トレノケートは日本唯一のシスコ認定プラチナラーニングパートナーとしてカスタマイズトレーニングを作成・提供するなど、豊富なシスコ認定トレーニングを提供しています。
その幅広さから、研修を検討している人事育成担当の方や技術者・事業担当者の方のなかには、「今どんな研修が選ばれているか」を気にされている方も多いのではないでしょうか?
通信・金融・自動車・自治体・メーカーetc.さまざまな業界の企業様、技術者の方々にもっとも多く受講されたトレーニングはなんだったのか、2025年9月の受講者数をもとにご紹介いたします。
受講動向から今注目されているスキルも、見えてくるかもしれません。
目次 [非表示]
| 順位 | 研修名 | 対象者 |
|---|---|---|
| 1 | CCNP Enterprise BOOT CAMP ~ENCOR編~ | エンタープライズ ネットワーク エンジニア 等 |
| 2 | CCNA BOOT CAMP | Ciscoルータ、スイッチを扱うネットワークエンジニア 等 |
| 3 | CCNP Enterprise BOOT CAMP ~ENARSI編~ | エンタープライズ ネットワーク エンジニア 等 |
| 4 | Cisco Merakiで学ぶネットワークの基礎 | 新入社員、システム管理者、SEなど |
| 5 | 実用構成で学ぶ!ルータ/スイッチ基礎 | ネットワーク技術者、サーバ管理者 等 |
| 6 | Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies (ENCOR) v1 | エンタープライズ ネットワーク エンジニア 等 |
| 7 | ルータ/スイッチ構築実践 1 | ネットワーク構築担当者 |
| 8 | Implementing Cisco SD-WAN Solutions (ENSDWI) v3 | SD-WAN担当者 等 |
| 9 | Implementing and Operating Cisco Security Core Technologies (SCOR) v2 | ネットワーク管理者 等 |
| 10 | Implementing and Administering Cisco Solutions (CCNA) v2 | Ciscoルータ、スイッチを扱うネットワークエンジニア 等 |
2025年9月の受講ランキングでは、CCNA、CCNPなどのシスコ技術者認定に関わる人気トレーニングに加えて、「Implementing Cisco SD-WAN Solutions (ENSDWI) v3」が上位にランクインしたことが特徴的です。 本コースは、Cisco SD-WANのアーキテクチャ設計から展開・ポリシー設定・運用・トラブルシューティングまでを実践的に学ぶ内容で、 クラウド環境や複数拠点間通信の最適化を担うエンジニア層に人気を集めています。
ここ数年、企業のクラウドシフトやハイブリッドネットワーク化、SASEのニーズ向上をうけ、 WAN環境の最適化とセキュリティ強化を両立する手段として「SD-WAN」への関心が急速に高まっています。 本コースで実践的な学習に入る前に、「SD-WANとはどういうものなのかを知りたい」「SD-WANの基本的な知識について修得したい」という方は、SD-WANのエントリーレベルのコースにあたる「Cisco SDWAN Fundamentals (SDWFND) v2」受講をご検討ください。こちらのコースをご受講いただき、SD-WANに関する基礎知識を習得した後、「Implementing Cisco SD-WAN Solutions (ENSDWI) v3」を受講いただくことで、SD-WANに関するより強固な知識を獲得することが可能となります。
また、本コースはCisco継続教育プログラムに対応しており、 既に資格を持つエンジニアがスキルアップや認定更新の一環として受講するケースも増えています。 実機演習を通して体系的に学べる点が、受講者から高い評価を得ている理由のひとつです。
近年のサイバー攻撃は、単なる不正アクセスや情報漏えいにとどまらず、業務システム全体の停止や社会インフラへの影響など、経営リスクに直結するケースが増えています。そのため、シスコ認定エンジニアの間でも「ネットワーク運用」だけでなく「セキュリティ設計・運用」までをカバーできるスキルを求める動きが加速しています。
この傾向を象徴しているのが、「Implementing and Operating Cisco Security Core Technologies(SCOR)v2」 の人気上昇です。
SCORは、Cisco Certified Network Professional(CCNP)SecurityやCisco Certified Specialistなどの中核を担うコースで、Ciscoセキュリティ製品群(Firepower、ISE、Secure Endpointなど)の実装・運用・トラブルシューティングを包括的に学ぶことができます。
多くの企業がクラウド化・ゼロトラスト導入を進める中で、
・「オンプレとクラウドを横断して安全に接続する」
・「SD-WANなどのネットワーク基盤にセキュリティを統合する」
・「インシデント発生時の検知・分析を自動化する」
といったテーマへのニーズが高まっており、SCORコースの内容と時流が一致している点が人気の背景にあります。
トレノケートでは、シスコ認定プラチナラーニングパートナーとして、最新のネットワーク技術・セキュリティ対策を学べる多彩な研修を提供しています。
今後も、受講傾向から見える「スキルの今」をご紹介していきます。