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【PMP®試験問題に挑戦!】問題101:会話がない

【PMP®試験問題に挑戦!】はPMBOK®Guide第5版、2013年1月1日に出版された試験内容に対応しています。

【PMP®試験問題に挑戦!】では、[ASP]PMP(R)試験対策問題集から毎回1問をご紹介します。

 

問題

あなたは、顧客から受注したプロジェクトのプロジェクト・マネジャーです。
以下のような状況を想定してください。

顧客のオフィスの1室をプロジェクト専用の部屋としており、顧客のプロジェクト担当者とあなたのプロジェクトのメンバーがその部屋で毎日働いている。

 プロジェクトは非常に忙しい状況で、顧客もあなたのプロジェクトのメンバーもそれぞれの仕事に没頭し、顧客の担当者とあなたのところのメンバーとの間の会話はほとんどない。

お互いの仕事がどのような状況にあるかも認識できていない。

このようなとき、プロジェクト・マネジャーとしてのあなたの取るべき行動として、正しいものを1つ選びなさい。

A. 飲み会を実施し、お互いを知る機会とする
B. その部屋で仕事をする全員が参加する朝会を開催し、各メンバーの仕事の状況などを簡潔に報告する場を設ける
C. 全メンバーがそれぞれの仕事に没頭しているので、かえって邪魔になるような行動は起こさない。静かに見守る
D. お互いの仕事の状況が分からないのままでは困る。役割を交代するなどしてどんな仕事なのかを実体験する仕組みを作る

 

 

 

 

 

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正解

B. その部屋で仕事をする全員が参加する朝会を開催し、各メンバーの仕事の状況などを簡潔に報告する場を設ける

 

解説

このまま放置するのは好ましくありません。 朝会を開催して少しずつお互いのことを知るようにし、雑談の話題提供を計るのが最適です。 

 

A. 飲み会を実施し、お互いを知る機会とする

飲み会も場合によっては効果的ですが、「お互いの仕事を知らない」という状況を考えると、まず仕事の場での交流を図ることから開始するのが好ましいといえます。

 

C. 全メンバーがそれぞれの仕事に没頭しているので、かえって邪魔になるような行動は起こさない。静かに見守る

ただひたすら自らの仕事に没頭するだけでは、様々な問題発生の温床となります。雑談も含めた交流のない職場での仕事は、仕事自体に向かうモチベーションも下げてしまいます。また、お互いの仕事の内容が分からないのでは、いざ問題が起きた場合の対処が困難になりします。

 

D. お互いの仕事の状況が分からないのままでは困る。役割を交代するなどしてどんな仕事なのかを実体験する仕組みを作る
忙しい状況ですから仕事の交換などは、他の問題を引き起こしかねません。

< PMBOK®Guide第5版 9.4参照>

 

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