を受講していただく対象の方と考えて開発しました。この問題の場面に直面した際に必要な力ではないでしょうか。

  • プロジェクトマネジメントの基礎知識は持っているが、実践力に欠けていると感じている方
  • 困難なプロジェクトに直面して、どう進めればいいか悩んでいる方
  • お客様、社内他部門・上司、協力会社、チームなどを動かす力を身につけたい方
中村 正明(なかむら まさあき)

中村 正明(なかむら まさあき)

トレノケート株式会社 / ラーニングサービス本部

   

PMP®試験問題 第6版対応

PMの心得

人気記事

Banner image by Freepik
 

人材育成専門企業トレノケート【公式ブログ】
© Trainocate Japan, Ltd. All Right Reserved. 2008-2018